かつての天文学は,天体の位置を精密に測定する位置天文学や,
天体の運動を調べる天体力学が中心でした.
これらは今日,古典天文学と呼ばれることもあります.
その後,19世紀末に天体分光学が導入され,
20世紀に入って量子論や相対論も含む物理学に根ざした天体物理学が発展し,
天文学は飛躍的に進歩しました.
古典天文学の時代には,
惑星の運行や恒星の位置をまとめたカタログは既に存在していたものの,
星や天体の物理的な性質を知ることはできませんでした.
ここでは,可視光についで,天文学の一大分野となった電波天文学の歴史を, “世界史”と“日本史”にわけて紹介します. |
世界の電波天文学 | 日本の電波天文学 |
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