雑誌『生物の科学 遺伝』B5判/112頁/ 2002年12月25日発売
高校「生物」における問題点 (1)メンデルの“遺伝の法則”の扱い方 1. 研究者の立場から(布山喜章) 2. 高校教育の立場から(前島 緑) (2)組換えDNA実験の導入をめぐって 1. 研究者の立場から(正木春彦) 2. 高校教育の立場から(吉本和夫) (3)一般教養としての“ヒトの遺伝” 1. 研究者の立場から(池内達郎) 2. 高校教育の立場から(降幡高志) 医師および医療関係者への遺伝教育(武部 啓) 日本の教科書とアメリカの教科書の“遺伝”の内容の違い(池田博明)
S.ブレナー,R.ホルビッツ,J.サルストンの3博士に(香川弘昭) 第18回国際生物学賞は 根井正利ペンシルベニア州立大学教授が受賞(舘野義男) 2002年度コスモス国際賞は チャールズ・ダーウィン研究所が受賞(伊藤秀三) 最古の人類か類人猿の祖先か?:サヘラントロプスをめぐる論争(馬場悠男) 最古の生命体化石をめぐる最近の議論(大路樹生) 記憶の消失と遺伝子の関係(中込弥男) タマネギの催涙性をもたらす真犯人(中込弥男)
−軍鶏の遺伝的成立に至る人の文化的な介在における一考察 (小見山智義・池尾一穂・五條堀 孝) サケ科魚類の回遊行動における性ホルモンの役割(棟方有宗・会田勝美)
狂牛病フリーに潤う英国水牛牧場進展のニュースに想う(柏原孝夫)
各時期の染色体分裂像(秋田正人)
ウチの目玉収蔵品 紹介(10)/ 国立科学博物館「婚姻色のトキの剥製標本」 「ニホンオオカミ −絶滅手段の姿を伝えて−」 生き物の不思議(7)/ トイレ化石の不思議な模様(小竹信宏) 研究室・研究所めぐり(43)/ 財団法人 進化生物学研究所(吉田 彰) かたちと遺伝子(7)/ 個体発生と系統発生 −ゲノムと発生と進化の悩ましい問題 その4(長谷部光泰) 実験・観察のページ(295)/ アジの解剖マニュアルと解剖図譜の製作(渡辺採朗) 生物ライブラリー/ 『都市動物の生態をさぐる』 『絵でわかる 脳のはたらき』 『ヒトES細胞 なぜ万能か』 『道端植物園』 『生態系とシミュレーション』 |
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