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大学・短大・高専・専門学校用
【裳華房】 物理学 教科書一覧 

熱力学

(2024/10/1更新)

半期講義向き

物理学講義 熱力学 (松下 貢 著)  
 A5判/192頁/定価2640円(本体2400円+税10%)/ISBN978-4-7853-2232-8

 丁寧でわかりやすい解説で定評のある松下先生執筆の教科書。コンパクトなボリュームでありながらも、熱力学の本質が非常にわかりやすく解説されています。学習者の理解を高めるために、各章の冒頭には学習目標を提示し、章末には学習した内容をきちんと理解できたかどうかを確認するためのポイントチェックのコーナーが用意され、また問題解答には、間違ったり解けなかった場合に対するフィードバックを示すなど、随所に工夫が施されています。

裳華房テキストシリーズ‐物理学 熱力学 (小野嘉之 著)  
 A5判/140頁/定価1980円(本体1800円+税10%)/ISBN978-4-7853-2082-9

 基礎的な事柄についてできるだけ平易な説明を与え、熱力学に現れるいろいろな物理量の概念的な理解と熱力学の基本法則の使い方を修得できることを目指して書かれています。ボリュームも手頃で半期の講義にはふさわしいものとなっていますが、レベル的には下記の関連書籍よりもやや程度が高くなっています。

物理学のすすめ 熱力学とは何か (和田正信 著)  
 A5判/132頁/定価2200円(本体2000円+税10%)/ISBN978-4-7853-0612-0(オンデマンド版)

 大学理工系の1,2年における物理学講義を想定した教科書シリーズの熱力学編です。
 物理認識の基礎である熱力学が1セメスター用にコンパクトにまとめられています。


通年講義向き

物理学レクチャーコース 熱力学 (岸根順一郎 著)  
 A5判/338頁/定価3740円(本体3400円+税10%)/ISBN978-4-7853-2412-4  2023年11月刊行

 物理学では、自然現象を「保存の法則」と「変化の法則」という2段構えで捉えるのが基本である。本書では、熱力学における保存の法則が「エネルギー保存則」(熱力学第1法則)であり、「変化の法則」に対応するのが「エントロピーの法則」(熱力学第2法則)であるという立場を明確にし、特に熱力学がマクロな力学を土台とする理論体系である点を強調した。
 また、熱力学の最大の難所ともいわれる「エントロピー」については、エリオット・リーブとヤコブ・イングヴァソンによって1999年に提唱された考え方をわかりやすく噛み砕いて解説した。これは、「ある平衡状態から別の平衡状態への断熱遷移が可能か否か」という観点で2つの平衡状態を比較し、この比較に用いる数値が「エントロピー」であるという考え方である。この考え方を通してエントロピーの意味が明確になり、あいまいになりがちな熱力学の理解が明瞭になる。

熱力学 (三宅 哲 著)  
 A5判/224頁/定価2750円(本体2500円+税10%)/ISBN978-4-7853-2035-5

 熱力学をはじめて学ぶ理工系学生を念頭におき、基礎的概念の説明を重視した教科書でする。熱力学では抽象的な概念を扱うため、学生が少しでも迷いそうなところは疑問を残さぬようくわしく説明して書かれた懇切丁寧な書です。より一層の理解のために、姉妹書の『基礎演習シリーズ 熱力学』との併用をお薦めします。

基礎物理学選書7 熱力学(改訂版) (押田勇雄・藤城敏幸 共著)  
 A5判/196頁/定価3080円(本体2800円+税10%)/ISBN978-4-7853-2136-9

 熱力学の歴史的歩みを追いながら、 他方で分子運動論を主体とする微視的な考察をし、読者に最もよく、かつ早く熱力学の本質を理解させることに努められ、統計力学や統計熱力学の入門書として定評ある書を、この度、時代に合わせて読みやすく改訂しました。



         

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