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化学のちから −生命・環境・エネルギーの理解のために−
Power of Chemistry −For Those Who Begin to Learn Chemistry−
東京工芸大学教授 工博 岡野光俊 著
B5判/144頁/2色刷/定価2310円(本体2100円+税10%)/2018年3月発行
ISBN 978-4-7853-3514-4
C3043
化学に初めて接する人に向けて書かれた入門教科書。化学に興味はあるもののどこから学び始めればよいか分からない方や、環境を守るために何か貢献したいと考えている方、化学とは縁遠かったけれど機会があれば学び直したいと思っている方も、本書を通して化学の楽しさ・おもしろさに触れ、身の回りのあらゆる場面で活躍する“化学のちから”を実感してほしい。
全章末におかれた「発展学習」に取り組むことでさらに理解を深めることができ、「反転授業」の教材としても最適。また巻末には「ワンポイント・レッスン」を収め、“しっかりと慣れて力をつける”ことを目的とした項目を整理した。
サポート情報
◎ まえがき (pdfファイル) ◎ 索引 (pdfファイル)
第1部 化学の基礎知識
第1編 物質の基本構造
1.物質を構成する基本粒子
2.物質の分類
3.原子の構造
4.物質のなりたち
第2編 分子が躍動する
5.物質の三態
6.気体のふるまい
7.分子の挙動を決めるもの
8.液体と溶液
第3編 反応が関わる現象
9.反 応
10.酸と塩基
11.化学反応が示す特徴
第2部 身の回りの化学物質
第4編 化学物質が活躍する −有機編−
12.有機物(有機化合物)の世界
13.有機物の活躍
第5編 化学物質が活躍する −無機編−
14.無機物(金属以外)の活躍
15.無機物(金属)の活躍
第3部 エネルギー・生命・環境
第6編 エネルギー
16.さまざまなエネルギーとその変換
17.熱が関わる化学とその利用
18.電気化学とその利用
第7編 生命の化学
19.生命を形作る物質
20.生命において見られる反応
第8編 環境化学
21.環境のなりたち
22.環境問題と化学の役割
まえがき(pdfファイル)
第1部 化学の基礎知識
第1編 物質の基本構造
1.物質を構成する基本粒子
1.1 原 子
1.2 元素の周期表
1.3 各元素の存在量
1.4 植物に必要な元素
1.5 原子などの数え方
1.6 原子の重さ −質量−
発展学習
2.物質の分類
2.1 物質の分類
2.2 有機物のイメージを持とう
2.3 無機物(金属以外)のイメージを持とう
2.4 無機物(金属)のイメージを持とう
2.5 物の特徴を生かした利用
2.6 純物質と混合物・単体と化合物
発展学習
3.原子の構造
3.1 原子の基本的なりたち
3.2 原子のイメージを持とう
3.3 電子の居場所は一つではない −K殻、L殻、M殻…−
3.4 満員状態が安定
3.5 イオンの形成
3.6 陽イオンになる「なりやすさ」
発展学習
4.物質のなりたち
4.1 無機物のなりたち
4.2 有機物のなりたち
4.3 分子か分子でないか
4.4 物質を元素記号で表すことに慣れよう
4.5 分子量と式量
発展学習
第2編 分子が躍動する
5.物質の三態
5.1 固体・液体・気体のイメージ
5.2 三態間の変化
5.3 さまざまな物質の融点と沸点
5.4 気液平衡
5.5 蒸発による分離、凝固による分離
発展学習
6.気体のふるまい
6.1 気体の体積は温度と圧力で変化する
6.2 温度や圧力でどのように変化するのか?
6.3 気体の状態方程式
6.4 気体の体積は、物質量が同じなら、違う物質でも同じ!
6.5 全圧と分圧
6.6 空気の組成と平均分子量
発展学習
7.分子の挙動を決めるもの
7.1 分子と分子の間には力が働いている
7.2 分子間力の種類
7.3 分子間力と沸点の関係の基本
7.4 分子の水素結合を表現してみよう
7.5 双極子間相互作用をする分子
発展学習
8.液体と溶液
8.1 液体が示す性質 −液体の盛り上がり:表面張力−
8.2 ぬ れ
8.3 毛細管現象
8.4 液体が示す性質 −他の液体との混合−
8.5 溶 液
8.6 溶けた物質のイメージ −溶媒和−
8.7 電解質と非電解質
発展学習
第3編 反応が関わる現象
9.反 応
9.1 別の物質に変わる
9.2 反応式
9.3 燃焼反応
9.4 酸素と結びつく反応
9.5 酸化反応と還元反応
発展学習
10.酸と塩基
10.1 酸と塩基の発見
10.2 酸 −アレニウスの定義−
10.3 代表的な酸 −塩酸−
10.4 代表的な酸 −硫酸−
10.5 塩 基
10.6 中 和
10.7 酸性と塩基性
10.8 pH
発展学習
11.化学反応が示す特徴
11.1 反応と共に起こる三態間の変化 −気体・液体・固体の生成−
11.2 反応と共に起こる三態間の変化 −溶解−
11.3 発熱反応と吸熱反応 −熱の出入り−
11.4 反応の速さと温度の影響
11.5 反応の平衡
11.6 私たちにとって重要な反応
発展学習
第2部 身の回りの化学物質
第4編 化学物質が活躍する −有機編−
12.有機物(有機化合物)の世界
12.1 有機化合物の基本構成
12.2 有機化合物における結合パターンの基本
12.3 酸素を含む結合パターン
12.4 窒素を含む結合パターン
12.5 高分子とは
12.6 主鎖と側鎖
12.7 分子内相互作用と分子間相互作用
発展学習
13.有機物の活躍
13.1 低分子の働き
13.2 軽量性を生かして使われているプラスチック
13.3 柔軟性や延びる特性を生かして使われているもの
13.4 絶縁性を生かして使われているもの
13.5 透明性を生かして使われているもの
13.6 有機化合物の欠点とその回避
発展学習
第5編 化学物質が活躍する −無機編−
14.無機物(金属以外)の活躍
14.1 イオンの働きなどとしてとらえる
14.2 耐熱性を生かして使われているセラミックス
14.3 耐候性を生かして使われているもの
14.4 透明性を生かして使われているもの
14.5 美しさを生かして使われているもの
14.6 絶縁性や半導体特性を生かして使われているもの
14.7 セラミックスの欠点を長所に変える利用
14.8 セラミックスの製造
発展学習
15.無機物(金属)の活躍
15.1 金属を分類しよう
15.2 金属の製造
15.3 電気伝導性や熱伝導性を生かして使われている金属
15.4 硬さや重さを生かして使われている金属
15.5 美しさ(金属光沢)を生かして使われている金属
15.6 金属の欠点とその克服
15.7 金属の成形
15.8 合 金
発展学習
第3部 エネルギー・生命・環境
第6編 エネルギー
16.さまざまなエネルギーとその変換
16.1 エネルギーは6種類
16.2 エネルギーの利用
16.3 エネルギーは姿を変える −エネルギー変換−
16.4 各エネルギーの特徴
16.5 変換効率
16.6 植物による太陽光エネルギーの化学エネルギーへの変換
発展学習
17.熱が関わる化学とその利用
17.1 熱の使い道
17.2 熱を発生する化学反応 −燃焼−
17.3 熱を用いる発電
17.4 熱の元となる物質:典型的燃料 −石炭・石油・天然ガス−
17.5 熱の元となる物質:核燃料 −ウラン−
発展学習
18.電気化学とその利用
18.1 金属の溶解・析出を利用する電池
18.2 充電可能な電池
18.3 キャパシタ −化学反応を伴わない蓄電デバイス−
18.4 燃料電池
18.5 太陽電池
発展学習
第7編 生命の化学
19.生命を形作る物質
19.1 糖(糖質)
19.2 アミノ酸
19.3 タンパク質
19.4 脂 肪
19.5 DNA −情報を記録する物質−
19.6 その他の構造としての骨など
発展学習
20.生命において見られる反応
20.1 酵 素
20.2 食べ物の分解と吸収
20.3 エネルギーを運ぶ化合物 −ATP−
20.4 エネルギーを運ぶ化合物 −NADH−
20.5 からだに必要な物質を作る反応
20.6 光合成
発展学習
第8編 環境化学
21.環境のなりたち
21.1 大気の組成 −気体としての理解−
21.2 大気の組成変化 −二酸化炭素−
21.3 成層圏にあるオゾン層
21.4 大気(気体)の中にある液体や固体
21.5 水圏:川・湖・海 −液体としての理解−
21.6 川や海の水など(液体)の中にある気体や固体
21.7 陸圏 −固体としての理解−
21.8 大地(見かけ上固体)の中の気体や液体
発展学習
22.環境問題と化学の役割
22.1 生命に対する有害(無害)性の理解
22.2 大気(空気)関係の話題
22.3 水質関係の話題
22.4 土壌関係の話題
22.5 調べる・保護する・修復する
発展学習
発展学習の重要ポイント解説
ワンポイント・レッスン(1〜10)
ワンポイント・レッスン解答
化学関係基本英単語
索引 (pdfファイル)
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岡野 光俊
おかの みつとし
1987年 東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。学習院大学助手、東京工芸大学講師・准教授を経て現職。環境計量士.専門はエネルギー化学、化学の初心者教育(持論「勉強は、最初が一番むずかしい」)。主な著書に『Hyper基礎有機化学』(丸善出版)などがある。
(情報は初版刊行時のものから一部修正しています)
環境・くらし・いのちの ための 化学のこころ
あなたと化学
化学はこんなに役に立つ
暮らしの化学
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