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丸善 Knowledge Worker紀伊國屋書店TSUTAYA


分子遺伝学入門
−微生物を中心にして−
An Introduction to Molecular Genetics

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東京大学名誉教授 理博 東江昭夫 著
A5判/276頁/定価2808円(本体2600円+税8%)/2007年8月 
ISBN978-4-7853-5212-7

 今後ますます盛んになる逆遺伝学は,試験管内で操作したDNAを細胞に戻して表現型の変化を見るが,これを精密にできる実験系は微生物の実験系である.本書は微生物を用いた単純明解な遺伝学の基本を学び,さらに複雑な生物現象を将来扱えるようにするための入門書である.

 日本図書館協会選定図書
『分子遺伝学入門』 内容見本

【目 次】  →『分子遺伝学入門』 目次

『分子遺伝学入門』 カバー
はじめに (pdfファイル)

1.遺伝学を学ぶための基礎知識
 1・1 細胞
 1・2 染色体
 1・3 一倍体と二倍体
 1・4 細胞分裂
  1・4・1 原核細胞の細胞分裂
  1・4・2 真核細胞の細胞分裂
 1・5 遺伝学の実験で用いられる生物
 1・6 ゲノム
  1・6・1 バクテリアのゲノム
  1・6・2 真核生物のゲノム

2.遺伝を担う生体高分子
 2・1 核酸
  2・1・1 核酸の構成成分
  2・1・2 核酸の構造
  2・1・3 DNAの性質を調べる方法
 2・2 蛋白質
  2・2・1 蛋白質の構成成分
  2・2・2 蛋白質の構造
  2・2・3 蛋白質の性質を調べる方法
  2・2・4 アミノ酸配列の決定
 2・3 高次構造を保つのに働く弱い結合力
 2・4 非共有結合で維持される高分子の構造
  2・4・1 二本鎖DNA
  2・4・2 蛋白質の構造と変性

3.遺伝の法則
 3・1 メンデルの実験
 3・2 メンデルの法則
  3・2・1 優劣の法則
  3・2・2 分離の法則
  3・2・3 独立の法則
 3・3 染色体説
  3・3・1 新しい実験材料 −キイロショウジョウバエ−
  3・3・2 染色体の構成と遺伝的性質
  3・3・3 染色体地図の作製
  3・3・4 連鎖群と染色体

4.遺伝子の化学的本体
 4・1 肺炎双球菌の形質転換
 4・2 形質転換物質の同定
  4・2・1 形質転換物質がDNAであることの証明
  4・2・2 ウイルスの遺伝子は核酸である
 4・3 DNAの構造
  4・3・1 二重らせん
  4・3・2 半保存的複製の証明
  4・3・3 DNAの結晶構造

5.微生物遺伝学 −バクテリアとファージの遺伝学−
 5・1 微生物を用いた遺伝学実験法
  5・1・1 培地
  5・1・2 液体培地と固形培地
  5・1・3 レプリカ法
  5・1・4 増殖
 5・2 バクテリオファージの遺伝学
  5・2・1 バクテリオファージ(ファージ)のプラークの観察
  5・2・2 ファージの種類
  5・2・3 ファージの増殖
  5・2・4 ファージの遺伝的地図
  5・2・5 シス−トランス テスト(相補性検定)
  5・2・6 条件致死変異
 5・3 バクテリアの遺伝実験
  5・3・1 突然変異体の分離
  5・3・2 バクテリアの交雑

6.微生物遺伝学 −カビ,酵母−
 6・1 突然変異体の分離
 6・2 アカパンカビ(Neurospora crassa)の生活環と交雑実験
 6・3 パン酵母(Saccharomyces cerevisiae)の生活環と交雑実験
 6・4 四分子解析
  6・4・1 四分子型
  6・4・2 減数第一分裂分離と減数第二分裂分離
  6・4・3 同一染色体上の2遺伝子間の距離(x cM:センチモルガン)
  6・4・4 遺伝子変換
  6・4・5 遺伝子間の相互作用を四分子分析で調べる
 6・5 染色体外遺伝因子による遺伝
  6・5・1 ミトコンドリアの遺伝
  6・5・2 プリオン(感染性の蛋白質)の遺伝 −遺伝子として振舞う蛋白質−
 6・6 体細胞の遺伝解析
  6・6・1 準有性生殖
  6・6・2 パン酵母の体細胞組換え

7.DNAの複製
 7・1 複製の単位
  7・1・1 レプリコン
  7・1・2 複製中のDNA
 7・2 DNA合成
  7・2・1 DNA合成反応
  7・2・2 DNAポリメラーゼ
  7・2・3 プライマー
 7・3 DNAの不連続合成 −岡崎フラグメント−
 7・4 DNAの複製に異常を示す変異体
 7・5 複製
  7・5・1 複製の開始
  7・5・2 複製後
  7・5・3 複製の調節

8.DNAの取扱法
 8・1 DNAに作用する種々の酵素
 8・2 DNAの取り扱い方
  8・2・1 電気泳動
  8・2・2 DNAの標識
  8・2・3 PCR(ポリメラーゼ連鎖反応)
  8・2・4 塩基配列の決定法
 8・3 DNA塩基配列の相補性を利用した実験法
  8・3・1 核酸のハイブリダイゼーション(雑種形成) −Cot解析−
  8・3・2 サザン法
  8・3・3 RNAブロット法(ノーザン法)

9.組換えDNA実験
 9・1 組換えDNA実験の要素
  9・1・1 ベクター
  9・1・2 宿主
  9・1・3 宿主細胞へのDNAの導入法
 9・2 大腸菌の宿主・ベクター系
  9・2・1 ベクターへのDNA断片の挿入
  9・2・2 遺伝子ライブラリー
  9・2・3 大腸菌のいろいろなベクター
 9・3 遺伝子クローニング
  9・3・1 遺伝子の塩基配列あるいは遺伝子産物を直接検出する方法
  9・3・2 遺伝子の機能に基づく方法
 9・4 大腸菌以外の生物種の宿主・ベクター系の開発 −パン酵母の宿主・ベクター系−
  9・4・1 酵母の形質転換
  9・4・2 いろいろな酵母ベクター
  9・4・3 プロトプラスト法以外のDNAの導入法
  9・4・4 シャトルベクターを用いた酵母遺伝子のクローニング
 9・5 組換えDNA実験の応用
  9・5・1 異種蛋白質の生産
  9・5・2 育 種
  9・5・3 ゲノムの塩基配列の解明

10.遺伝情報と遺伝暗号
 10・1 突然変異と代謝異常
  10・1・1 アルカプトン尿症
  10・1・2 キイロショウジョウバエの眼の色素合成経路に生じた変異
 10・2 一遺伝子一酵素説
 10・3 遺伝情報
  10・3・1 突然変異によってポリペプチド中のアミノ酸が置換される −鎌状赤血球貧血症−
 10・4 遺伝暗号(コドン)の解読
  10・4・1 フレームシフト変異体からの復帰変異体に関する研究
  10・4・2 トリプレット説
  10・4・3 遺伝暗号の解読
  10・4・4 コドンとtRNAの対応
 10・5 蛋白質合成を停止させる信号
  10・5・1 ポリペプチド合成を停止させるシグナルの存在を示す現象
  10・5・2 停止コドン
 10・6 コドンの読みに影響を与える変異
 10・7 コドンの普遍性からのずれ

11.遺伝情報の発現 −転写と翻訳−
 11・1 RNA合成
  11・1・1 鋳型鎖と非鋳型鎖
  11・1・2 転写単位
  11・1・3 転写後の修飾
  11・1・4 転写産物の検出および定量
 11・2 バクテリアの転写
  11・2・1 バクテリアのRNAポリメラーゼ
  11・2・2 転写の進行過程
 11・3 真核生物の転写
  11・3・1 RNAポリメラーゼI
  11・3・2 RNAポリメラーゼII
  11・3・3 RNAポリメラーゼIII
 11・4 翻訳で働くRNA
  11・4・1 tRNA
  11・4・2 リボソーム
  11・4・3 mRNA
 11・5 ペプチド結合の形成
  11・5・1 開始
  11・5・2 伸長
  11・5・3 終結
  11・5・4 翻訳の阻害剤
 11・6 特殊な遺伝情報の伝達
  11・6・1 RNAからRNAへの情報伝達
  11・6・2 RNAからDNAへ −逆転写−
 11・7 蛋白質からDNAへの情報の流れ

12.バクテリアにおける遺伝子の発現制御
 12・1 誘導と抑制
 12・2 大腸菌によるラクトースの利用 −ラクトース(lac)オペロン−
  12・2・1 ラクトース分解系
  12・2・2 ラクトース分解系の遺伝的制御
  12・2・3 2種の構成性変異 −lacI^-とlacO^c−
  12・2・4 lacオペロンの制御機構
 12・3 グルコース抑制
 12・4 負の制御と正の制御
 12・5 λファージの増殖の制御
  12・5・1 溶原サイクル
  12・5・2 溶菌サイクル
 12・6 アテニュエーション
 12・7 σ因子の交換による制御
  12・7・1 σ因子によるプロモーターの選別
  12・7・2 σカスケード
 12・8 短鎖RNAによる制御
 12・9 DNAの構造変化による制御
  12・9・1 可逆的変化
  12・9・2 不可逆的な変化

13.真核生物の転写制御
 13・1 パン酵母のガラクトース系
  13・1・1 パン酵母のガラクトース代謝系
  13・1・2 GAL系の遺伝子
  13・1・3 制御遺伝子間の相互作用
  13・1・4 制御蛋白質の性質
  13・1・5 GAL系の制御機構
  13・1・6 真核生物の遺伝子のプロモーター
 13・2 転写因子のドメイン構造
 13・3 転写因子の作用機構
 13・4 ヌクレオソーム構造の変化と転写
  13・4・1 Swi/Snf複合体
  13・4・2 ヒストンの修飾
 13・5 発現の同時制御
 13・6 DNAの再編成による発現制御

14.変化する遺伝情報
 14・1 突然変異
  14・1・1 点突然変異
  14・1・2 大規模な突然変異 −染色体突然変異−
 14・2 変異原
  14・2・1 物理的変異原
  14・2・2 化学的変異原
 14・3 修復の仕組み
  14・3・1 直接修復
  14・3・2 除去修復
  14・3・3 誤りがちの修復
  14・3・4 誤塩基対の修復
  14・3・5 組換え修復
 14・4 自然突然変異
 14・5 突然変異は無作為に発生するまれな現象である
 14・6 突然変異の集団内への定着
  14・6・1 中立的変異
  14・6・2 遺伝的浮動
 14・7 組換え機構
  14・7・1 相同組換え
  14・7・2 ホリデイモデル
  14・7・3 部位特異的組換え
  14・7・4 非正統的組換え

15.パン酵母の実験系を用いた逆遺伝学
 15・1 遺伝子(DNA断片)のクローニング
 15・2 遺伝子破壊
 15・3 未解析遺伝子に関する変異体の作製
  15・3・1 試験管内での突然変異の誘発
  15・3・2 変異体の検索 −プラスミドシャッフリング法−
 15・4 関連遺伝子の検索
  15・4・1 多コピーサプレッサー
  15・4・2 合成致死
  15・4・3 酵母の蛋白質間複合体形成能の検出
 15・5 データベースの活用

 図の出典一覧
 参考書
 索引

コラム
 1-1 細胞の発見と細胞説
 1-2 生物学で頻繁に使われる長さの単位と重さの単位
 1-3 偽常染色体領域とは
 1-4 親と同じ染色体構成の子孫が生まれる可能性
 3-1 「雑種植物の研究」の目的
 3-2 減数
 3-3 表現型と遺伝子型
 5-1 寒天と純粋培養
 5-2 T4ファージの1段増殖実験
 5-3 制限と修飾
 5-4 新しい対立遺伝子像
 5-5 遺伝子内相補性
 5-6 選択マーカーと非選択マーカー
 6-1 パン酵母遺伝子の動原体距離を計算する方法
 6-2 細胞質導入法
 7-1 オートラジオグラフィー
 7-2 DNAポリメラーゼIの利用
 8-1 Cot解析からわかるゲノム全体像
 9-1 パン酵母と大腸菌で共通な代謝系の例 −ロイシン合成経路−
 11-1 転写開始点の決定
 11-2 酵素として働くRNA −リボザイム−
 12-1 最終産物抑制と最終産物阻害
 12-2 β-ガラクトシダーゼ活性の検出
 12-3 DNAと蛋白質の結合を調べる実験法 −フットプリント法−
 13-1 パン酵母遺伝子の表記法
 13-2 ツーハイブリッド法による蛋白質間相互作用の検出
 13-3 コアクチベーター,メディエーター複合体
 13-4 ヌクレオソーム構造の解析法
 14-1 化合物の変異原性を迅速にテストする方法
 15-1 FOA(5-フルオロオロチン酸)によるUra3^-株の選択



         

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