Amazon
楽天ブックス
セブンネットショッピング
Knowledge Worker
紀伊國屋書店
ヨドバシ・ドット・コム
TSUTAYA
ローチケHMV
e-hon
Honya Club
丸善,ジュンク堂書店,文教堂
紀伊國屋書店(新宿本店)
三省堂書店
有隣堂
TSUTAYA
くまざわ書店
コーチャンフォー
|
|
固体スペクトロスコピー
Spectroscopy of Solids
筑波大学名誉教授 理博 大成誠之助 著
A5判/212頁/定価3300円(本体3000円+税10%)/1994年9月発行
ISBN 978-4-7853-2805-4 (旧ISBN 4-7853-2805-3)
C3042
(オンデマンド方式による印刷・製本)
分光器機を用いて分析に、また物性研究にと、広範囲の研究者や勉学途上の学生向けの入門的テキストに、そしてある程度ハンドブック的にも用いることができるように、重要で必要なことと思われる基礎的な事柄を選びまとめた。
1.固体の光学定数
2.誘電率の分散理論
3.固体中の光遷移過程
4.固体の光散乱
5.格子振動
6.分光器機の基礎
はしがき
1.固体の光学定数
1.1 媒質中の電磁波
1.2 境界面における光の屈折と反射
1.3 薄膜の多重反射
1.4 薄膜中の光の干渉の応用
2.誘電率の分散理論
2.1 誘電率の古典分散理論
2.2 光学定数の間の関係
2.3 自由担体の吸収と分散
2.4 ポラリトン
2.5 磁場の効果
3.固体中の光遷移過程
3.1 光吸収の量子論
3.2 半導体中のバンド間遷移
3.3 励起子(エキシトン)
3.4 不純物の光吸収
3.5 メゾスコピック系の光学遷移
3.6 超伝導体の光吸収と反射
3.7 光電子分光
3.8 真空紫外線の光学遷移
3.9 半導体からの発光
4.固体の光散乱
4.1 ラマン散乱
4.2 ラマン散乱の実験装置
4.3 ラマン効果の量子論
4.4 半導体の共鳴ラマン散乱
4.5 非晶質体のラマン散乱
4.6 超微粒子のラマン散乱
4.7 加圧下でのラマン散乱
4.8 超伝導体のラマン散乱
4.9 カップルした電子・音子励起のラマン散乱
4.10 超格子のラマン散乱
4.11 表面増強ラマン散乱(SERS)
4.12 ハイパーラマン散乱(HRS)
4.13 CARS
4.14 ブリルアン散乱
5.格子振動
5.1 1次元鎖モデル
5.2 格子振動の一般論とフォノン
5.3 群論を用いた基準振動の解析
5.4 格子力学の計算
6.分光器機の基礎
6.1 プリズムによる光の分散
6.2 回折格子による光の分散
6.3 回折格子を用いた単色計
6.4 凹面回折格子
6.5 凹面回折格子分光器
6.6 単色計のスリット幅とスペクトル分解能
6.7 フーリエ分光法
6.8 ATR分光法
6.9 光音響分光法(PAS)
6.10 拡散反射法
6.11 変調分光法
6.12 時間分解分光法
6.13 光検知器
6.14 光源
問題解答
参考書 および 引用文献
索引
|
|
大成 誠之助
おおなり せいのすけ
1943年 長崎県に生まれる。東京大学教養学部卒業、東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。東京教育大学助手、筑波大学講師・助教授・教授などを歴任。
(情報は初版刊行時のものから一部修正しています)
光物性入門
|