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献本へ 初歩からの 有機化学
Organic Chemistry Starting from an Elementary Step

在庫マーク

元 女子栄養大学教授 博士(理) 中山博明・
女子栄養大学名誉教授 理博 立屋敷 哲 共著

A5判/296頁/定価3740円(本体3400円+税10%)/1993年12月月発行
ISBN 978-4-7853-3045-3 (旧ISBN 4-7853-3045-7)  C3043

 高校で化学を履修する機会のなかった学生を対象に、有機化学の基礎が身につくように執筆された教科書。原子構造や無機化学の知識も必要なところで補えるようにし、随所に演習問題を挿入した。
 構造式の書き方・読み方から始めて、簡単な有機化合物の性質を反応機構(置換、脱離、付加、転移)に基づいて理解させるように意図した。


サポート情報

まえがき (pdfファイル)  

目次 (章タイトル)  → 詳細目次

第1部 初歩
 0.序章
 1.構造式
 2.飽和炭化水素とその命名法
 3.簡単な飽和有機化合物
 4.化学結合
第2部 有機反応
 5.電子式
 6.酸と塩基;「○○試薬」
 7.脱離反応;不飽和化合物
 8.付加反応
 9.求核置換反応
 10.芳香族化合物とその反応;求電子置換反応
第3部 特論・詳論
 11.酸化還元
 12.カルボニル化合物;カルボン酸とその誘導体
 13.転位反応
 14.求核試薬(ルイス塩基)としての炭素
 15.ラジカル反応
 16.光学異性体;立体構造
 17.水素結合
 18.混成軌道
 19.分子の色とフロンティア電子
 20.原子構造,同位体,周期性

詳細目次  →『初歩からの 有機化学』 目次

まえがき (pdfファイル)

第1部 初歩

0.序章
 0.1 わくわく
 0.2 まぜて起こる変化;化け学
 0.3 1モルとアボガドロ数
 0.4 純物質;分子の個性と普遍性

1.構造式
 1.1 単純な「原子」「分子」観
 1.2 構造式
 1.3 二重結合と三重結合
 1.4 分子の形

2.飽和炭化水素とその命名法
 2.1 飽和炭化水素
 2.2 アルカンの一般式
 2.3 有機化合物の命名法
 2.4 アルカンの物性

3.簡単な飽和有機化合物
 3.1 無極性分子と極性分子
 3.2 ハロアルカン
 3.3 アルコール
 3.4 エーテル
 3.5 アミン

4.化学結合
 4.1 クーロン力(静電気力)
 4.2 原子の同心円モデル
 4.3 価電子とその数の周期性
 4.4 イオン結合
 4.5 共有結合とその分極

第2部 有機反応

5.電子式
 5.1 電子殻とオービタルと電子対
 5.2 電子式
 5.3 特別小さなH(プロトン)イオンは「ひっつき虫」
 5.4 二重結合,三重結合の電子式
 5.5 ラジカルの電子式

6.酸と塩基;「○○試薬」
 6.1 酸と塩基
 6.2 どんな分子が酸になるか
 6.3 どんな分子が塩基になるか
 6.4 酸と塩基の反応;水平化効果
 6.5 イオン反応
 6.6 求核試薬(陰の試薬;アニオノイド試薬)=ルイス塩基
 6.7 求電子試薬(陽の試薬;カチオノイド試薬)=ルイス酸

7.脱離反応;不飽和化合物
 7.1 脱離反応
 7.2 求核脱離(塩基触媒による脱離)
 7.3 求電子脱離(酸触媒による脱離)
 7.4 C=C二重結合
 7.5 二重結合
 7.6 エチレンの分子構造と幾何異性体
 7.7 三重結合とアセチレンの分子構造
 7.8 カルボニル化合物:C=O結合(もっとも重要なヘテロ二重結合)
 7.9 カルボン酸とその誘導体
 7.10 ニトリル R−C≡N:

8.付加反応
 8.1 共鳴
 8.2 異なる原子間の結合の共鳴
 8.3 メソメリー効果
 8.4 求電子付加
 8.5 カルボニル化合物への付加反応;求核付加
 8.6 マルコフニコフの法則
 8.7 ブタジエンへの付加
 8.8 H2の付加
 8.9 ザイツェフの規則

9.求核置換反応
 9.1 求核置換反応
 9.2 SN1
 9.3 SN2

10.芳香族化合物とその反応;求電子置換反応
 10.1 芳香族化合物
 10.2 ベンゼンの置換反応
 10.3 求電子置換反応
 10.4 求電子試薬といろいろな求電子置換反応
 10.5 配向性
 10.6 芳香族置換体の性質,共鳴との関連で
 10.7 ヘテロ芳香環

第3部 特論・詳論

11.酸化還元
 11.1 有機化合物の酸化と還元
 11.2 酸化的付加
 11.3 還元的脱離
 11.4 アルコールのクロム酸酸化
 11.5 酸化的開裂
 11.6 エノールの酸化
 11.7 脱水素;脱炭酸

12.カルボニル化合物;カルボン酸とその誘導体
 12.1 カルボニル化合物
 12.2 アルデヒド,ケトンの還元力
 12.3 カニッツァロ反応
 12.4 アミンとの縮合
 12.5 カルボン酸
 12.6 アシル基とカルボン酸誘導体
 12.7 エステル
 12.8 環状化合物

13.転位反応
 13.1 プロトトロピー(Hの転位);みかけの転位
 13.2 脂肪族の陰イオン転位
 13.3 芳香族の陽イオン転位
 13.4 フリース転位;みかけの転位のもう一例

14.求核試薬(ルイス塩基)としての炭素
 14.1 有機合成化学
 14.2 C−C結合をつくる
 14.3 カルボアニオンを生ずる試薬
 14.4 有機金属化合物

15.ラジカル反応
 15.1 ラジカル
 15.2 ラジカル置換反応
 15.3 連鎖反応
 15.4 ラジカル付加;逆(反)マルコフニコフ付加
 15.5 付加重合
 15.6 酸素分子

16.光学異性体;立体構造
 16.1 自然は対称性を好む
 16.2 立体配座異性体
 16.3 対掌体
 16.4 施光性
 16.5 ラセミ体とメソ体
 16.6 立体配置
 16.7 脂肪族化合物

17.水素結合
 17.1 水素結合
 17.2 水素結合に関わる原子
 17.3 氷
 17.4 液体の水
 17.5 有機化合物の水素結合
 17.6 水溶液;物質の水への溶け方
 17.7 両親媒性物質;界面活性剤,膜,ミセル
 17.8 プロトン・ジャンプ
 17.9 水と生命

18.混成軌道
 18.1 原子の電子雲モデル
 18.2 オービタル
 18.3 共有結合その1 σ結合
 18.4 水分子とアンモニア分子
 18.5 メタン分子;炭素原子のsp3混成軌道
 18.6 混成軌道の方向
 18.7 sp2混成とπ結合
 18.8 sp混成
 18.9 混成軌道の比較
 18.10 共鳴(メソメリー効果)
 18.11 C,N,Oの結合角と分子の形

19.分子の色とフロンティア電子
 19.1 色と電子遷移
 19.2 分子軌道
 19.3 フロンティア電子と反応
 19.4 分子の電子遷移
 19.5 電子遷移がともなう分子の運動
 19.6 蛍光とリン光

20.原子構造,同位体,周期性
 20.1 原子核と電子
 20.2 原子核の構成と同位体
 20.3 イオン化エネルギー
 20.4 電子親和力
 20.5 元素の周期性
 20.6 クリプトンやキセノンの化合物

付録 基礎知識問題
あとがき
索引

著作者紹介

中山 博明
なかやま ひろあき 
1943年 中国吉林省長春市に生まれる。東京大学大学院修士課程修了。北海道大学助手、女子栄養大学講師・助教授・教授などを歴任。

立屋敷 哲
たちやしき さとし 
1949年 福岡県に生まれる。名古屋大学理学部卒業、名古屋大学大学院理学研究科修士課程修了。女子栄養大学助手・講師・助教授・教授などを歴任。主な著書に『ゼロからはじめる化学』『生命科学・食品学・栄養学のための有機化学 基礎の基礎(補訂版)』(以上 丸善出版)、『錯体の溶液化学』(共著、三共出版)などがある。

(情報は初版刊行時のものから一部修正しています)


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