Amazon
楽天ブックス
セブンネットショッピング
Knowledge Worker
紀伊國屋書店
ヨドバシ・ドット・コム
TSUTAYA
ローチケHMV
e-hon
Honya Club
丸善,ジュンク堂書店,文教堂
紀伊國屋書店(新宿本店)
三省堂書店
有隣堂
TSUTAYA
|
|
東北大学名誉教授 理博 斎藤一夫 著
A5判/296頁/定価3850円(本体3500円+税10%)/1984年4月発行
ISBN 978-4-7853-3121-4 (旧ISBN 4-7853-3121-6)
C3043
本書は,無機化合物を「共有結合による化合物」「イオンの化合物」「錯体」に大別し,まず代表例の性質を詳しく検討した後,実在の多種の化合物を代表例と比較しつつ,元素ごとに特色ある化合物を理解するようにし,無機化合物の構造・性質を支配する法則を帰納的に求める道を示した.
1984年の改訂版では,不定比化合物など,新しく重要性を増した化合物をとりあげ,また単位をSI系に,名称をIUPAC方式に統一して理解を容易にした.
1.序論
2.無機化合物のもつ性質とその意味
3.共有結合でできる化合物
4.イオンのつくる化合物
5.錯体
改訂にあたって/まえがき
1.序 論
1.1 無機化合物の多様性
1.2 原子と結合
1.3 周期表と元素の分類
1.4 イオン価,配位数,酸化数
1.5 化学種と分子
2.無機化合物のもつ性質とその意味
2.1 微視的性質と巨視的性質
2.2 形と結晶構造
2.3 電導度
2.4 磁性
2.5 静電双極子
2.6 光学的性質
2.7 熱的諸量と自由エネルギー
2.8 標準酸化還元電位
3.共有結合でできる化合物
3.1 ハロゲン化水素
3.2 共有結合のエネルギーと結合の極性
3.3 水素化物
3.4 共有結合の方向性
3.5 ハロゲン化物
3.6 酸化物
3.7 酸素数イオンと酸素酸
3.8 硫化物
3.9 窒化物・炭化物・ケイ化物・ホウ化物
3.10 巨大分子
4.イオンのつくる化合物
4.1 塩化ナトリウムの性質
4.2 ハロゲン化アルカリ
4.3 イオン結晶の構造
4.4 格子欠陥
4.5 イオン結晶のエネルギー
4.6 アルカリ金属の化合物
4.7 イオン水溶液
4.8 第2族典型元素の化合物
4.9 イオン結合の分極と酸素酸塩の安定度
4.10 不定比化合物
4.11 イオン性酸化物
4.12 イオン性硫化物
4.13 II-VIおよびIII-V化合物
4.14 イオン性ハロゲン化物
4.15 酸素酸塩
4.16 ランタノイド元素の化合物
4.17 イオン結晶の名称
5.錯 体
5.1 コバルト(III)のアンミン錯塩と配位説
5.2 錯体の立体化学
5.3 配位結合
5.4 遷移元素のWerner型錯体
5.5 典型元素の錯体
5.6 低原子価錯体
5.7 多核錯体とクラスター
5.8 錯体を形成する化学平衡
5.9 錯体の反応
付録 電子配置表
索引
|
|
斎藤 一夫
さいとう かずお
1945年 東京大学理学部卒業.東京大学副手・助手・助教授,東北大学教授,分子科学研究所教授,国際基督教大学教授などを歴任.
(情報は初版刊行時のものから修正しています)
天然無機化合物 [POD版]
|