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生命の意味 −進化生態からみた教養の生物学−
Evolutionary Ecological Meaning of Life:An Introduction to Biology
中京大学名誉教授 理博 桑村哲生 著
A5判/184頁/定価2200円(本体2000円+税10%)/2001年11月発行
ISBN 978-4-7853-5048-2 (旧ISBN 4-7853-5048-2)
C3045
進化生態学・行動生態学を専門とする著者が、長年にわたる教養部での講義経験をもとに、「進化」と「遺伝子」をキーワードとして、中学までの理科の知識で理解できるよう“生命の意味”をはじめの一歩からやさしく語りおこした、「読んで生物学の楽しさを実感できる」新しいタイプの教科書。
サポート情報
◎ はじめに (pdfファイル)
◎ 正誤表 (pdfファイル)
第1部 なぜ地球に生物がいるのか?
1.生命とは何か?
2.生命の起源
3.光合成生物の誕生
4.種間関係:共生の進化
5.大絶滅と地球環境の変化
第2部 なぜ生物は進化するのか?
6.遺伝子の構造と起源
7.遺伝子の発現と環境条件
8.進化のしくみ:突然変異と自然選択
9.種族繁栄論の誤り:子殺しを例に
10.条件付き戦略と代替戦略
11.種分化と系統樹
第3部 なぜ性が必要になったのか?
12.無性生殖と有性生殖
13.性の起源
14.性決定と環境ホルモン
15.性比の理論
16.性差の進化
第4部 なぜ利他的にふるまえるのか?
17.子の保護は誰がすべきか?
18.利他行動の進化
19.協力とゲーム理論
20.類人猿と人類の社会
21.遺伝子と文化
はじめに (pdfファイル)
第1部 なぜ地球に生物がいるのか?
1.生命とは何か?
1.1 遺伝子と進化
1.2 生命=細胞内化学反応
1.3 生物体の構成物質
2.生命の起源 (pdfファイル)
2.1 生命はどこから来たのか?
2.2 生命の素材の合成
2.3 生命の誕生
3.光合成生物の誕生
3.1 エネルギー革命=光合成
3.2 大気汚染と酸素呼吸
4.種間関係:共生の進化
4.1 食物網と種間競争
4.2 共生関係
5.大絶滅と地球環境の変化
5.1 地質年代と大陸移動
5.2 巨大隕石衝突説
5.3 人間による環境の変化
第2部 なぜ生物は進化するのか?
6.遺伝子の構造と起源
6.1 DNAの分子構造
6.2 どこに何が書いてあるのか?
6.3 タンパク質合成のしくみ
6.4 遺伝子の起源
7.遺伝子の発現と環境条件
7.1 環境条件とオペロン説
7.2 染色体と細胞分化
7.3 相同染色体と優性の法則
8.進化のしくみ:突然変異と自然選択
8.1 進化の具体例
8.2 遺伝子の突然変異と表現型の変化
8.3 自然選択と適応度
9.種族繁栄論の誤り:子殺しを例に
9.1 ライオンの子殺し
9.2 種族繁栄論:同種殺しは異常か?
9.3 子殺しの後に起こること
9.4種族繁栄論の誤り
10.条件付き戦略と代替戦略
10.1 条件付き戦略:ホンソメワケベラの社会と性
10.2 代替戦略:なわばり雄とスニーカー雄
11.種分化と系統樹
11.1 種の起源=種分化
11.2 系統関係の推定方法
11.3 人類の系譜
第3部 なぜ性が必要になったのか?
12.無性生殖と有性生殖
12.1 細菌(バクテリア)の生殖
12.2 ウイルスの増殖
12.3 体細胞分裂と無性生殖
12.4 減数分裂と受精
12.5 子の遺伝的多様性
13.性の起源
13.1 有性生殖の起源
13.2 2つの性
13.3 性を利用するものたち
14.性決定と環境ホルモン
14.1 遺伝的性決定
14.2 環境性決定
14.3 環境ホルモンとはなにか?
15.性比の理論
15.1 性比はなぜ1:1になるのか?
15.2 かたよった性比
16.性差の進化
16.1 基本性差と二次性差
16.2 同性間淘汰:同性間競争
16.3 異性間淘汰:配偶者選択
第4部 なぜ利他的にふるまえるのか?
17.子の保護は誰がすべきか?
17.1 子の保護の進化
17.2 誰が子育てすべきか?
17.3 配偶システムと子の保護
18.利他行動の進化 (pdfファイル)
18.1 働きバチの利他行動
18.2 血縁選択
18.3 非血縁個体間の利他行動
19.協力とゲーム理論
19.1 タカ・ハトゲーム:闘争か協力か
19.2 「囚人のジレンマ」ゲーム
20.類人猿と人類の社会
20.1 オランウータンとゴリラの社会
20.2 チンパンジーとボノボの社会
20.3 人類社会の起源
21.遺伝子と文化
21.1 文化の起源
21.2 人間の行動と適応度
21.3 遺伝子と文化
各章の復習問題
参考書
索引
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桑村 哲生
くわむら てつお
1950年 兵庫県生まれ。京都大学理学部卒業、京都大学大学院理学研究科博士課程修了。中京大学講師・助教授・教授・副学長などを歴任。専門は社会生物学、魚類行動生態学。主な著書に『魚類学』(共編、恒星社厚生閣)、『魚類行動生態学入門』(共編著、東海大学出版部)、『子育てする魚たち』(海游舎)などがある。
(情報は初版刊行時のものから一部修正しております)
動物の生態
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進化の風景
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