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基礎生物学選書 5
内分泌現象（訂正版）

東京大学名誉教授　理博　小林英司 著

Ａ５判／394頁／定価6820円（本体6200円＋税10％）／1980年4月発行
ISBN 978-4-7853-5105-2（旧ISBN 4-7853-5105-5）　 C3045

　本書は、ただ単に内分泌現象を羅列することに終わらず、動物の進化とともに内分泌現象がいかに変わってきたかについて分かりやすく解説した。

目次 （章タイトル）

1．序論
2．脊椎動物のホルモンの概説
3．脳下垂体
4．神経性脳下垂体の形態とホルモンの化学
5．神経性脳下垂体ホルモン作用と分泌機構
6．腺性脳下垂体の形態とホルモンの化学
7．脳と腺性脳下垂体との機能的解剖
8．腺性脳下垂体主葉のホルモンの作用と分泌の調節機構
9．甲状腺
10．副甲状腺
11．鰓後腺
12．膵臓
13．消化管
14．副腎
15．副腎髄質
16．副腎皮質
17．生殖腺と付属器官の分化とホルモン
18．精巣
19．卵巣
20．胎盤
21．腎臓
22．松果腺
23．胸腺
24．魚類のスタニウス小体と尾部下垂体
25．生体内ホルモン様物質
26．ホルモンと代謝
27．繁殖に関する内分泌
28．ホルモン分泌のリズム
29．ホルモンと行動
30．内分泌学の直面する問題付　結びにかえて
付録

小林 英司
こばやし ひでし
1919年 生まれ。東京帝国大学理学部卒業。東京大学助手・助教授・教授・三崎臨海実験所所長、東邦大学教授などを歴任。日本比較内分泌学会の創設に尽力し、初代会長を勤める。主な著書・訳書に『発生-プロセスとメカニズム』（共編、東海大学出版会）、『ホルモンと適応』（共編、学会出版センター）、『下垂体』（東京大学出版会）、コールリー著『動物の発生』（白水社）などがある。

（情報は初版刊行時のものから一部修正しています）

動物のホルモン