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東京都立大学名誉教授 理博 宝月欣二 著
A5判/256頁/定価2750円(本体2500円+税10%)/1984年3月発行
ISBN 978-4-7853-5109-0(旧ISBN 4-7853-5109-8)
C3045
本書は、野外における植物群落の生活を生物経済学的な立場、すなわち個体の行うエネルギーや物質の収支──たとえば物質生産、生産物の分配、消費などの諸過程における収支──に基づいて解明することを主な目標とした。
目次 (章タイトル)
1.生態学と生物経済学
2.植物の有機物生産
3.有機物の消費と分配
4.植物群集の物質経済
5.植物相互間の関係
6.遷移と物質経済
7.生態系のエネルギー代謝と物質循環
8.生態学と人間生活
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宝月 欣二
ほうげつ きんじ
1913年 長野県に生まれる。東京帝国大学理学部卒業、東京大学大学院修了。東京大学副手、東京都立大学助教授・教授、玉川大学教授などを歴任。主な著書・訳書に『湖沼生物の生態学』『海の生態』(以上 共立出版)、『環境の科学』(共編、日本放送出版協会)、ホイッタカー著『生態学概説』(培風館)、 ルンデゴルド著『植物実験生態学』(共訳、岩波書店)などがある。
(情報は初版刊行時のものから一部修正しています)
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