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人類進化論 −霊長類学からの展開−
Human Evolution −Perspective from Primatology−

在庫マーク

総合地球環境学研究所所長・京都大学名誉教授 理博 山極寿一 著

A5判/196頁/定価2090円(本体1900円+税10%)/2008年8月発行
ISBN 978-4-7853-5217-2  C3045

電子書籍

 本書は、日本と欧米における視点の違いを考慮しながら、これまで霊長類学が扱ってきた人類進化のテーマと発見をわかりやすく紹介する入門書。野生霊長類のフィールドワークの成果に基づいて人類の進化史の解明を試みた。
 はじめに霊長類学の発想とは何かを紹介し、日本と欧米の考え方の違いを解説する。続いて、人類の誕生の舞台になった熱帯雨林と、そこに適応してきた霊長類の進化史を概観し、他の哺乳類と異なる生活史を進化させたサル・類人猿・人類のそれぞれの特徴をまとめた。また、性の進化、オスの子殺しと暴力、和解行動・道具行動や種々のコミュニケーション能力について、それぞれ章をさいて解説した。最後に、霊長類学の知見から描いたヒトの進化について総括し、まだ解明されていない人類進化の謎について述べた。
 本書を通して、人類の過去を遡り、現在の人間を見つめなおす視線を養い、その探求の楽しさが味わえるであろう。


サポート情報

はじめに   索引 (以上 pdfファイル)

目次 (章タイトル)  → 詳細目次

1.霊長類学の発想
2.人類誕生の舞台
3.霊長類の生活史戦略
4.霊長類の性と進化
5.オスの子殺しと暴力
6.社会的知性とコミュニケーション
7.人類進化の謎に挑む

詳細目次  →『人類進化論』目次

はじめに (pdfファイル)

1.霊長類学の発想
 1・1 人類学と霊長類の出会い
 1・2 化石の発掘と人間の祖先
 1・3 人類学と生物学の分離
 1・4 霊長類学の誕生
 1・5 自然群の研究が明らかにしたこと
 1・6 社会生態学の考え方

2.人類誕生の舞台
 2・1 熱帯雨林とはどんな場所か
 2・2 熱帯雨林における霊長類の進化
 2・3 類人猿の食と社会
 2・4 混群と異種の類人猿の共存

3.霊長類の生活史戦略
 3・1 サルの一生
 3・2 類人猿の生活史
 3・3 人類の生活史の特徴

4.霊長類の性と進化
 4・1 霊長類の性の特徴
 4・2 発情の季節性
 4・3 類人猿の性
 4・4 ホモセクシュアル行動
 4・5 インセストの回避
 4・6 人類の性と進化

5.オスの子殺しと暴力
 5・1 子殺しの発見
 5・2 子殺しの起こる条件
 5・3 子殺しの種内変異
 5・4 集団間の争い

6.社会的知性とコミュニケーション
 6・1 攻撃と和解
 6・2 不平等社会と平等社会
 6・3 対面交渉と食物の分配
 6・4 道具使用行動と文化

7.人類進化の謎に挑む
 7・1 ヒトはどのように進化したか
 7・2 食物共有仮説
 7・3 文化のビッグバンと感情の進化

参考文献
図表の引用文献
索引 (pdfファイル)

著作者紹介

山極 寿一
やまぎわ じゅいち 
1975年 京都大学理学部卒業。京都大学大学院理学研究科博士課程退学。ナイロビ研究センター、カリソケ研究センター、日本モンキーセンター、京都大学助手・助教授・教授・総長などを経て現職。霊長類、とくにゴリラやチンパンジーの生態や社会から、人間家族の由来や人間に独特なコミュニケーションの起源などを考察している。主な著書に『ゴリラからの警告「人間社会、ここがおかしい」』(毎日新聞出版)、『猿声人語』(青土社)、『「サル化」する人間社会』(集英社インターナショナル)、『人類は何を失いつつあるのか』(共著、朝日新聞出版)などがある。

(情報は初版刊行時のものから一部修正しています)


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