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機械工学選書
わかりたい人の 流体工学(II)
Introduction to Fluid Mechanics,vol.2
九州大学名誉教授 工博 深野 徹 著
A5判/250頁/定価3850円(本体3500円+税10%)/1994年12月1日発行
ISBN 978-4-7853-6511-0 (旧ISBN 4-7853-6511-0) C3053
(オンデマンド方式による印刷・製本)
※2020年9月にPOD版(オンデマンド版)を刊行しました※
初学者を対象とした流体工学のテキスト。
現象の物理的内容についての懇切ていねいな説明と、理解を助ける多くの例題、モデルと実際の差異に関する議論など、読者の理解のための工夫あふれる記述が展開される。
読み進むにしたがって、創造的思考の習慣が自然と身につく良書。
※オンデマンド出版書籍(POD版;オンデマンド版)は出版物をデジタルデータ化して,1冊から印刷・製本・販売を行う書籍です.
8.複素ポテンシャルによる完全流体の流れの解析
9.完全流体の流れの微視的モデル
10.層流(粘性流体の遅い流れ)
11.境界層
12.渦糸による流れの解析
13.圧縮性流体の力学
まえがき
8.複素ポテンシャルによる完全流体の流れの解析
8.1 実際の流れと完全流体の流れ
8.2 複素ポテンシャル
8.2.1 複素ポテンシャルの定義
8.2.2 複素ポテンシャルの重要性
8.2.3 複素速度
8.3 重ね合わせと鏡像
8.3.1 重ね合わせ
8.3.2 鏡像の方法
8.4 基本的な流れ場を表す複素ポテンシャル
8.4.1 二重わき出し(双極子)
8.4.2 ランキンの卵形を通過する一様流
8.5 物体に働く力
8.5.1 ブラジウスの第1定理
8.5.2 ブラジウスの第2定理
8.5.3 任意形状の柱状物体に働く力
8.6 等角写像の応用
8.6.1 等角写像
8.6.2 ジューコフスキー変換
8.6.3 ジューコフスキー翼
8.7 翼理論
8.7.1 翼
8.7.2 翼の流動条件(クッタの条件)
8.7.3 翼の前縁近くの流れ
補足問題
9.完全流体の流れの微視的モデル
9.1 連続の式
9.2 運動量の保存則(運動方程式)
9.2.1 ラグランジュの方法における加速度
9.2.2 オイラーの方法における加速度
9.2.3 検査体積に作用する外力 $F$
9.2.4 運動量の保存式
9.3 ベルヌーイの定理(流線に沿う場合)
9.4 圧力方程式
9.5 基礎式とその数値解法(非圧縮性流体の場合)
10.層流(粘性流体の遅い流れ)
10.1 粘性とせん断応力
10.2 せん断応力の大きさ
10.3 伸びによる粘性応力の発生
10.4 検査体積に働く粘性応力
10.4.1 二次元の流れ場
10.4.2 三次元の流れ場
10.5 ナビエ・ストークスの式(粘性流体に対する運動量の保存式)
10.6 非圧縮性流体の定常な十分発達した二次元の層流
10.7 ナビエ・ストークスの式の厳密解
10.8 エネルギーの消散機構
補足問題
11.境界層
11.1 境界層の物理的意味
11.2 境界層厚さ
11.2.1 境界層厚さ
11.2.2 排除厚さ
11.2.3 運動量厚さ
11.2.4 形状係数
11.3 カルマンの積分方程式
11.3.1 質量の保存式
11.3.2 運動量の保存式
11.4 境界層の構造
11.4.1 境界層の発達過程
11.4.2 層流境界層
11.4.3 遷移領域の流れ
11.4.4 乱流境界層(流路横断面内の構造)
11.5 乱流境界層の速度分布
11.5.1 指数則
11.5.2 粘性底層の速度分布
11.5.3 内層乱流域の速度分布
11.5.4 境界外層における速度分布($0.3{\leq}y/\delta{\leq}1.0$)
補足問題
12.渦糸による流れの解析
12.1 せん断層の渦による表現
12.1.1 境界層
12.1.2 不連続面
12.1.3 はく離をともなう後流
12.1.4 噴流
12.1.5 循環をもつ物体に働く力
12.2 渦による流れのはく離の解釈
12.2.1 抗力
12.2.2 流れのはく離
12.3 渦糸の変形による2次流れの生成
12.3.1 曲り通路内の2次流れの生成
12.3.2 テレホンポール効果
12.4 カルマンの渦列
補足問題
13.圧縮性流体の力学
13.1 圧力波
13.1.1 波動方程式
13.1.2 波動方程式の解
13.1.3 音速
13.1.4 流れの速度の急速な変化による圧力上昇
13.1.5 水撃現象
13.1.6 圧力波の反射
13.1.7 広い空間での圧力波の伝ぱ
13.2 流体の状態変化に関係する熱力学の基礎知識
13.2.1 状態方程式
13.2.2 熱力学の第1法則
13.2.3 比熱の関係
13.2.4 状態変化の仮定
13.3 圧縮性流体の定常一次元流れ
13.3.1 質量の保存式
13.3.2 運動量の保存式
13.3.3 エネルギーの保存式
13.4 一次元・定常な等エントロピー流れ
13.4.1 温度・圧力・密度の関係
13.4.2 速度と温度の関係
13.4.3 よどみ状態の物理量とマッハ数との関係
13.4.4 断面積が変化する場合の定常一次元流れ
13.4.5 先細ノズル内の等エントロピ流れ
13.4.6 中細ノズル内の等エントロピ流れ
13.5 衝撃波
13.5.1 衝撃波の形状
13.5.2 垂直衝撃波とその前後の流れ
13.5.3 ランキン・ユゴニオの関係
13.6 超音速の外部流れ
13.6.1 流動様相
13.6.2 鈍頭体先端近傍の超音速流れ
13.6.3斜め衝撃波とその前後の流れ
補足問題
補足問題解答
索引
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深野 徹
ふかの とおる
1940年 福岡県に生まれる。九州大学工学部卒業、九州大学大学院工学研究科博士課程修了。九州大学講師・助教授・教授、久留米工業大学教授・学長などを歴任。主な著書に『機械工学概論』(共著、朝倉書店)などがある。
(情報は初版刊行時のものから一部修正しています)
わかりたい人の 流体工学(I)
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