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パソコンによる材料設計
−分子動力学法プログラム・フロッピーディスクつき−
Material Design Using Personal Computer

在庫マーク

京都大学名誉教授 工博 平尾一之・
東京工業大学名誉教授 理博 河村雄行 共著

A5判/230頁/定価6600円(本体6000円+税10%)/1994年10月20日発行
ISBN 978-4-7853-6803-6 (旧ISBN 4-7853-6803-9)  C3058

 急速に一般化しつつある材料設計シミュレーションの手法を入門的に解説する。パソコン上で実行可能な本格的ソフトウェアを同包し、すぐに研究・教育に活用することができる。
 具体例豊富な、分子動力学法の入門書としても利用できる。

※3.5インチ2HD〔1.2MBフォーマット〕のフロッピーディスクつき。適用機種はNEC PC-9800シリーズ、Epson PC-X86シリーズおよびDOS/V機。本ソフトウエアの他にMS-DOSシステムとQUICK BASICおよびNDP-Fortran386、MS-FORTRAN(Ver.5)などのFORTRANコンパイラを別途購入することが必要。


目次 (章タイトル)  → 詳細目次

1.材料設計と分子動力学法
2.分子動力学法に用いる原子間ポテンシャル
3.分子・材料設計シミュレーションによる新機能探索
4.材料設計支援システムへの展開
5.分子動力学法シミュレーションプログラムの使い方

詳細目次  

まえがき

1.材料設計と分子動力学法
 1.1 なぜ分子動力学法なのか?
 1.2 分子動力学法の基礎

2.分子動力学法に用いる原子間ポテンシャル
 2.1 経験的原子間ポテンシャル法
 2.2 酸化物凝縮体における原子間ポテンシャルとパラメータ
 2.3 共有結合性物質の原子間ポテンシャル
 2.4 分子軌道法による原子間ポテンシャル
 2.5 密度汎関数法による原子間ポテンシャル

3.分子・材料設計シミュレーションによる新機能探索
 3.1 非晶質化と結晶析出過程のシミュレーション
 3.2 超イオン伝導体
 3.3 フォトニクス材料

4.材料設計支援システムへの展開
 4.1 はじめに
 4.2 パソコンによる材料情報システムとは?
 4.3 パソコンによる分子・材料設計システム
 4.4 パソコンによる総合(インテリジェント)材料設計システムは可能か?

5.分子動力学法シミュレーションプログラムの使い方
 5.1 パソコン分子動力学計算システム概要
 5.2 外部ファイルと入出力情報
 5.3 いくつかの計算例

参考・引用文献
索引

著作者紹介

平尾 一之
ひらお かずゆき 
1951年 生まれ。京都大学工学部卒業、京都大学大学院工学研究科博士課程修了。京都大学助手、コロラド大学博士研究員、京都大学助教授・教授、京都市イノベーションセンター長、京都市成長産業創造センター長などを歴任。主な著書・訳書に『ナノマテリアル最前線』(化学同人)、『無機化学』(共著、東京化学同人)、『シュライバー・アトキンス 無機化学』(共訳、東京化学同人)、『入門固体化学』(共訳、化学同人)などがある。

河村 雄行
かわむら かつゆき 
1951年 生まれ。岡山大学理学部卒業、東京大学大学院理学系研究科博士課程中途退学。東京大学助手、岡山大学助手、北海道大学助手・助教授、東京工業大学教授などを歴任。主な著書に『パソコン分子シミュレーション』(海文堂出版)、『地震発生と水』(共編、東京大学出版会)などがある。

(情報は初版刊行時のものから一部修正しています)



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