谷下 市松
たにした いちまつ
1906年 福井県生まれ.東京帝国大学工学部卒業.東京大学講師・助教授・教授,慶応義塾大学教授,日本大学教授,幾徳工業大学(現 神奈川工科大学)初代学長などを歴任.主な著訳書に,『内燃機関の熱力学』(山海堂),『太陽エネルギーの利用』(恒星社厚生閣),『工業振動学』(共訳,商工会館出版部)などがある.
(情報は初版刊行時のものから一部修正しています)
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【電子書籍】
工学 基礎熱力学(SI単位による全訂版)
慶応義塾大学名誉教授・神奈川工科大学名誉教授 工博 谷下市松 著
標準価格4620円(本体4200円+税10%)/2019年2月電子版発行/
eISBN 978-4-7853-7902-5
広く工学部を対象に,工業熱力学と化学熱力学の基礎をあわせて概説した,広範な内容を持つ教科・参考書.
伝熱工学,原子力応用についても収める.
※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております.固定レイアウト型は文字だけを拡大することや,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能が使用できません.
※この電子書籍は,2009年に刊行された『工学 基礎熱力学(SI単位による全訂版)』(第37版)を元に電子書籍化したものです.
サポート情報
◎ “紙”の書籍の紹介ページは→こちら
◎ 全訂版の序/序
◎ 索引
◎ 付図 (簡易)蒸気のモリエ( $\underline{h-s}$ )線図 (以上 pdfファイル)
1.序論
2.熱力学の第一法則
3.第一法則の応用
4.熱力学の第二法則とその応用
5.実在気体(蒸気)
6.応用
7.伝熱
8.原子力の利用
9.統計熱力学の初歩
全訂版の序/序 (pdfファイル)
熱力学に関する主要参考書
記号の名称と単位の一覧表
1.序論
1.1 熱力学の生い立ち
1.2 熱力学の対象とする物体または系と用語の定義
1.3 状態量と状態式
1.4 熱力学の一般関係式の誘導
1.5 温度,熱平衡
1.6 熱量および比熱
1.7 SI単位について
問題
2.熱力学の第一法則
2.1 熱力学の第一法則
2.2 第一法則の数学的表現,エネルギの式
2.3 可逆変化の際の仕事
問題
3.第一法則の応用
3.1 理想気体の状態式
3.2 理想気体の内部エネルギ,エンタルピ,比熱
3.3 理想気体の状態変化
3.4 混合気体の性質
3.5 反応熱
3.6 燃焼
問題
4.熱力学の第二法則とその応用
4.1 自然変化の起る方向と新状態量導入の必要性
4.2 熱力学の第二法則
4.3 カルノーサイクルの性質
4.4 エントロピ
4.5 エントロピの計算
4.6 最大仕事と自由エネルギ
4.7 有効エネルギ
4.8 エクセルギ
4.9 各種の熱力学的一般関係式
4.10 変化の進む方向と平衡の条件
4.11 熱力学の第三法則
問題
5.実在気体(蒸気)
5.1 実在気体(蒸気)の一般性質
5.2 相の変化とクラペイロンの式,三重点
5.3 $u,h$ などに対する熱力学の一般関係式
5.4 $P-v-T$ 関係と状態式
5.5 状態式より $u,h,s,cp$ などの計算
5.6 絞りとジュール-トムソン係数
5.7 蒸気表および蒸気線図
5.8 蒸気性質の研究と各国の蒸気表および線図
5.9 蒸気の輸送性質
5.10 冷媒
問題
6.応 用
(I)反応の平衡,熱解離と燃料電池
6.1 一般の化学平衡と平衡定数
6.2 理想気体の場合
6.3 平衡定数の温度による変化,平衡反応率
6.4 熱解離と解離定数
6.5 燃料電池
(II)2成分混合物,湿り空気と吸収冷凍機の媒体
6.6 ガスと蒸気の混合物,湿り空気
6.7 湿り空気線図
6.8 2成分系の気液平衡,吸収冷凍機の媒体
6.9 2成分系の固液平衡,金属の合金
(III)熱機関のサイクル
6.10 内燃機関およびガスタービンのサイクル
6.11 蒸気サイクル
(IV)圧縮機,冷凍機,ガス液化装置などのサイクル
6.12 圧縮機のサイクル
6.13 冷凍機およびヒートポンプのサイクル
6.14 空気液化装置のサイクル
(V)直接発電の理論とサイクル
6.15 熱電発電
6.16 熱電子発電
6.17 MHD発電
6.18 太陽電池
(VI)気体の流れとノズルの理論
6.19 層流と乱流,流れの一般エネルギ式と連続の式
6.20 全温度,全圧力,全エンタルピ
6.21 ノズル内の流れ
6.22 管内の摩擦流れ
6.23 流れの計測
問題
7.伝熱
7.1 伝熱の概略
7.2 熱伝導
7.3 熱伝達
7.4 熱貫流(熱通過)
7.5 熱放射
問題
8.原子力の利用
8.1 原子の構造の概略
8.2 原子エネルギの発生
8.3 核分裂反応
8.4 中性子と断面積,減速
8.5 原子炉の臨界条件
8.6 中性子の拡散方程式とその応用
8.7 放射性同位元素と半減期,遮蔽
8.8 原子炉
問題
9.統計熱力学の初歩
9.1 物体のマクロ状態とミクロ状態
9.2 エントロピの統計力学的概念と熱力学的確率
9.3 マクスウェルの速度分布則
9.4 分子のエネルギ分布に関するマクスウェル-ボルツマンの統計理論
問題解答
付表
索引
付図 (簡易)蒸気のモリエ( $\underline{h-s}$ )線図
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