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基礎化学選書8
酸と塩基(改訂版)

名古屋大学名誉教授 理博 田中元治 著
A5判/264頁/定価3672円(本体3400円+税8%)/1981年11月
ISBN978-4-7853-3108-5 (旧ISBN4-7853-3108-9)

 溶液内で起こる化学反応に関与する化学種は,酸や塩基の性質を有することが多く,化学反応を理解するためには,酸や塩基の本質をよく理解しなければならない.別の見方をすれば,酸塩基の関与する化学を勉強することは,色々な分野の化学を勉強することになる.例えば,酸塩基反応を理解せずに,酸化還元反応や錯形成反応を考察することはできない.本書では,これらの関連を実例について明らかにし,水溶液のみならず,非水溶媒や超強酸中の反応の理解の緒を与えるように努めた.
 さらに進んで,ルイス酸塩基の概念による考察,とくに酸塩基の硬さ軟らかさ(HSAB)の考え方によって,より統一的に化学反応を理解できるように解説した.すなわち本書は,いわゆる酸塩基反応の理解に留まらず,酸や塩基という窓を通して,化学一般を眺める化学の入門書であり,さらに進んで化学を勉強するための基礎を提供するものである.

【目 次】

1.酸と塩基の歴史とその定義の変遷
2.酸塩基の強さは何によってきまるか
3.酸塩基の強さは媒体によってどのように変るか
4.溶媒の性質と酸塩基平衡
5.プロトン解離反応の熱力学
6.酸塩基平衡の定量的取扱い(I) 水溶液
7.酸塩基平衡の定量的取扱い(II) 氷酢酸溶液
8.溶液内平衡と酸塩基平衡
9.HSAB
10.溶液の酸性度
11.酸塩基反応
12.天然における酸塩基反応──二酸化炭素の話
付表 参考書 索引



         

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