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時間生物学の基礎
An Introduction to Chronobiology

岡山大学教授 理博 富岡憲治・
京都大学教授 理博 沼田英治・
元 山口大学教授 理博 井上愼一 共著
A5判/234頁/定価2916円(本体2700円+税8%)/2003年9月
ISBN978-4-7853-5205-9 (旧ISBN4-7853-5205-1)

 生物はどうやって昼夜や季節などの環境サイクルに適応しているのか.分子生物学の発展により生物時計をつかさどる遺伝子が次々と発見されるなど急速に進展しつつあり,また21世紀におけるわれわれ人間の社会にも大きな貢献が期待される時間生物学の基礎をわかりやすく伝える.

読者対象 大学2年〜

  → 引用文献詳細
  → 正誤表 (pdfファイル)

【目 次】

『時間生物学の基礎』 カバー
第 I 部 時間生物学と生物の周期性

1.時間生物学とは:時間軸からみた生命現象
 1.1 周期現象
 1.2 発生・加齢・老化:一方向への時間の流れ
 1.3 生理学的時間:サイズに依存した時間の流れ
 1.4 学会と学術雑誌

2.環境サイクル
 2.1 日周期
 2.2 季節
 2.3 月周期と潮汐周期
 2.4 生物的環境サイクル

3.生物の周期性とその性質
 3.1 生物の示す周期性
 3.2 ビート現象
 3.3 集団のリズムと個体のリズム
 3.4 自律性リズム
 3.5 同調性と温度補償性
 3.6 リズムのもつ生物学的な意義

4.生物リズムの解析法
 4.1 生物リズムの測定法
 4.2 生物リズムの記述
 4.3 生物リズムデータの数量的解析

第 II 部 さまざまな生物リズム

5.ウルトラディアンリズム
 5.1 ミリ秒ないし秒の周期性
 5.2 分ないし時間の周期性
 5.3 行動のウルトラディアンリズム
 5.4 ウルトラディアンリズムの起源

6.概日リズム
 6.1 外因性と内因性の区別
 6.2 自由継続周期
 6.3 温度補償性
 6.4 同調性
 6.5 照度依存性:Aschoffの法則
 6.6 位相反応曲線
 6.7 不連続同調作用
 6.8 生得性
 6.9 季節への適応と履歴現象
 6.10 リズム分割
 6.11 時間の連続参照:定位行動と太陽コンパス

7.潮汐リズムとインフラディアンリズム
 7.1 潮汐リズム
 7.2 半月周リズム
 7.3 月周リズム
 7.4 1週間のリズム

8.光周性と概年リズム
 8.1 光周性の基本的性質
 8.2 日長測定の理論的構造
 8.3 植物の光周性機構
 8.4 光周性における応答の多様性
 8.5 概年リズム

第 III 部 生物時計のメカニズム

9.生物時計の神経機構
 9.1 概日時計の所在
 9.2 概日リズムの光受容器
 9.3 複数振動体系
 9.4 光周性の神経機構

10.概日時計の分子機構
 10.1 化学物質による概日時計の要素の解析
 10.2 遺伝子発現系阻害剤の影響
 10.3 ショウジョウバエの時計機構:時計遺伝子period
 10.4 菌類と原核生物の時計機構
 10.5 高等植物の時計機構
 10.6 脊椎動物の時計の振動機構
 10.7 共通の分子機構:進化の観点から

第 IV 部 時間生物学と生物,ヒトの暮らし

11.周期性の適応的意義
 11.1 環境の周期的変動への適応
 11.2 同種個体間の同期性
 11.3 種間関係

12.ヒトの生活への応用
 12.1 ヒトのリズム
 12.2 リズム異常と病気
 12.3 時間生物学の医療への応用
 12.4 現代社会と時間生物学
 12.5 より豊かな生活のために

参考文献 →引用文献詳細はこちら
本書で用いた記号



         

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