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熱統計力学
Statistical Thermodynamics
小出昭一郎・阿部龍蔵 監修/
東京大学名誉教授 理博 阿部龍蔵 著
A5判/260頁/定価3080円(本体2800円+税10%)/1995年2月発行
ISBN 978-4-7853-2060-7 (旧ISBN 4-7853-2060-5)
C3042
熱力学、分子運動論、熱平衡系と正準集団、量子統計力学の順に、極力わかりやすく平明に解説した教科書。
筋立てが明解で、ただ数式を追うようなことはせずに読者の視点に立って執筆されている。
姉妹書の『基礎演習シリーズ 熱統計力学』との併用により、一層の理解の助けとなろう。
対象:大学2年生以上〜
サポート情報
◎ 正誤表 (pdfファイル)
1.熱力学第一法則
2.熱力学第二法則
3.分子運動論
4.熱平衡系の古典統計力学
5.古典統計力学の応用
6.正準集団と大正準集団
7.熱平衡系の量子統計力学
8.理想フェルミ気体
9.理想ボース気体
はしがき (pdfファイル)
1.熱力学第一法則
1.1 温度と熱
1.2 状態量と状態方程式
1.3 内部エネルギー
1.4 熱力学第一法則
1.5 第一法則の応用
1.6 断熱変化
1.7 カルノーサイクル
問題
2.熱力学第二法則
2.1 可逆過程と不可逆過程
2.2 クラウジウスの原理とトムソンの原理
2.3 可逆サイクルと不可逆サイクル
2.4 クラウジウスの不等式
2.5 エントロピー
2.6 第二法則の応用
2.7 各種の熱力学関数
2.8 化学ポテンシャル
問題
3.分子運動論
3.1 気体分子の速度分布
3.2 気体の圧力
3.3 マクスウェルの速度分布則
3.4 各種の平均値
3.5 理想気体の内部エネルギー
3.6 位相空間における分布関数
3.7 ボルツマン方程式
3.8 ボルツマン方程式の応用
問題
4.熱平衡系の古典統計力学
4.1 ほとんど独立な粒子の集団
4.2 位相空間
4.3 エルゴード仮説
4.4 最大確率の分布
4.5 マクスウェル−ボルツマン分布
4.6 分配関数
4.7 ボルツマンの原理
問題
5.古典統計力学の応用
5.1 単原子分子の理想気体
5.2 固体の比熱
5.3 極性気体
5.4 極性分子のハミルトニアン
5.5 極性気体の分極
5.6 極性気体の比誘電率
5.7 2原子分子の理想気体
5.8 イジング模型
問題
6.正準集団と大正準集団
6.1 正準集団
6.2 分配関数
6.3 大正準集団
6.4 大分配関数
6.5 分配関数と大分配関数
6.6 粒子数のゆらぎ
問題
7.熱平衡系の量子統計力学
7.1 スピンと量子統計
7.2 ボース分布とフェルミ分布
7.3 正準集団
7.4 大正準集団
7.5 分子の内部自由度
7.6 分子の振動と回転
7.7 パラ水素とオルト水素
問題
8.理想フェルミ気体
8.1 フェルミ分布関数
8.2 絶対零度のおけるフェルミ分布
8.3 フェルミ温度とフェルミ統計
8.4 粒子数,エネルギーの表式
8.5 フェルミ分布関数を含む積分
8.6 電子比熱
8.7 熱電子放出
問題
9.理想ボース気体
9.1 デバイ模型
9.2 フォノンとデバイ温度
9.3 デバイの比熱式
9.4 ボース凝縮
9.5 T <Tc の理想ボース気体
9.6 メラン変換の応用
問題
問題解答
索引
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阿部 龍蔵
あべ りゅうぞう
1930年 東京都に生まれる。東京大学理学部卒業。東京工業大学助手、ノースウエスタン大学研究員、東京大学助教授・教授、放送大学教授などを歴任。主な著書に『はじめて学ぶ 熱・波動・光』『新・演習 熱・統計力学』(以上 サイエンス社)、『物理のトビラをたたこう』『量子力学入門』(以上 岩波書店)、『統計熱力学』(放送大学教育振興会)などがある。
(情報は初版刊行時のものから一部修正しています)
基礎演習シリーズ 熱統計力学
エネルギーと電磁場
物理概論 上巻
物理概論 下巻
統計熱力学
統計熱物理学
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