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『物理化学実験法(増補版)』 カバー
 
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『物理化学実験法(増補版)』 内容見本


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物理化学実験法(増補版)

在庫マーク

東京大学名誉教授 理博 鮫島實三郎 著 
増補執筆:赤松秀雄・井口洋夫・佐々木恒孝・立花太郎・田丸謙二・中垣正幸・吉岡甲子郎

A5判/460頁/定価4950円(本体4500円+税10%)/増補版1977年11月発行
ISBN 978-4-7853-3008-8 (旧ISBN 4-7853-3008-2)  C3043

 初版(昭和2年;1927年)以来90年を越え、今なおゆるがない評価は名著の証であろう。絶対の信頼で、教育・研究に必携の書。


サポート情報

新版序言/本書の改訂にあたって/新訂版序言/第一版序言/第50版の刊行にあたって (pdfファイル)
裳華房の“古書”探訪(17) 鮫島實三郎 著 『物理化學實驗法』 (裳華房メールマガジン 連載コラム)

目次 (章タイトル)  → 詳細目次

1.数値の取扱い方
2.質量の測定
3.温度の測定
4.圧の測定
5.容量の測定
6.物質精製法と実験上の諸注意
7.密度の測定
8.物質の体積とその変化
9.多相平衡
10.稀薄溶液の性質
11.粘度と拡散
12.熱化学
13.電気伝導度とイオンの移動
14.起電力
15.光学測定と光化学
16.分光測定とX線回折
17.誘電率と磁化率
18.界面現象
19.コロイド溶液
20.反応速度と化学平衡
21.液化気体の実験

詳細目次  →『物理化学実験法(増補版)』目次

新版序言/本書の改訂にあたって/新訂版序言/第一版序言/第50版の刊行にあたって (pdfファイル)

1.数値の取扱い方
 1.1 実験の精度
 1.2 計算値の精度
 1.3 平均値と誤差の計算
 1.4 最小自乗法
 1.5 曲線の使用法

2.質量の測定
 2.1 天秤
 2.2 振動法による秤量
 2.3 二重秤量法と置換秤量法
 2.4 直示天秤
 2.5 分銅の補正
 2.6 浮力の補正

3.温度の測定
 3.1 温度の目盛り
 3.2 気体温度計
 3.3 水銀温度計
 3.4 水銀温度計の補正
 3.5 温度の標準点
 3.6 低温度の生成および測定
 3.7 熱電対
 3.8 電気抵抗温度計
 3.9 高温度の生成および測定
 3.10 恒温槽

4.圧の測定
 4.1 圧の単位
 4.2 気圧計
 4.3 圧力計
 4.4 低圧の生成
 4.5 低圧の測定
 4.6 高圧の生成
 4.7 高圧の測定
 4.8 気体流速計

5.容量の測定
 5.1 容量の単位
 5.2 ビュレット,ピペットおよびメスフラスコ
 5.3 複雑な器の容量
 5.4 毛細管の太さ

6.物質精製法と実験上の諸注意
 6.1 沸点測定と蒸留
 6.2 融点測定と再結晶
 6.3 水銀の取扱いと精製
 6.4 水の精製
 6.5 主なる有機溶剤の精製
 6.6 主なる気体の精製
 6.7 ガラス細工
 6.8 ガラス磨り合せと気密接合法
 6.9 ガラス器洗浄法
 6.10 白金の取扱い方
 6.11 ボンベの取扱いについて

7.密度の測定
 7.1 液体の密度
 7.2 固体の密度
 7.3 蒸気の密度
 7.4 気体の密度(デュマ法)
 7.5 気体の密度(流出速度法)

8.物質の体積とその変化
 8.1 気体の体積
 8.2 液体および固体の体積とその変化
 8.3 圧縮度の測定

9.多相平衡
 9.1 液体の蒸気圧
 9.2 含水塩の解離圧
 9.3 固体の転移温度
 9.4 固体の溶解度
 9.5 液体相互の溶解度
 9.6 気体の溶解度
 9.7 混合物の融解曲線

10.稀薄溶液の性質
 10.1 ベックマン温度計
 10.2 沸点上昇
 10.3 凝固点降下
 10.4 蒸気圧降下
 10.5 浸透圧
 10.6 分配係数

11.粘度と拡散
 11.1 液体の粘度
 11.2 高分子溶液の粘度
 11.3 拡散

12.熱化学
 12.1 熱量計
 12.2 比熱
 12.3 溶解熱
 12.4 中和熱
 12.5 燃焼熱
 12.6 融解熱,蒸発熱その他

13.電気伝導度とイオンの移動
 13.1 電気に関する単位
 13.2 電解質溶液の電気伝導度
 13.3 容器の抵抗容量
 13.4 水の電導度
 13.5 電解質水溶液の電離度
 13.6 難溶塩の溶解度
 13.7 中和点の決定
 13.8 電量計
 13.9 イオンの輸率

14.起電力
 14.1 標準電池
 14.2 電池の起電力
 14.3 電池の単極電位
 14.4 単極電位と液の濃度との関係
 14.5 濃淡電池の起電力
 14.6 難溶塩の溶解度
 14.7 酸化還元電位
 14.8 分解電圧
 14.9 鉛蓄電池
 14.10 水素電極
 14.11 キンヒドロン電極
 14.12 ガラス電極
 14.13 起電力による滴定法
 14.14 緩衝溶液

15.光学測定と光化学
 15.1 液体の屈折率
 15.2 偏光と施光度
 15.3 比色法と比濁法
 15.4 ケイ光とリン光
 15.5 光化学変化

16.分光測定とX線回折
 16.1 発光と光の吸収
 16.2 光源と光度の測定
 16.3 分光と分光器
 16.4 吸収スペクトルとラマンスペクトル
 16.5 赤外吸収スペクトルとラマンスペクトル
 16.6 X線の発生
 16.7 X線の結晶による回折
 16.8 X線粉末写真法

17.誘電率と磁化率
 17.1 誘電率と分子分極
 17.2 液体の誘電率
 17.3 物質の磁性
 17.4 磁化率の測定

18.界面現象
 18.1 表面張力
 18.2 表面圧
 18.3 液体中の吸着現象
 18.4 気体の吸着

19.コロイド溶液
 19.1 コロイド溶液の製法
 19.2 透析と濾過
 19.3 チンダル現象と限外顕微鏡
 19.4 ブラウン運動
 19.5 コロイド溶液の電気的性質
 19.6 コロイド溶液の凝析と保護
 19.7 エマルジョンと泡沫
 19.8 粒子の沈降と濡れ

20.反応速度と化学平衡
 20.1 一次反応
 20.2 二次反応
 20.3 触媒反応
 20.4 燃焼
 20.5 化学平衡
 20.6 電解質の平衡

21.液化気体の実験
 21.1 気体の液化
 21.2 臨界定数の測定
 21.3 断熱容器
 21.4 液体空気と液体窒素

単位について
付表
索引

著作者紹介

鮫島 實三郎
さめしま じつさぶろう 
1890年生まれ。東京帝国大学理科大学化学科卒業。東北帝国大学助教授・教授、東京帝国大学教授、埼玉大学教授などを歴任。主な著書に『膠質学 上巻・下巻』『物理化学教本』(以上 裳華房)、『化学通論』(岩波書店)、『現代膠質学の展望』(学術図書出版社)などがある。

(情報は初版刊行時のものから一部修正しています)



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