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栄養生化学
東京大学名誉教授 農博 内藤 博 著
A5判/224頁/定価2750円(本体2500円+税10%)/1979年2月発行
ISBN 978-4-7853-3015-6 (旧ISBN 4-7853-3015-5)
C3043
本書は、動物体内の物質の流れと、種々の栄養条件下におけるその変化を中心に解説した教科書。特に栄養学は、ヒトの健康と家畜の生産効率の増大がおもな目的である。
本書の特色は、各栄養素のデータをできるだけヒトと実験動物としてのラットと対比して説明したことである。
1.栄養学の領域
2.動物体の構成
3.炭水化物の化学
4.脂質の化学
5.ヌクレオチド,核酸および関連物質
6.タンパク質,アミノ酸の化学
7.消化・吸収の生理
8.栄養素の消化・吸収
9.炭水化物の代謝と栄養
10.脂質の代謝と栄養
11.アミノ酸の代謝
12.タンパク質の代謝
13.タンパク質の栄養
14.エネルギー代謝
15.無機質
16.ビタミン
17.ホルモンの栄養生化学
18.日本人の栄養所要量
まえがき
1.栄養学の領域
1.1 栄養学の進歩と今日の問題点
1.2 栄養生化学の研究法
2.動物体の構成
2.1 ヒトとラットの体成分量,代謝量の比較
2.2 栄養素の体内運搬,循環系
2.3 高等動物における代謝の特徴
3.炭水化物の化学
3.1 単糖類
3.2 糖の構造表示法
3.3 少糖類
3.4 多糖類
3.5 食餌性繊維
3.6 糖の誘導体
4.脂質の化学
4.1 単純脂質
4.2 複合脂質
4.3 ステロイド
4.4 テルペン類
4.5 生体膜とリン脂質
5.ヌクレオチド,核酸および関連物質
5.1 核酸の化学的性質
5.2 タンパク質の合成機構と核酸
5.3 ヌクレオチド類
5.4 成長と核酸含量の変化
6.タンパク質,アミノ酸の化学
6.1 アミノ酸
6.2 ペプチドおよびタンパク質の構造
7.消化・吸収の生理
7.1 消化管の構造と運動機能
7.2 消化管ホルモンの作用
7.3 食物の移動と消化の各段階
7.4 消化率
8.栄養素の消化・吸収
8.1 栄養素の消化・吸収の様式
8.2 タンパク質分解酵素
8.3 食餌条件とタンパク質分解活性
8.4 腸管内におけるタンパク質の最終産物
8.5 プロテアーゼ阻害物質
9.炭水化物の代謝と栄養
9.1 血糖値とグルコースの利用
9.2 解糖
9.3 ヘキソースモノリン酸側路
9.4 解糖系の完結とATPの収支
9.5 糖新生
9.6 ショ糖の栄養
10.脂質の代謝と栄養
10.1 TGと脂肪酸利用
10.2 脂肪酸の合成
10.3 不飽和脂肪酸の分解と合成
10.4 ケトン体
10.5 血液中のグリセリドの輸送形式
10.6 炭水化物と脂質代謝の相互関連性
10.7 食餌摂取様式と体脂肪の蓄積
10.8 コレステロール代謝の食餌性因子
11.アミノ酸の代謝
11.1 一般的代謝経路
11.2 個々のアミノ酸の代謝
11.3 アミノ酸代謝の器官特異性
11.4 アンモニアの排泄
11.5 尿の形成とクリアランス
12.タンパク質の代謝
12.1 体タンパク質代謝の特徴
12.2 肝臓における吸収アミノ酸の処理
12.3 代謝回転
12.4 食餌の変化と代謝回転
12.5 食餌条件と酵素活性の変動
12.6 タンパク質代謝回転とアミノ酸プール
12.7 食餌によるタンパク質合成の制御
13.タンパク質の栄養
13.1 タンパク質の種類と栄養効果
13.2 タンパク質の栄養価測定法
13.3 必須アミノ酸の必要量
13.4 アミノ酸の補足効果
13.5 タンパク質節約作用
13.6 食品の加工・貯蔵に伴う栄養価の変化
13.7 タンパク質の必要量
14.エネルギー代謝
14.1 呼吸とエネルギーの発生
14.2 呼吸商
14.3 栄養素の利用エネルギー
14.4 基礎代謝
14.5 エネルギー所要量
14.6 特異動的作用
14.7 エネルギー代謝とATPの収支
14.8 タンパク質代謝とエネルギー代謝との関連
15.無機質
15.1 主要無機元素
15.2 微量元素
15.3 水と電解質平衡
16.ビタミン
16.1 脂溶性ビタミン
16.2 水溶性ビタミン
16.3 その他のビタミン様物質
17.ホルモンの栄養生化学
17.1 ホルモンの作用様式
17.2 副腎皮質ホルモン
17.3 インシュリン
17.4 グルカゴン
17.5 エピネフリン
17.6 甲状腺ホルモン
17.7 プロスタグランジン
17.8 食餌とホルモンの相関性
18.日本人の栄養所要量
18.1 栄養必要量の定義
演習問題
問題解答
索引
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内藤 博
ないとう ひろし
1928年 秋田県に生まれる。東京大学農学部卒業、東京大学大学院農学研究科修了。東京大学助手、広島大学助教授、東京大学助教授・教授、共立女子女子大学教授などを歴任。主な著書に『各種アミノ酸のはたらき』(ハート出版)、『知って得する健康常識』(監修、PHP研究所)、『新栄養化学』(共著、朝倉書店)、『栄養化学』(共著、養賢堂)などがある。
(情報は初版刊行時のものから一部修正しています)
栄養序説
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