→ 帯無しカバー画像
Amazon
楽天ブックス
セブンネットショッピング
Knowledge Worker
紀伊國屋書店
ヨドバシ・ドット・コム
TSUTAYA
ローチケHMV
e-hon
Honya Club
丸善,ジュンク堂書店,文教堂
紀伊國屋書店(新宿本店)
三省堂書店
有隣堂
TSUTAYA
くまざわ書店
コーチャンフォー
・Amazon Kindleストア
・楽天Kobo
・Google Play
・BOOK☆WALKER
・BookLive!
・紀伊國屋 kinoppy
・セブンネットショッピング
・Reader Store
・ひかりTVブック
・honto
・eBookJapan
・dブック
・どこでも読書
・いつでも書店
・COCORO BOOKS
・ヨドバシ.com
・BOOKSMART
・auブックパス
・DMM電子書籍
|
|
有機化学スタンダード
基礎有機化学
Basic Organic Chemistry
東京大学名誉教授 理博 小林啓二 著
B5判/184頁/2色刷/定価2860円(本体2600円+税10%)/2017年10月発行
ISBN 978-4-7853-3422-2
C3043
多くの基礎有機化学教科書のような「官能基別」の章立てをとらず、有機化学本来の基礎(語学における文法に当たるもの)とは何か、を提言する新しいタイプの教科書。各論的な説明ではなく、有機化学の体系の全体を見通した解説に努めた。
本書を通して読者は、有機化学の面白さが分子の立体構造や結合の組換えにあることを理解し、有機化学の基本を確実に身につけることができるだろう。
サポート情報
◎ まえがき (pdfファイル)
◎ 索引 (pdfファイル)
◎ 正誤表 (pdfファイル)
1.共有結合の成り立ち
2.共有結合の方向
3.有機化合物の体系
4.$\sigma$ 結合と立体配座
5.$\sigma$ 結合と立体配置
6.$\pi$ 結合と共役
7.結合の極性と開裂
8.酸と塩基
9.有機反応の体系
10.求核反応:求電子的な炭素への反応
11.求電子反応:求核的な炭素への反応
12.ベンゼン環への反応
13.求核的炭素と求電子的炭素との反応
14.酸化・還元と脱水縮合
15.有機化合物の命名法
まえがき (pdfファイル)
1.共有結合の成り立ち
1.1 原子軌道と価電子
1.2 共有結合の形成と原子価
1.3 イオン
演習問題
2.共有結合の方向
2.1 正四面体構造
2.2 原子軌道の形
2.3 単結合とsp3混成軌道
2.4 二重結合の炭素の混成軌道
2.5 三重結合の炭素の混成軌道
2.6 炭素の混成軌道のまとめ
演習問題
3.有機化合物の体系
3.1 有機化合物
3.2 構造式
3.3 炭素骨格
3.4 官能基
3.5 異性体
3.6 不飽和度
3.7 有機化合物の命名法
3.8 炭化水素基本骨格の命名法
演習問題
4.$\sigma$ 結合と立体配座
4.1 立体配座とニューマン投影式
4.2 シクロアルカンの立体配座
4.3 シクロヘキサンの立体配座
演習問題
5.$\sigma$ 結合と立体配置
5.1 シクロヘキサン二置換体の立体構造
5.2 鎖状化合物の立体異性体
5.3 キラルな形と鏡像異性体
5.4 フィッシャー投影式
5.5 立体配置のRS 表示
5.6 光学活性
5.7 ジアステレオマー
5.8 メソ形
5.9 光学分割
5.10 不斉合成
演習問題
6.$\pi$ 結合と共役
6.1 シス-トランス異性体
6.2 共役ジエン
6.3 ベンゼンの環状共役
6.4 芳香族炭化水素
6.5 ヒュッケル則
6.6 複素芳香環
演習問題
7.結合の極性と開裂
7.1 $\sigma$ 結合の極性
7.2 $\sigma$ 結合の開裂と陰イオン
7.3 $\sigma$ 結合の開裂と陽イオン
7.4 $\pi$ 結合の極性と開裂
7.5 官能基の共役
7.6 非共有電子対の共役
7.7 水素結合
演習問題
8.酸と塩基
8.1 カルボキシラートイオンの共鳴
8.2 酸性度の指標
8.3 酸の強弱と誘起効果
8.4 フェノール
8.5 フェノールにおける酸の強弱
8.6 安息香酸の置換基効果
8.7 メソメリー効果
8.8 ルイスの酸と塩基
8.9 アミンの塩基性
演習問題
9.有機反応の体系
9.1 有機反応の種類
9.2 反応機構
9.3 ラジカル反応の機構
9.4 ラジカル反応の起こりやすさ
9.5 sp3混成炭素とイオン反応
9.6 sp2混成炭素とイオン反応
9.7 ペリ環状反応
9.8 有機反応機構のまとめ
演習問題
10.求核反応:求電子的な炭素への反応
10.1 求核置換反応
10.2 SN2反応
10.3 SN1反応
10.4 求核置換反応の起こりやすさ
10.5 求核反応に伴う脱離反応
10.6 カルボニル基への求核付加反応
演習問題
11.求電子反応:求核的な炭素への反応
11.1 アルケンへの求電子反応
11.2 付加反応における立体特異性
11.3 共役ジエンへの1,4-付加
11.4 アルキンへの求電子付加
11.5 カルボニル基に隣接するメチレン基への求電子反応
11.6 ベンゼン環への求電子反応
演習問題
12.ベンゼン環への反応
12.1 ベンゼン環への求電子置換反応
12.2 求電子置換反応における配向性
12.3 芳香族求核置換反応
演習問題
13.求核的炭素と求電子的炭素との反応
13.1 炭素−炭素結合の形成
13.2 カルボニル基に隣接するメチレン炭素
13.3 活性メチレン
13.4 活性メチレンのアルキル化
13.5 カルボニル化合物2分子からC−C結合の形成
13.6 グリニャール試薬とカルボニル化合物との反応
演習問題
14.酸化・還元と脱水縮合
14.1 アルケンの酸化
14.2 アルケンの還元
14.3 芳香族化合物の酸化と還元
14.4 アルコールの酸化
14.5 アルデヒドとケトンの酸化と還元
14.6 窒素を含む官能基の還元
14.7 エステルの生成
14.8 アミドの生成
14.9 アミンとカルボニル化合物との間の脱水縮合反応
演習問題
15.有機化合物の命名法
15.1 IUPAC命名法における官能基
15.2 ハロゲン化合物の命名法
15.3 アルコール、フェノール、エーテルの命名法
15.4 カルボニル化合物の命名法
15.5 カルボン酸とその誘導体の命名法
15.6 アミンの命名法
演習問題
演習問題解答
索引 (pdfファイル)
COLUMN
炭素の同素体
芳香族性をもつ環状炭素イオン
分極
エーテル結合の非共有電子対
ラジカル重合
グルコースのヘミアセタール構造
分子内縮合による環化反応
|
|
小林 啓二
こばやし けいじ
1941年 兵庫県に生まれる。東京大学理学部卒業。東京大学助手・助教授・教授、城西大学教授などを歴任。専門分野は構造有機化学。主な著書に『固体有機化学』(共著、化学同人)、『基礎有機化学』(朝倉書店)などがある。
(情報は初版刊行時のものから一部修正しています)
演習でクリア フレッシュマン 有機化学
有機化学(三訂版)
ステップアップ 大学の有機化学
初歩からの有機化学
自学自修用 有機化学問題集
最新の有機化学演習
|