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生命科学シリーズ
がんの生物学
Biology of Canceration and Cancerous Cells
京都府立大学名誉教授 農博 松原 聰 著
A5判/152頁/定価2310円(本体2100円+税10%)/1992年6月発行
ISBN 978-4-7853-5083-3 (旧ISBN 4-7853-5083-0)
C3045
(オンデマンド方式による印刷・製本)
がんの生物学に関する話題に焦点をあてて,最近のがん研究の成果をわかりやすくまとめた教科書的な参考書である.
1.がんとは
2.生活環境と発がん要因
3.生体内での発がん物質の挙動
4.発がんの二段階説
5.細胞のがん化と増殖
6.がん細胞の生物学的特性
7.がん細胞の染色体
8.転移の生物学
9.がんに対する免疫
10.細胞分化とがん
11.がんウイルス
12.がん遺伝子とがん抑制遺伝子
13.制がん作用をもつ物質
まえがき
1.がんとは
1.1 がんとは
1.2 がん発生のきっかけは
1.3 現状では
2.生活環境と発がん要因
2.1 化学物質による発がん
2.2 発がん物質と変異原物質の検出
2.3 喫煙と発がん
2.4 食生活と発がん
2.5 食品に含まれる発がん物質と変異原物質
2.6 食品添加物の発がん作用
2.7 飲料水に含まれている発がん物質
2.8 発がんを抑制する物質
3.生体内での発がん物質の挙動
3.1 発がん物質の代謝とDNAへの作用
3.2 発がん性を決める化学構造
4.発がんの二段階説
4.1 二段階発がん実験
4.2 発がんイニシエーターと発がんプロモーター
4.3 発がんプロモーターの作用
4.4 発がんプロモーターの作用を抑える物質
4.5 ヒトの多段階発がん
5.細胞のがん化と増殖
5.1 突然変異と細胞のがん化
5.2 培養細胞のがん化
5.3 がんは1個の細胞から
5.4 潜伏期のがん
5.5 がんの急激な増殖
6.がん細胞の生物学的特性
6.1 細胞構造の変化
6.2 細胞骨格の変化
6.3 細胞膜の変化
6.4 細胞相互の結合性の低下
6.5 運動および増殖の接触抑制の消失
6.6 細胞の自己・非自己識別能力の消失
7.がん細胞の染色体
7.1 染色体構成の異常
7.2 種族細胞説
7.3 がん化に伴う染色体変異
7.4 白血病細胞の染色体異常
7.5 バーキットリンパ腫の染色体異常
7.6 網膜芽細胞腫
8.転移の生物学
8.1 転移の諸段階
8.2 高転移性と非転移性
8.3 転移の臓器選択性
8.4 転移抑制の試み
9.がんに対する免疫
9.1 がんに対する免疫現象
9.2 免疫能の低下
9.3 免疫回避機構
9.4 がんの治療における免疫系の利用
10.細胞分化とがん
10.1 肝がんおける遺伝子発現の乱れ
10.2 がん胎児性タンパク質
10.3 脱がんといえる現象
10.4 白血病細胞における分化誘導の調節
10.5 テラトーマ(奇形腫)
11.がんウイルス
11.1 ウイルスの一般的構造
11.2 宿主細胞内でのがんウイルスの挙動
11.3 主ながんウイルス
12.がん遺伝子とがん抑制遺伝子
12.1 動物細胞に存在するがん遺伝子
12.2 がん遺伝子とその産物の働き
12.3 がん遺伝子の発現
12.4 がん抑制遺伝子
13.制がん作用をもつ物質
13.1 制がん作用をもつ物質
13.2 薬剤耐性細胞の出現
主な参考文献
索引
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松原 聰
まつばら さとし
1935年 大阪府生まれ.京都大学農学部卒業,京都大学大学院博士課程修了.京都府立大学助手・助教授・教授などを歴任.
(情報は初版刊行時のものから一部修正しております)
環境生物科学 (改訂版)
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