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蛙 学
京都大学名誉教授 理博 市川 衛 著
Ｂ５判／250頁／定価3300円（本体3000円＋税10％）／1951年11月発行
ISBN 978-4-7853-5804-4（旧ISBN 4-7853-5804-1）
C3045
生物学を学ぶために手ごろな材料としてもっとも良く使われている蛙について、総説的にまとめた。
1．形態
2．發生
3．變態
4．性の決定と性の轉換
5．再生と畸型
6．蛙の系統と分類
7．生態
1章 形態
1 外部形態
2 内部形態
口腔／消化系／呼吸系／生殖系／泌尿系／内分泌腺／循環系／神經系／筋肉系
2章 發生
1 生殖細胞とその成熱現象
2 受精
3 分割と胞胚形成
4 嚢胚形成
5 神經胚形成とその後の發生一般
6 器官發生
外胚葉に由來する組織と器官／内胚葉に由來する器官／中胚葉に由來する器官
3章 變態
1 變態の現象
尾の吸収／肢の發生／皮膚の變化／頭骨の變態／舌骨の變態／齒の發生／舌の發生／消化器官の變態
2 變態の機構
4章 性の決定と性の轉換
雌雄同體／性の轉換／性の決定／並體癒合
5章 再生と畸型
尾の再生／肢の再生／實験的過剥肢の形成／自然に現われた過剩肢をもつ畸型／畸型形成の説明
6章 蛙の系統と分類
7章 生態
1 棲所
2 食性
3 繁殖
4 鳴き聲
5 體色とその變化
6 運動
7 冬眠と夏眠
8 毒
9 天敵と寄生蟲
邦語索引
歐語索引
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市川 衞
いちかわ まもる
1903年 生まれ。京都帝国大学理学部卒業。京都大学教授、甲南大学教授などを歴任。主な著書に『蛙学』（裳華房）、『新制図解動物学』（増進堂）、『実験発生学 上・下』（弘文堂）などがある。
（情報は初版刊行時のものから一部修正しております）
基礎発生学概論
（新版）
基礎動物学（新版）
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