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産業技術誌 −科学・工学の歴史とリテラシー−
Scientific and Technological Literacy

在庫マーク

千葉工業大学名誉教授 工博 岡田厚正 監修/
元 千葉県立現代産業科学館  高安礼士 編集
執筆:岡田厚正・高安礼士・亀井 修・前島正裕・西川 稔

A5判/184頁/定価2750円(本体2500円+税10%)/2010年11月25日発行
ISBN 978-4-7853-6025-2  C3050

 古代オリエントから現代まで、産業技術の発達を、人々の生活史との関連の観点を交えつつコンパクトにまとめた入門書。
 技術発達の単なる羅列ではなく、文化的背景や社会的文脈に注意を払いながら、現代の基幹産業の礎となった「鉄鋼」「石油」「電気」「自動車」の四つを選び、その発展の原点となる産業革命と大量生産に重点をおいて解説した。
 工学系大学・工業高等専門学校向きの教科書としてだけでなく、生涯学習のテキストとしてもお薦め。


目次 (章タイトル)  → 詳細目次

1.科学と技術の系譜
2.産業革命と大量生産の時代
3.鉄鋼の産業誌
4.石油の産業誌
5.電気の産業誌
6.自動車の産業誌
7.人と技術

詳細目次  →『産業技術誌』目次

序文 (pdfファイル)
本書のねらい (pdfファイル)

1.科学と技術の系譜
 1.1 はじめに
 1.2 古代オリエント
 1.3 インドの古代文明
 1.4 中国の古代文明
 1.5 その他の地域の古代文明
  (1)アメリカ大陸
  (2)アフリカ大陸
 1.6 科学哲学の歴史
  (1)ギリシャ・イオニアの自然哲学
  (2)「技術・感性」と「科学・理性」の分離
 1.7 アレキサンドリアと古代ローマの科学と技術
 1.8 イスラムの技術
 参考文献

2.産業革命と大量生産の時代
 2.1 「産業革命」前夜のイギリスと日本
 2.2 「産業革命」の時代
  (1)「産業革命」とは
  (2)産業革命を支えた技術
  (3)産業革命期の都会の生活
 2.3 1851年ロンドン万国博覧会にみる大量生産への芽生え
   コラム 万国博覧会と「社会の進歩」
 2.4 大量生産の時代(第2次産業革命)
  (1)はじめに
  (2)産業技術の20世紀への展開
 参考文献

3.鉄鋼の産業誌
 3.1 鉄との出会い
  (1)木炭を使った製鉄
  (2)石炭の利用: 鉄の大量生産
  (3)転炉の発明: 鉄鋼の大量生産
   コラム 〈鉄の人〉ベッセマー
  (4)鉄の加工技術
  (5)銑鉄と鋼鉄
   コラム エッフェル塔
 3.2 鉄の技術の展開
  (1)鉄の大量利用の始まり
  (2)イギリス:蒸気機関と鉄道
  (3)フランス:エッフェルと錬鉄
  (4)ドイツ:重化学工業の展開
  (5)アメリカの発展
 3.3 鉄のリテラシー
  (1)鉄とは
  (2)鉄の原料
  (3)製銑
  (4)製鋼
  (5)鋼の加工
  (6)焼き入れ・焼き戻し
  (7)いろいろな鉄製品
 鉄鋼の年表 / 参考文献

4.石油の産業誌
 4.1 石油(petroleum)とは
  (1)石油は何からできているのか
  (2)石油製品のでき方
 4.2 私達の生活と石油
  (1)石油は何に使われているのか
  (2)エネルギー
  (3)プラスチックとポリマー
  (4)石油の価格
  (5)探鉱から商品化まで
 4.3 石油産業の歴史
  (1)人と石油の出会い
  (2)近代石油産業の始まり
  (3)石油産業の発展
 4.4 石油のリテラシー
 石油の年表 / 参考文献

5.電気の産業誌
 5.1 電気との出会い
  本格的な電気研究始まる
 5.2 電気の応用,初めは電信
  (1)伝心から電気による通信へ
  (2)日本人が電信に出会う
  (3)つながる通信ネットワーク
   コラム 広がる電信の応用
  (4)電気産業の黎明
 5.3 電力の利用は「明かり」から
  (1)文明開化はランプの明かり
  (2)電灯登場
  (3)日本最初の発電所は下町に
  (4)高電圧送電と水力の導入
  (5)家庭電化と生活改善
 5.4 画像を送る
  (1)始まりはファクシミリ
  (2)テレビの開発
  (3)高柳健次郎のテレビジョン開発
   コラム 初期高柳式テレビジョンの原理
  (4)より明るく,より鮮明に
 5.5 コンピュータの発達
  (1)計算の機械化
   コラム 機械で計算する方法
  (2)情報を処理する装置
  (3)国産化への道
  (4)コンピュータ生活へ
  (5)電卓開発競争とマイクロプロセッサの登場
  (6)進展する情報化社会と課題
 5.6 電気の技術リテラシー
 電気の年表 / 参考文献

6.自動車の産業誌
 6.1 自動車との出会い
  (1)はじめに
  (2)乗り物の歴史と世界最初の自動車
 6.2 西洋の技術史
  (1)内燃機関の研究・実用化
   コラム ディーゼル・エンジン
  (2)ガソリン自動車の誕生
   コラム 空気入りタイヤの出現
  (3)高級車と大衆車の分化−自動車の普及時代−
  (4)実用車の普及と流線型スタイルの普及
   コラム 全米に親しまれたフォード・モデルT
 6.3 日本における展開
  (1)外国車の移入−初の渡来車−
  (2)国産車の誕生
   コラム 日本初の遠乗会(ドライブツアー)
  (3)戦前の自動車産業
  (4)国産車の普及とモータリゼーションの進展
  (5)「マイカー時代」の到来
   コラム 高速道路の開通
  (6)国際水準に達した国産車
 6.4 自動車の未来
   コラム プラグイン・ハイブリッド自動車
 自動車の年表 / 参考文献

7.人と技術
 7.1 技術リテラシー
 7.2 技術者と倫理
  (1)技術倫理とは
  (2)技術倫理をめぐる我が国の状況
  (3)変化する倫理観
  (4)技術と社会の相互作用
 7.3 調査・研究・発表の手法
 7.4 さらに学習するための情報
 参考文献

索引

著作者紹介

岡田 厚正
おかだ あつまさ 
1926年 京都府に生まれる。東京大学大学院工学系研究科博士課程中退。千葉工業大学教授・副学長、千葉県立現代産業科学館館長などを歴任。主な著書・訳書に『現場の鋳造』(分担執筆、アグネ)、『鉄鋼製造法』(丸善)などがある。

高安 礼士
たかやす れいじ 
1949年 千葉県に生まれる。名古屋大学理学部卒業。千葉県立現代産業科学館、千葉県総合教育センター、全国科学博物館振興財団、サイエンス・コミュニケーション協会などを経て現在 千葉市科学館プロジェクトアドバイザー。

亀井 修
かめい おさむ 
1959年 千葉県に生まれる。千葉工業大学大学院工学研究科博士後期課程修了。千葉県立現代産業科学館などを経て現在 国立科学博物館 産業技術史資料情報センター。工学博士。主な著書に『博物館経営・情報論[新訂]』(共著、放送大学教育振興会)などがある。

前島 正裕
まえじま まさひろ 
1962年 東京都に生まれる。東京農工大学大学院工学研究科修士課程修了。現在 国立科学博物館 研究主幹。主な著書に『エジソン』(監修、ポプラ社)などがある。

西川 稔
にしかわ みのる 
1952年 福島県に生まれる。早稲田大学社会科学部卒業。トヨタ自動車株式会社、トヨタ博物館学芸員、学芸グループ課長などを歴任。

(情報は初版刊行時のものから一部修正しています)


この著作者の本
『材料の科学と工学』
材料の科学と工学



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