大野 公一
おおの こういち
1945年 北海道生まれ.東京大学理学部卒業.東京大学助手・助教授・教授,東北大学教授,放送大学客員教授などを歴任.主な著訳書に『量子化学』(岩波書店),『マクマリー一般化学 上下』(共訳,東京化学同人),『和英 化学用語辞典』(共編,東京化学同人),『大学生のための例題で学ぶ化学入門』(共著,共立出版)などがある.
(情報は初版刊行時のものから一部修正しています)
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【電子書籍】
物理化学入門シリーズ
量子化学
Quantum Chemistry
東北大学名誉教授 理博 大野公一 著
標準価格2970円(本体2700円+税10%)/2016年3月電子版発行/
eISBN 978-4-7853-7507-2
量子論の誕生から最新の量子化学までを概観し,量子化学の基礎となる考え方や技法を,初学者を対象に丁寧に解説.根本的に重要でありながらあまり説明されてこなかった事項や,応用分野に役立つ事項を含めつつも題材を精選し,量子化学の最重要事項を学べるよう工夫されている.
数学が苦手な読者のため,付録として数学・物理学の初歩も収録.
※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております.固定レイアウト型は文字だけを拡大することや,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能が使用できません.
※この電子書籍は,2012年に刊行された『量子化学』(第1版1刷)を元に電子書籍化したものです.
サポート情報
◎ “紙”の書籍の紹介ページは→こちら
◎ 詳しい解説および式の証明等 (pdfファイル)
※3章,4章,5章,14章分をまとめたもの.個別ファイルは下記の詳細目次よりリンクしています.
◎ はじめに (pdfファイル)
◎ 索引 (pdfファイル)
1.量子論の誕生
2.波動方程式
3.箱の中の粒子
4.振動と回転
5.水素原子
6.多電子原子
7.結合力と分子軌道
8.軌道間相互作用
9.分子軌道の組み立て
10.混成軌道と分子構造
11.配位結合と三中心結合
12.反応性と安定性
13.結合の組換えと反応の選択性
14.ポテンシャル表面と化学
はじめに (pdfファイル)
1.量子論の誕生
1.1 熱放射
1.2 エネルギー量子
1.3 光電効果
1.4 原子スペクトル
1.5 原子模型
1.6 準位間の遷移とスペクトル
演習問題
2.波動方程式
2.1 波動
2.2 物質波
2.3 波動方程式
2.4 ハミルトニアンのつくり方
2.5 波動関数の意味と性質
2.6 定常状態
2.7 固有値,期待値,不確定性
演習問題
3.箱の中の粒子
3.1 一粒子の波動方程式
3.2 一次元の箱の中の粒子
3.3 二次元・三次元の箱の中の粒子
演習問題
※「三次元の箱の中の粒子」 (pdfファイル)
4.振動と回転
4.1 二粒子系の波動方程式
4.2 調和振動子
4.3 分子振動
4.4 剛体回転子
4.5 分子回転
演習問題
※「調和振動子の波動方程式の解き方」 (pdfファイル)
※「剛体回転子の波動方程式の解き方」 (pdfファイル)
5.水素原子
5.1 水素類似原子の波動方程式
5.2 水素類似原子のエネルギー準位と波動関数
5.3 原子軌道
演習問題
※「水素類似原子の波動方程式の解き方」 (pdfファイル)
6.多電子原子
6.1 静電遮蔽効果と有効核電荷
6.2 多電子原子の原子軌道とエネルギー準位
6.3 電子スピン
6.4 多電子系の波動関数
6.5 多電子原子の電子配置と構成原理
6.6 原子の性質の周期性
演習問題
7.結合力と分子軌道
7.1 結合力と反結合力
7.2 原子核に働く静電気力
7.3 分子のハミルトニアンと断熱近似
7.4 分子軌道
7.5 基底関数とクーロン積分・共鳴積分
7.6 重なり積分と軌道の重なり
演習問題
8.軌道間相互作用
8.1 結合性軌道と反結合性軌道
8.2 軌道間相互作用の基本原理
8.3 2対1の軌道間相互作用
8.4 分子軌道の組み立て方
演習問題
9.分子軌道の組み立て
9.1 AH型分子
9.2 AH2型分子
9.3 A2型分子
演習問題
10.混成軌道と分子構造
10.1 軌道の混成
10.2 不対電子と原子価
10.3 多原子分子の構造
演習問題
11.配位結合と三中心結合
11.1 配位結合
11.2 三中心結合
11.3 橋架け結合
11.4 水素結合
演習問題
12.反応性と安定性
12.1 電子配置と反応性
12.2 物理的安定性
12.3 HOMO-LUMO相互作用とフロンティア軌道
12.4 化学的安定性
演習問題
13.結合の組換えと反応の選択性
13.1 環状付加反応
13.2 反応の選択性
13.3 電子環状反応
演習問題
14.ポテンシャル表面と化学
14.1 化学式,同素体,異性体
14.2 平衡構造の探索
14.3 遷移状態の探索
14.4 反応経路網の探索
14.5 H2CO2の反応経路網
14.6 不斉合成の遷移状態の探索
14.7 ポテンシャル表面の探索と化学の新世界
演習問題
※「化学反応経路網の探索」 (pdfファイル)
A.付録
A.1 三角関数と複素数
A.2 ベクトルの内積と外積
A.3 行列と行列式
A.4 運動エネルギー,位置エネルギー,エネルギー保存則
A.5 力のつり合いと合成
A.6 円運動と向心力
A.7 運動量と角運動量
A.8 演算子,固有値,固有関数
A.9 確率,分布,平均
A.10 極座標のラプラシアンと体積要素
A.11 角運動量成分の演算子の極座標表示
A.12 角運動量演算子の固有方程式
参考書
演習問題略解
索引 (pdfファイル)
コラム
バルマーの謎
神のサイコロ
神出鬼没
宇宙物質からの電波
KLMNとspdf
メタステーブルアトム
ハートリーとSCF法
計算の高速化
分子軌道の観測
分子模型
貴ガス(希ガス)とその化合物
閉殻構造
シンメトリーの効力と量子化学
検索・探索とアルゴリズム
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