力 学
(2023/6/29更新)
● 力学 I(新装版)−質点・剛体の力学− (原島 鮮 著)
A5判並製/276頁/定価2750円(本体2500円+税10%)/ISBN978-4-7853-2272-4
あらゆる物理学の基礎であり、出発点であるといえる「力学」を、「行間が埋め尽くされた」とも評される著者一流の懇切、ていねいな記述でじっくりと説いていく。その色あせない魅力は、1973年の初版刊行以来、およそ半世紀後の今日でも、変わらず多くの読者に迎えられ続けていることがよく示しているでしょう。
このたびの「新装版」では、図版をより魅力的なものにあらためるなど、いっそうの読みやすさへの工夫をほどこしました。全二巻の第1巻目となる本書では、質点の力学、質点系と剛体の力学を扱いました。
● 講義がわかる 力学 (竹川 敦 著)
B5判/184頁/2色刷/定価2420円(本体2200円+税10%)/ISBN978-4-7853-2262-5
本書は、物理に苦手意識をもつすべての大学生に向けて執筆し、予備知識がなくても読めるように、基本事項を一つずつていねいに解説した初歩的な力学の教科書です。
なるべく1つの物体(質点)の運動に話をしぼり込み、それによって、運動方程式から各保存則がすべて導けるという力学の基本法則からなる体系性を、できる限りきめ細かく、ていねいに、わかりやすく解説しました。そのため、本書の先に広がる発展的な内容(通常の大学での力学)を自分で理解するための足場を固めることができるものとなっています。
● 大学生のための 力学入門 (小宮山 進・竹川 敦 共著)
A5判/220頁/2色刷/定価2420円(本体2200円+税10%)/ISBN978-4-7853-2243-4
本書は、これまで大学の初年級の理工系学生に対し、ほぼ30年間にわたって行なってきたニュートン力学の講義を基にして、高校生の物理教育に携わっている共著者とともに執筆したものです。
法則の導出方法を順を追ってわかりやすく解説し、また学生が誤解しやすい箇所は直観的な考察と正しい導出方法を比較して解説したり、理解度を確認するための豊富な章末問題と詳細な解答を用意するなど、一人でも学習が進められるように工夫を施しました。
半期講義向き
● ファーストステップ 力 学 (河辺哲次 著)
B5判/164頁/2色刷/定価2420円(本体2200円+税10%)/ISBN978-4-7853-2257-1
スモールステップで学べるように、各章は10頁程度のボリュームとし、各章末には基礎と標準レベルに分けた、合計20題程度の問題を用意しました。また、力学の理解を深め、物理の愉しさを実感してもらうためには、物理的なモノの見方・考え方を身に付けて、問題を自分の力で解けるようになることが大切であるという観点から、どのように考えていけばよいのかというステップ(解法のストラテジー)を代表的な例題に付けました。● 法則がわかる 力 学 (遠藤雅守 著)
B5判/192頁/定価2420円(本体2200円+税10%)/ISBN978-4-7853-2261-8
問題を解くことで力学の諸法則への理解を深めることができる入門書。近頃は物理学が一種の暗記科目になってしまった、という著者の危機感から、公式の丸暗記では容易に解けない、ユニークな問題を豊富に収めました。● 物理学講義 力 学 (松下 貢 著)
A5判/236頁/2色刷/定価2530円(本体2300円+税10%)/ISBN978-4-7853-2239-7
丁寧でわかりやすい解説で定評のある松下先生執筆による半期用の教科書で、力学の本質が非常にわかりやすく解説されています。学習者の理解を高めるために、各章の冒頭には学習目標を提示し、章末には学習した内容をきちんと理解できたかどうかを学習者自身に確認してもらうためのポイントチェックのコーナーが用意されています。また、本文中の重要箇所については、ポイントであることを示す吹き出しが付いており、問題解答には、間違ったり解けなかった場合に対するフィードバックを示すなど、随所に工夫の見られる構成となっています。● 裳華房テキストシリーズ‐物理学 力 学 (川村 清 著)
A5判/194頁/定価2090円(本体1900円+税10%)/ISBN978-4-7853-2081-2
理工系の物理学として最初に学ぶ“力学”を好きになってもらえるように、との著者の思いが込められた一冊です。力学に親しみをもって学べるよう、スポーツその他、身の回りの題材も取り入れて、やさしく解説されています。● スタンダード 力 学 (河辺哲次 著)
A5判/192頁/定価2310円(本体2100円+税10%)/ISBN978-4-7853-2224-3
本書は、初めて力学を学ぶ人を対象とした教科書である。長年の講義経験をもとに、初学者が特に躓きやすい箇所は懇切丁寧な解説を心掛けて書かれている。身近な物理現象やカオスの話なども取り入れ、また例題や演習問題を豊富に盛り込み、読者の理解がより一層深まるように配慮された構成となっている。● 力 学 物理学[分冊版] (小出昭一郎 著)
A5判/142頁/定価1650円(本体1500円+税10%)/ISBN978-4-7853-2075-1
理解可能なことだけ筋を通して述べ、盛込む内容を思い切って精選し、本質が簡単にはわからない雑多で表面的な知識の羅列を避け、図等にも工夫をこらした定評ある基礎教科書『物理学』の三訂版の刊行を機会に、半期の講義対応に“親本"の分冊形式として発刊した内の「力学編」です。● 物理学のすすめ 力学とは何か (和田正信 著)
A5判/156頁/定価1980円(本体1800円+税10%)/ISBN978-4-7853-2065-2
大学理工系の1、2年生における物理学講義を想定した教科書シリーズの力学編である。本書では、力学現象に注目し、それを解明するために、力学を構成する物質的存在、構造と変化、概念などを理解し、それがどのような法則として集約されているかを学びます。
また、各章末に演習問題を配し、巻末にはその略解を載せました。半期用の教科書として適しています。● 初等力学 (甲木伸一 著)
A5判/152頁/定価1980円(本体1800円+税10%)/ISBN978-4-7853-2059-1
大学初年級における半期用テキストおよび演習書として、また適切な自習書として編まれたものです。かなり多くの例題とその解答を読み進むうちに、力学の力が身につくように、また、例題と密接に関連する演習問題が豊富に用意されていて、それらを自力で解くことにより効果が上がるように工夫されています。● 力学の基礎 (橋本正章・荒井賢三 共著)
A5判/186頁/定価2420円(本体2200円+税10%)/ISBN978-4-7853-2068-3
物理本来の大切さである結果を導く過程を理解することに重点をおいた教科書で、数学的手段を駆使して、覚えるのでなく自分の頭で考え、実際に手を動かして計算を進めるように書かれています。各章末の演習問題も豊富で、コラムも興味をそそられます。
通年講義向き
● 物理学レクチャーコース 力 学 (山本貴博 著)
A5判/298頁/定価2970円(本体2700円+税10%)/ISBN978-4-7853-2409-4
新シリーズ「物理学レクチャーコース」刊行第一弾!
取り扱った内容は、ところどころ発展的な内容も含んでいますが、大学で学ぶ力学の標準的な内容となっています。したがって、本文中に登場する数式を1つ1つ丁寧に追いかけ、Exercise・Training、さらにはPracticeを活用しながら本書で力学を学び終えれば、「大学レベルの力学は身に付けた」と自信をもてる内容となっています。● 理工系の基礎 力学 (白石 清 著)
A5判/238頁/定価2420円(本体2200円+税10%)/ISBN978-4-7853-2247-2
物理系学科の大学生が、自力で最後まで読みこなせること念頭に置いて書かれました。運動の記述、運動の法則から、質点系・剛体の力学を論じており、読者の方々が力学の基礎知識および応用力を効率的に修得できるようになっています。また、各章の初めには「学習目標」・「キーワード」、および本文中では豊富な例題と図を配すことで、読者の方々の理解が進むようにしました。さらに、各章末には章末問題を置き、やさしい方から、A(単純計算問題)、B(標準問題)、C(応用問題)の記号を付すことで読み進めながら達成度の確認ができるようにしてあります。● 基礎力学 (中山正敏 著)
A5判/212頁/定価2420円(本体2200円+税10%)/ISBN978-4-7853-2084-3
力学の基本事項を12章にまとめ、さらにそれらを3つのステップに分けることにより、教育目標と学生のレベルに応じて、様々な使い方ができるように工夫されています。ステップ1は入門編で、高校で物理を履修していない学生を念頭におき、1次元運動を中心とした力学の基本的な考え方を解説し、ステップ2は3次元的な運動を扱う基本部分で、ステップ1を前提とすることで、高校物理の未履修者もその主要部分は十分理解できるように書かれています。ステップ3は、基本事項を踏まえて、剛体運動、振動、非慣性系を扱っています。● 力 学 (近藤 淳 著)
A5判/224頁/定価2750円(本体2500円+税10%)/ISBN978-4-7853-2054-6
大学理工系の初年級における講義を想定した教科書で、高等学校の物理から大学での物理の手法、考え方にスムースに入れるように配慮された懇切丁寧な書です。より一層の理解のために、姉妹書の『基礎演習シリーズ 力学』との併用をお薦めします。
読者対象 大学1、2年生● 理解する 力学 (川村嘉春 著)
A5判/272頁/定価2750円(本体2500円+税10%)/ISBN978-4-7853-2268-7
本書は、将来、自然科学を用いた研究や技術開発に挑むであろう学生向けの力学の教科書。
高校で「物理」を学んでこなかった学生も理解できるように、各章とも初歩的な内容から始めて、いわゆる標準的な力学の内容を網羅しました。各章には、身の回りの題材を含めた章末問題を10題前後用意し、実力養成のための発展問題も収めました。また、力学を理解する上で必要な数学(ベクトル、微分、積分、三角関数など)についても随時説明を加えました。● 力 学(新装版) (原島 鮮 著)
A5判/414頁/定価3300円(本体3000円+税10%)/ISBN978-4-7853-2275-5
初版刊行の1958年以来、多くの大学で教科書として採用されるなど、読者から圧倒的な支持を受け続けている、超ロングセラーの教科書・参考書です。
運動の法則の基礎については特に手厚く記述し、加えて解析力学についてはよりいっそうの注意を払いながら展開していきます。著者一流の懇切、ていねいな記述は、はじめて力学を学ぶひとにとって大きな助けとなるでしょう。
2022年刊行の「新装版」ではレイアウトを見直すなど、さらなる読みやすさへの工夫をほどこし、学習を始める際に読者が感じるハードルの高さをすこしでも低くするよう意を砕きました。
● 工学系の基礎力学 (田村忠久 著)
B5判/220頁/定価2750円(本体2500円+税10%)/ISBN978-4-7853-2269-4
本書は、工学部の初学年向けに行ってきた、著者の長年の講義経験に基づいて執筆された力学の教科書。 出発点を、用語の意味が理解できることと、力の図示ができるところからはじめました。数学的な取扱いの説明に関しては、本文中において初出のところで基本的なところから解説し、必要最小限の数学にとどめ、また。式展開はできるだけ式変形が理解できるように段階的に行い、その本質を説明する図および解説を併記して理解しやすいようにしました。
(講義項目の選択によっては、半期講義にも対応可能です。)● 裳華房フィジックスライブラリー 力学(I) (高木隆司 著)
A5判/204頁/定価2200円(本体2000円+税10%)/ISBN978-4-7853-2099-7
物理学の柱である力学を、日常的な話題等も取り入れながら親しみやすく学んでいくことができるように工夫されています。また数学的な操作については極力丁寧に解説し、数学の理解でとまどうことがないような配慮がなされています。本書( I )では、1個の質点の運動を、( II )では、質点系と剛体の運動をテーマとしています。
読者対象 大学1年生 〜● 裳華房フィジックスライブラリー 力学(II) (高木隆司 著)
A5判/176頁/定価2090円(本体1900円+税10%)/ISBN978-4-7853-2100-0
本書( II )では、( I )に続き質点系と剛体の運動をテーマとしています。
読者対象 大学1年生 〜
自然科学書出版 裳華房 SHOKABO Co., Ltd.