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物理学選書5
宇宙線(改訂版)  【復刊】
Cosmic Rays

東京大学名誉教授 理博 小田 稔 著
A5判/426頁/定価6480円(本体6000円+税8%)/1972年11月
ISBN978-4-7853-2305-9 (旧ISBN4-7853-2305-1) オンデマンド方式による印刷・製本

 本書の旧版以来,地球近傍から太陽系空間についての知識にいちじるしい発展があり,宇宙線のふるまいについても新しい眼で見なければならなくなった.また,宇宙電子,γ線,X線などの知識が新たにつけ加わり,宇宙線と宇宙との関係については全面的に書き直すことを余儀なくされてきたものである.
 天体物理学の分野で多大なる活躍・貢献をした著者力作の改訂版の復刻版.

 ※物理学選書」の一覧はこちら

【目 次】

『宇宙線(改訂版)』 カバー
第1章 序説
 1.1 宇宙線の研究
 1.2 宇宙線研究の歴史
 1.3 素粒子と高エネルギー粒子の物理学
 参考文献

第2章 高エネルギー粒子の電磁的相互作用
 2.1 電磁的相互作用(Electromagnetic lnteraction)
 2.2 電離(lonization)
 2.3 電磁散乱
 2.4 質量の測り方
  2.4.1 飛程-運動量(R-p )法
  2.4.2 飛程-電離(range-ionization)法
  2.4.3 飛程-銀粒子密度(range-grain density)法
  2.4.4 飛程-散乱(range-scattering)法
  2.4.5 銀粒子密度-散乱(grain density-scattering)法
 2.5 制動輻射(Bremsstrahlung)
 2.6 シンクロトロン輻射(Synchrotron Radiation)
 2.7 逆コンプトン効果(Inverse Compton Effect)
 2.8 光子(電磁波)と物質
  2.8.1 光電効果
  2.8.2 Compton散乱
  2.8.3 電子対創生(pair creation)
  2.8.4 光子の吸収
 2.9 チェレンコフ輻射(Cerenkov Radiation)
 2.10 カスケードシャワー
  2.10.1 カスケード関数
  2.10.2 カスケードシャワーの構造関数(Structure Function)
 2.11 モンテカルロ法
 参考文献

第3章 粒子の検出装置
 3.1 電離箱(lonization Chamber)
 3.2 比例計数管(Proportional Counter)
 3.3 GM計数管
 3.4 シンチレーションカウンター(Scintillation Counter)
 3.5 チェレンコフカウンター(Cerenkov Counter)
 3.6 半導体検出器
 3.7 ウィルソン霧箱
 3.8 泡箱(Bubble Chamber)
 3.9 スパークチェンバー
 3.10 固体飛跡検出法(Solid State Track Detector)
 3.11 原子核乾板(Nuclear Emulsion)
 3.12 飛跡検出器の性能
 参考文献

第4章 高エネルギー粒子と物質との核力による相互作用
 4.1 核力と中間子
 4.2 中間子の性質
  4.2.1 π-μ-e 崩壊
  4.2.2 π中間子とμ中間子の質量
  4.2.3 中性π中間子 -π0
  4.2.4 中間子の吸収
  4.2.5 πのスピンパリティー
 4.3 素粒子の衝突(衝突の運動学,Kinematics)
 4.4 核子の衝突
  4.4.1 p-pn-p 散乱
  4.4.2 π中間子の発生
  4.4.3 π中間子と核子の反応
  4.4.4 光子と核子の反応
  4.4.5 核子の励起状態
 4.5 ハイペロンとK 中間子
  4.5.1 ハイペロンとK 中間子の生成
  4.5.2 Strangeness (奇妙さ)
  4.5.3 共鳴状態
  4.5.4 坂田模型と8重項模型
 4.6 スターと透過シャワー(原子核反応)
  4.6.1 核子と原子核の衝突
  4.6.2 スター
  4.6.3 透過シャワー
  4.6.4 スターの2次粒子
  4.6.5 πと原子核の衝突
  4.6.6 光子と原子核との衝突
 4.7 中間子の多重発生
 参考文献

第5章 超高エネルギー現象
 5.1 超高エネルギー
 5.2 ジェット
  5.2.1 ジェットの性質
  5.2.2 エマルジョンチェンバーE.C.C.の巨大化
  5.2.3 チャカルタヤのE.C.C.
 5.3 中間子多重発生の模型(モデル)
  5.3.1 Fermi模型
  5.3.2 Landau模型
  5.3.3 2つの火の玉模型(丹生模型)とH量子模型
  5.3.4 アレフ模型
 5.4 空気シャワー
  5.4.1 空気中の核カスケード
  5.4.2 空気シャワー
  5.4.3 空気シャワーの横広がり
  5.4.4 観測の方法
  5.4.5 N-μ図
  5.4.6 空気シャワーの芯
  5.4.7 水平空気シャワー
  5.4.8 その他の観測方法
  5.4.9 空気シャワーと超高エネルギー素過程
 参考文献

第6章 大気中の宇宙線
 6.1 宇宙線の諸成分
 6.2 μ中間子成分
  6.2.1 μ中間子のエネルギースペクトルと地下宇宙線の強度
  6.2.2 μの天頂角分布
  6.2.3 μ+/μ-
 6.3 電子,光子成分
 6.4 N 成分
 6.5 大気中の宇宙線エネルギーの収支勘定
 6.6 大気中につくられる同位元素
 6.7 大気中のC14
 参考文献

第7章 μ中間子とニュートリノ
 7.1 弱い相互作用
 7.2 μとνe,νμ
 7.3 地下宇宙線
 7.4 N 中間子と原子核との衝突
 7.5 ニュートリノνの検出
 参考文献

第8章 1次宇宙線
 8.1 1次宇宙線
 8.2 地磁気効果
 8.3 エネルギースペクトル
 8.4 宇宙線の組成
 8.5 1次電子
 参考文献

第9章 宇宙線の時間変化
 9.1 まえおき
 9.2 大気効果(気温,気圧効果)
 9.3 太陽の影響
 9.4 惑星間空間のプラズマ
 9.5 Forbush decreaseと太陽フレア
 9.6 地球磁気圏と放射線帯(Van Allen帯)
 9.7 恒星日変化(宇宙線の異方性)
 9.8 宇宙線の永年変化
 参考文献

第10章 電波天文学と宇宙線
 10.1 銀河系の渦巻構造とハロー
 10.2 電波望遠鏡
 10.3 宇宙電波
 10.4 Thermal radiationとnon-thermal radiation
 10.5 高速電子とシンクロトロン輻射
 10.6 銀河磁場
 10.7 かに星雲(Crab Nebula)
 10.8 HII領域と電波分子分光学
 参考文献

第11章 宇宙からくる電磁波 - X線とγ線
 11.1 まえおき
 11.2 X線と星
 11.3 銀河系外のX線源
 11.4 宇宙の空洞輻射(3K輻射)
 11.5 宇宙X線の一様成分
 11.6 γ線天文学
 11.7 まとめ
 参考文献

第12章 宇宙線の起源
 12.1 銀河系の構造
 12.2 銀河系の中の宇宙線
  12.2.1 銀河系の中の宇宙線の寿命
  12.2.2 低エネルギー宇宙線
  12.2.3 宇宙線の等方性
 12.3 超新星
 12.4 宇宙線の起源
  12.4.1 超新星起源
  12.4.2 フェルミの加速理論
  12.4.3 中性子星による加速
  12.4.4 銀河系外起源
 参考文献

付録1
 定数表
 星の色と等級(magnitude)

付録2
 Lorentz変換
 重心系
 動いている荷電粒子のまわりの電磁場
索引



         

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