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固体物理 −電気伝導・半導体−（修訂版）
Solid State Physics −Electrons in Metals and Semiconductors−

筑波大学名誉教授　理博　作道恒太郎 著

Ａ５判／200頁／定価2860円（本体2600円＋税10％）／1995年3月発行
ISBN 978-4-7853-2051-5 （旧ISBN 4-7853-2051-6）　 C3042
（オンデマンド方式による印刷・製本）

　論旨の流れの明確化を図って、見開き左ページに本文を、右ページに図・表・副文を配して、すっきりと見やすく配慮された固体物理の教科書・参考書三分冊の内の第１分冊である。
　本書では結晶結合と電子バンド構造から始めて、半導体物性や各種接合の物理と応用と光物性を解説する。

目次 （章タイトル）　　→ 詳細目次

1．序論
2．結晶の電子構造
3．半導体物性 I
4．半導体物性 II
5．格子欠陥
6．p−n接合
7．MOS構造
8．ヘテロ接合
9．半導体の光物性

詳細目次　　

はしがき （pdfファイル）

1　序論
　1.1　結晶結合
　1.2　量子力学の要約
　1.3　基本的事項

2　結晶の電子構造
　2.1　自由電子近似
　2.2　エネルギーバンド構造
　2.3　バンド理論の一般化

3　半導体物性 I
　3.1　伝導帯と価電子帯
　3.2　不純物準位

4　半導体物性 II
　4.1　キャリアー濃度
　4.2　キャリアー散乱機構
　4.3　磁場効果
　4.4　非線形現象

5　格子欠陥
　5.1　点欠陥
　5.2　転位
　5.3　表面
　5.4　非晶質固体

6　p−n接合
　6.1　熱平衡下のエネルギー構造
　6.2　ダイオードの電気特性
　6.3　バイポーラ・トランジスタ

7　MOS構造
　7.1　金属・半導体界面
　7.2　電界効果トランジスタ
　7.3　量子ホール効果

8　ヘテロ接合
　8.1　バンド設計
　8.2　応用例

9　半導体の光物性
　9.1　光吸収特性
　9.2　光センサーと太陽電池
　9.3　発光素子

参考文献
索引

作道 恒太郎
さくどう つねたろう
1928年 愛媛県に生まれる。東京大学理学部卒業。工業技術庁電気試験所、工業技術院電子技術総合研究所基礎部長、筑波大学教授などを歴任。

（情報は初版刊行時のものから一部修正しています）

固体物理
−格子振動・誘電体−
（修訂版）


固体物理
−磁性・超伝導−
（修訂版）

強誘電体と構造相転移

固体電子論


電子伝導の物理


電気伝導の基礎と材料
［POD版］


半導体の科学とその応用