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上智大学名誉教授 理博 押田勇雄・
東京慈恵会医科大学名誉教授 理博 藤城敏幸 共著
A5判/196頁/定価2530円(本体2300円+税10%)/1970年3月発行
ISBN 978-4-7853-2108-6 (旧ISBN 4-7853-2108-3)
C3042
※1998年10月に改訂版を刊行しました※
熱力学は物理学のみならず機械工学や化学にも役立つ広範な現象論である。熱や温度、エントロピーなどはすべて眼に見えないものが対象であるので、その物理学的な意味を把握することは難しい。
本書は、熱力学を真に理解させるために、熱や温度の概念の発生からその歴史的発展をたどりつつ、いわゆる熱力学的な諸関数がどのようにして必要となり定義されたかを述べる。また、分子運動論と関連させることによって、統計力学や統計熱力学を学ぶ際の入門書としても役立つように配慮した。
サポート情報
◎ 改訂版(1998年10月刊行)の紹介ページ
1.熱力学の基礎
2.熱と分子運動
3.熱力学第1法則
4.熱力学第2法則
5.熱力学的諸関数と平衡の条件
1.熱力学の基礎
1.1 熱力学の基礎知識
1.2 温度
1.3 気体法則
1.4 状態方程式
1.5 熱力学的な量
1.6 準静的過程
1.7 温度と熱
2.熱と分子運動
2.1 分子運動論
2.2 気体の圧力
2.3 分子運動と温度
2.4 気体の比熱とエネルギー等分配の法則
2.5 液体・固体における熱運動
2.6 分子間力
2.7 分子運動論と統計的法則
3.熱力学第1法則
3.1 熱の本性
3.2 エネルギー保存の法則
3.3 熱力学第1法則の数式化
3.4 内部エネルギーとエンタルピー
3.5 第1法則の理想気体への応用
4.熱力学第2法則
4.1 熱の移動と不可逆変化
4.2 不可逆性の尺度と熱力学第2法則
4.3 熱機関の効率
4.4 熱力学的温度目盛
4.5 熱力学第2法則の数式化
4.6 エントロピーと分子運動論
5.熱力学的諸関数と平衡の条件
5.1 自由エネルギー
5.2 いろいろな関係式
5.3 熱平衡状態の条件
5.4 相の平衡
5.5 相律
5.6 熱力学の応用
5.7 熱力学第3法則
付録 非平衡状態の熱力学
索引
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押田 勇雄
おしだ いさお
1914年 神奈川県に生まれる。旧制第一高等学校卒業、東京帝国大学理学部卒業。東京大学助手、名古屋大学助教授、(財)小林理学研究所研究員、上智大学教授などを歴任。主な著書・訳書に『液体の電気物性』(編著、槇書店)、『物理学の構成』(培風館)、『技術者のための物性物理』(監修、日刊工業新聞社)、『現代科学入門』(翻訳、講談社)などがある。
藤城 敏幸
ふじしろ としゆき
1932年 樺太豊原市に生まれる。学習院大学理学部卒業、東京教育大学大学院理学研究科博士課程修了。東京慈恵会医科大学助教授・教授などを歴任。主な著書に『医療系のための物理』(共著、東京教学社)、『生活の中の物理』『新編力学』『新編熱物理学』(以上 東京教学社)などがある。
(情報は初版刊行時のものから一部修正しています)
物理数学
物理数学演習
物理学講義 熱力学
熱力学
熱力学
熱学の基礎
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