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基礎物理学選書 27
相対性理論
Theory of Relativity
学習院大学名誉教授 理博 江沢 洋 著
A5判/332頁/定価3960円(本体3600円+税10%)/2008年9月発行
ISBN 978-4-7853-2139-0
C3042
1968年の第1巻刊行以来,多くの読者の方々に親しまれてきた,「基礎物理学選書」の最終巻.
本書では主に特殊相対性理論について解説した.最初に相対論の全体像を眺めた後に,個々の詳細な解説に入るという,2回繰り返して学ぶ構成となっている.読者を相対性理論の深い世界へと誘ってくれる待望の書である.
サポート情報
◎ 正誤表 (pdfファイル)
1.相対性理論の歴史
2.相対論的運動学
3.相対論的力学
4.電磁気学
5.4次元世界
6.力学の共変形式
7.電磁気学の共変形式
8.一般相対性理論へ
はじめに (pdfファイル)
1.相対性理論の歴史
1.1 ガリレオの相対性
1.2 光の媒質(エーテル)
1.3 ローレンツ収縮
1.4 アインシュタインの相対性理論
1.5 一般相対性理論へ
章末問題
2.相対論的運動学
2.1 ローレンツ変換
2.2 走る棒は縮み,走る時計は遅れる
2.3 波動の振舞
2.4 ミンコフスキー空間
2.5 ローレンツ変換は群をなす
2.6 トーマス歳差
章末問題
3.相対論的力学
3.1 速度と加速度
3.2 運動方程式
3.3 質量とエネルギー
3.4 電磁場における荷電粒子
章末問題
4.電磁気学
4.1 マクスウェルの方程式
4.2 電磁場のローレンツ変換
4.3 マクスウェル方程式の共変性
4.4 電荷密度と電流密度の変換性
4.5 ローレンツ力の変換性
4.6 等速度運動する点電荷の場
4.7 走る水素原子
章末問題
5.4次元世界
5.1 一般化されたローレンツ変換
5.2 ローレンツ変換の例
5.3 ローレンツ群
5.4 ベクトルとテンソル
章末問題
6.力学の共変形式
6.1 固有時
6.2 4元運動量
6.3 運動方程式と共変性
6.4 力学的ポテンシャル
6.5 静電場における運動
章末問題
7.電磁気学の共変形式
7.1 電磁ポテンシャル
7.2 電荷密度と電流密度の変換
7.3 4元ポテンシャル
7.4 力学の変分原理
7.5 エネルギー・運動量テンソル
7.6 エネルギー・運動量の変換性
7.7 エネルギー・運動量テンソルの湧き出し
7.8 電子のエネルギー・運動量
7.9 トルートン‐ノーブルのパラドックス
7.10 基本方程式の解
7.11 走る点電荷の場
章末問題
8.一般相対性理論へ
8.1 アインシュタインの不満
8.2 速く走ると重くなる
章末問題
付録
A‐1 平行板コンデンサーの電場
A‐2 スピノル
章末問題解答
索引
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江沢 洋
えざわ ひろし
1932年 東京都に生まれる.東京大学理学部卒業,東京大学大学院数物系研究科博士課程修了.東京大学助手,フルブライト研究員,学習院大学助教授・教授などを歴任.主な著書・訳書に『量子力学 I,II』『だれが原子をみたか』(以上 岩波書店),『フーリエ解析』(朝倉書店),『ボーア革命』(著訳,日本評論社),『聞かせてよ,ファインマンさん』(共訳,岩波書店)などがある.
(情報は初版刊行時のものから一部修正しています)
量子力学(I)
量子力学(II)
基礎演習シリーズ 量子力学
相対論の世界
相対性理論
相対性理論
一般相対性理論
アインシュタインとボーア
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