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『有機化学(改訂版)』 カバー
 


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有機化学(改訂版)
Organic Chemistry −2nd edition−

在庫マーク

東京大学名誉教授 理博 小林啓二 著

A5判/256頁/定価2640円(本体2400円+税10%)/1997年11月発行
ISBN 978-4-7853-3057-6 (旧ISBN 4-7853-3057-0)  C3043

※2008年11月に三訂版を刊行しました※

 大学初年級の有機化学の教科書として高い評価を受けた旧版の特長をそのままに改訂。
 コンパクトでありながら内容を精選することにより、現代有機化学の基礎がもれなく体系的に学べる本書は、この点において他の追随を許さない。多数の図とともに丁寧な説明が加えられ、章末問題にも解説を付し、有機化学の教科書・入門書として大いに信頼できる一冊である。


サポート情報

三訂版(2008年11月刊行)の紹介ページ

目次 (章タイトル)  → 詳細目次

1.序論
2.結合の方向性と分子の構造
3.分子の中の電子のかたより
4.アルカンとシクロアルカン
5.アルケンとアルキン
6.鏡像異性
7.アルカンのハロゲン置換体
8.アルコールとエーテル
9.ベンゼンと芳香族炭化水素
10.ベンゼン環に置換した官能基
11.カルボニル化合物
12.カルボン酸とその誘導体
13.アミンとニトロ化合物
14.生体構成物質
15.π共役化合物と分子軌道

詳細目次

改訂版まえがき

1.序論
 1.1 有機化合物
 1.2 有機化合物の単離と精製
 1.3 構造式
 1.4 有機化合物の分類

2.結合の方向性と分子の構造
 2.1 原子の電子構造
 2.2 共有結合
 2.3 炭素原子とsp3混成軌道
 2.4 sp2混成とsp
 2.5 混成:π結合
 2.6 混成軌道の比較
 2.7 立体配座
 2.8 立体配置

3.分子の中の電子のかたより
 3.1 結合の分極
 3.2 官能基中の電子のかたより
 3.3 誘起効果
 3.4 メソメリー効果
 3.5 共鳴
 3.6 結合の開裂
 3.7 分子間力

4.アルカンとシクロアルカン
 4.1 アルカン
 4.2 アルカンの命名法
 4.3 アルカンの反応
 4.4 ラジカル反応
 4.5 反応におけるエネルギー変化
 4.6 シクロアルカン
 4.7 シクロヘキサンの立体構造
 4.8 環状化合物の立体異性

5.アルケンとアルキン
 5.1 アルケン
 5.2 アルケンの合成
 5.3 アルケンの反応
 5.4 共役ジエン
 5.5 アルキン
 5.6 アルキンの合成と反応

6.鏡像異性
 6.1 鏡像異性体
 6.2 光学活性
 6.3 立体配置の表示法
 6.4 ジアステレオ異性体
 6.5 不斉炭素原子をもたない鏡像異性体
 6.6 光学分割と不斉合成

7.アルカンのハロゲン置換体
 7.1 炭化水素のハロゲン置換体
 7.2 ハロゲン化アルキルの合成と反応
 7.3 求核置換反応の機構
 7.4 SN1反応の起こりやすさ
 7.5 脱離反応

8.アルコールとエーテル
 8.1 アルコール
 8.2 アルコールの合成
 8.3 アルコールの反応
 8.4 エーテル
 8.5 エーテルの合成と反応
 8.6 環状エーテル

9.ベンゼンと芳香族炭化水素
 9.1 ベンゼンの構造
 9.2 芳香族性
 9.3 芳香族炭化水素
 9.4 芳香族求電子置換反応
 9.5 求電子置換反応の配向性と活性化効果
 9.6 σ錯体の安定性

10.ベンゼン環に置換した官能基
 10.1 フェノール
 10.2 芳香族炭化水素のハロゲン置換体
 10.3 アニリン
 10.4 ジアゾニウム塩

11.カルボニル化合物
 11.1 カルボニル化合物の酸化と還元
 11.2 アルデヒド
 11.3 ケトン
 11.4 求核付加反応
 11.5 求核付加と離脱
 11.6 ケト-エノールの平衡
 11.7 エノールおよびエノラートイオンの反応

12.カルボン酸とその誘導体
 12.1 カルボン酸
 12.2 カルボン酸の酸性
 12.3 カルボン酸の合成と反応
 12.4 エステル
 12.5 カルボン酸の塩化物と無水物
 12.6 カルボン酸アミドとニトリル

13.アミンとニトロ化合物
 13.1 アミン
 13.2 アミンの塩基性
 13.3 アミンの合成と反応
 13.4 複素環式アミン
 13.5 ニトロ化合物

14.生体構成物質
 14.1 糖質
 14.2 単糖類
 14.3 二糖類
 14.4 多糖類
 14.5 脂質
 14.6 テルペンとステロイド
 14.7 アミノ酸
 14.8 タンパク質
 14.9 ポリペプチドの合成

15.π共役化合物と分子軌道
 15.1 π電子の分子軌道
 15.2 HOMOとLUMO
 15.3 電子スペクトル
 15.4 有機化合物の色
 15.5 カルボニル基の分子軌道
 15.6 光化学反応
 15.7 ペリ環状反応

問題解答
索引

著作者紹介

小林 啓二
こばやし けいじ 
1941年 兵庫県に生まれる。東京大学理学部卒業。東京大学助手・助教授・教授、城西大学教授などを歴任。専門分野は構造有機化学。主な著書に『固体有機化学』(共著、化学同人)、『基礎有機化学』(朝倉書店)などがある。

(情報は初版刊行時のものから一部修正しています)


姉妹書
『有機化学(三訂版)』
有機化学(三訂版)


この著作者の本
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『基礎有機化学』
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