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入門 新高分子科学
Introduction to New Polymer Science
群馬大学名誉教授 工博 大澤善次郎 著
B5判/214頁/定価3190円(本体2900円+税10%)/2009年5月発行
ISBN 978-4-7853-3078-1
C3043
高分子の“物性”と“合成”を一冊にまとめて好評を博した『入門 高分子科学』をベースに、新たなフィロソフィーにより現代の高分子科学を学ぶにふさわしくアップデートされた決定版。判型も大きくなりさらに見やすくなった。
サポート情報
◎ はじめに
◎ 正誤表 (pdfファイル)
序章 自然界における物質循環と高分子
第1章 高分子の概念
第2章 天然高分子の生成
第3章 合成高分子の生成
第4章 高分子の反応
第5章 機能性高分子
第6章 高分子固体の構造
第7章 高分子固体の性質
第8章 高分子溶液の性質
第9章 分子量の決定方法
はじめに (pdfファイル)
序章 自然界における物質循環と高分子
1 自然界の物質の循環とエネルギーの流れ
1.1 物質の循環とエネルギーの流れ
2 高分子物質の循環
2.1 天然高分子の循環
2.2 合成高分子の循環
2.3 生分解性高分子
3 循環型社会における高分子の役割
column 生態系と仏教思想
第1章 高分子の概念
1 分子の生成と高分子
1.1 分子とその集合体
1.2 高分子の定義
2 分子量と物性
3 高分子の分類
3.1 産出状態による分類
3.2 構造・形態による分類
3.3 合成方法による分類
3.4 材料の性質・用途による分類
4 高分子の一般的性質
4.1 力学的性質
4.2 熱的性質
4.3 溶解性
5 分子量の多分散性と平均分子量
6 高分子の分子構造
6.1 一次構造
6.2 高次構造
6.3 結晶性と非晶性
7 高分子の特性に関係する因子
第2章 天然高分子の生成
1 天然高分子の由来
2 植物の同化作用
2.1 植物の同化作用
2.2 光合成のしくみ
2.3 窒素同化のしくみ
3 炭水化物
3.1 単糖類の命名法と立体化学
3.2 単糖類と二糖類
3.3 多糖類
3.4 天然ゴム
4 タンパク質
4.1 構成アミノ酸
4.2 タンパク質の生成
4.3 タンパク質の分類
4.4 タンパク質の立体構造
5 核酸
5.1 核酸の成分と構造
5.2 核酸の種類と機能
6 動物由来の繊維
6.1 絹
6.2 羊毛
7 微生物産生高分子
7.1 バイオセルロース
7.2 カードラン
7.3 プルラン
7.4 微生物産生ポリエステル
7.5 植物を原料とする高分子
column ナノセルロース
第3章 合成高分子の生成
1 天然高分子と合成高分子の特徴の比較
2 重合反応機構による分類
2.1 逐次重合
2.2 連鎖重合
3 逐次重合
3.1 重縮合
3.2 重付加
3.3 付加縮合
3.4 逐次重合の特徴
4 連鎖重合
4.1 付加重合
4.2 開環重合
5 配位重合
5.1 背景
5.2 チグラー-ナッタ触媒
5.3 MgCl2担持型Ti触媒
5.4 メタロセン触媒
5.5 FI触媒−超高活性ポストメタロセン触媒
5.6 世界のポリオレフィン生産量
6 重合方法
6.1 気相重合
6.2 液相重合
6.3 固相重合
第4章 高分子の反応
1 高分子と低分子の反応
1.1 官能基の導入反応
1.2 側鎖の置換と脱離反応
1.3 グラフト重合反応
2 高分子内の反応
2.1 環化反応
2.2 脱離反応
3 高分子間の反応
3.1 架橋反応
3.2 鎖延長反応
4 高分子の分解反応
4.1 重縮合系高分子
4.2 連鎖重合系高分子
5 酵素反応
5.1 酵素の構造と基質特異性
5.2 酵素反応の特徴
5.3 酵素の種類
6 高分子の劣化と環境問題
6.1 背景
6.2 光分解性高分子
6.3 生分解性高分子
6.4 微生物による分解機構
第5章 機能性高分子
1 材料の機能
2 化学的機能
2.1 イオン交換樹脂
2.2 分離膜
2.3 高分子凝集剤
2.4 高吸水性高分子
2.5 高分子触媒
2.6 固定化酵素
3 物理的機能
3.1 導電性高分子
3.2 感光性樹脂(フォトレジスト)
3.3 情報記録・伝達材料
3.4 情報の映像化
3.5 機能性複合材料(ナノコンポジット,ナノハイブリッド)
4 医療・医用機能(生体代替機能)
4.1 コンタクトレンズ
4.2 手術用縫合糸
4.3 眼内レンズ
4.4 人工臓器
第6章 高分子固体の構造
1 高分子の構造解析
1.1 赤外分光分析
1.2 X線回折法
1.3 熱分析
2 高分子の結晶構造
2.1 結晶中の高分子鎖の形態
2.2 高分子の結晶構造
2.3 結晶化度
3 高分子の形態
3.1 高分子鎖の凝集様式
3.2 高分子の房状ミセル構造
3.3 高分子の単結晶
3.4 高分子の球晶
3.5 高分子の伸び切り鎖状結晶
3.6 高分子の液晶
第7章 高分子固体の性質
1 高分子の熱的性質
1.1 物質の転移温度
1.2 高分子の分子運動
2 高分子固体の力学的性質
2.1 応力-ひずみ曲線
2.2 代表的高分子の引張り強さと伸び
3 高分子固体の粘弾性
3.1 粘弾性
3.2 マクスウェル模型の応力緩和
3.3 フォークト模型の遅延時間
3.4 動的粘弾性
4 高分子製品の性質と高分子の合成,固体構造および固体物性の関係
第8章 高分子溶液の性質
1 高分子溶液の概念
1.1 溶液とは
1.2 理想溶液からのずれ
1.3 高分子の溶解過程
1.4 良溶媒と貧溶媒
2 溶解力
2.1 熱力学の復習
2.2 溶解の熱力学
2.3 凝集エネルギー密度と溶解性パラメーター
2.4 接着強度と溶解性パラメーター
3 溶液濃度と高分子鎖の相互作用
第9章 分子量の決定方法
1 高分子の多分散性と平均分子量
1.1 数平均分子量
1.2 重量平均分子量
1.3 Z平均分子量
1.4 粘度平均分子量
1.5 分子量分布
2 分子量の測定方法
2.1 末端基定量法
2.2 束一的測定法
2.3 粘度法
2.4 ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)
参考文献
索引
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大澤 善次郎
おおさわ ぜんじろう
1955年 群馬大学工学部卒業、米国ニューヨーク州立大学大学院修士課程修了。群馬大学講師・助教授・教授などを歴任。中国瀋陽化工学院名誉教授。主な著書に『高分子の光安定化技術』(シーエムシー出版)、『高分子劣化・長寿命化ハンドブック』(丸善)などがある。
(情報は初版刊行時のものから一部修正しています)
入門 高分子科学
化学英語の手引き
高分子化学
高分子合成化学 (改訂版)
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