Amazon
楽天ブックス
セブンネットショッピング
Knowledge Worker
紀伊國屋書店
ヨドバシ・ドット・コム
TSUTAYA
ローチケHMV
e-hon
Honya Club
丸善,ジュンク堂書店,文教堂
紀伊國屋書店(新宿本店)
三省堂書店
有隣堂
TSUTAYA
くまざわ書店
コーチャンフォー
|
|
高分子合成化学(改訂版)
Synthetic Polymer Chemistry −revised edition−
東京大学名誉教授 理博 井上祥平 著
A5判/228頁/定価3080円(本体2800円+税10%)/2011年5月発行
ISBN 978-4-7853-3087-3
C3043
“有機化学反応としての高分子合成化学”という視点に徹した懇切丁寧な記述で好評を博した『化学新シリーズ 高分子合成化学』の改訂版。
改訂にあたっては、全体の記述のアップデイトとともに、近年確立した「原子移動ラジカル重合」の手法や、原理的に困難とされてきた縮合重合における分子量制御の可能性について新たに「第9章 ポリマーの分子量の制御」を追加し、またコラム・演習問題を増量した。
サポート情報
◎ 正誤表 (pdfファイル)
◎ 旧版(1996年発行)の紹介ページ
1.高分子とは何か
2.縮合重合 I:何が分子量を決めるか
3.縮合重合 II:いろいろな反応
4.付加重合 I:ラジカル重合の基本的概念
5.付加重合 II:モノマーの構造と反応性
6.付加重合 III:イオン重合
7.遷移金属触媒による付加重合とポリマーの立体規則性
8.開環重合
9.ポリマーの分子量の制御
10.ブロック共重合体とグラフト共重合体
11.網目構造の高分子
12.高分子の化学反応
まえがき (pdfファイル)
1.高分子とは何か
1.1 高分子と低分子
1.2 高分子であることはどうしてわかるか
1.2.1 分子量の測定と高分子化学の誕生
1.2.2 分子量はどのようにして測るか
1.2.3 分子量には分布がある
1.2.4 平均分子量
1.3 高分子はどのようにしてつくるか
2.縮合重合 I:何が分子量を決めるか
2.1 縮合重合とはどんな反応か
2.2 重合度と反応度の関係
2.3 重合度と官能基の量比の関係
2.4 重合度の分布
2.5 起こり得る副反応
3.縮合重合 II:いろいろな反応
3.1 縮合重合の実際
3.2 反応性を高くする方法
3.3 いろいろな縮合重合系高分子
3.4 重付加
4.付加重合 I:ラジカル重合の基本的概念
4.1 付加重合とはどんな反応か
4.2 付加重合の素反応
4.3 反応の速度
4.4 ポリマーの重合度
4.5 連鎖移動反応
4.6 ポリマーへの連鎖移動−枝分れ
4.7 禁止剤
4.8 素反応の速度
4.9 ポリマーの分子構造
4.10 付加重合の実際的方法
5.付加重合 II:モノマーの構造と反応性
5.1 モノマーの反応性を調べる
5.2 モノマー反応性比
5.3 モノマーの構造と反応性
5.4 コポリマーの構造単位の並び方
5.5 Q-eスキーム
5.6 ラジカル重合の可逆性
6.付加重合 III:イオン重合
6.1 イオン重合と求電子・求核反応
6.2 アニオン重合
6.3 カチオン重合
6.4 イオン共重合
7.遷移金属触媒による付加重合とポリマーの立体規則性
7.1 エチレン・プロピレンの重合触媒
7.2 立体特異性重合
7.3 立体特異性重合の機構
7.4 高活性の触媒
7.5 極性モノマーの立体特異性重合
7.6 ジエンの重合における幾何異性の制御
7.7 遷移金属触媒による共重合
8.開環重合
8.1 開環重合と付加重合・縮合重合の関係
8.2 環状エステルの重合
8.3 環状エーテルの重合
8.3.1 エポキシドのアニオン重合
8.3.2 環状エーテルのカチオン重合
8.4 環状アミンの重合
8.5 環状アミドの重合
8.6 ポリペプチドを与える開環重合
8.7 開環重合とポリマーの立体規則性
8.8 開環メタセシス重合
8.9 ヘテロ不飽和化合物の重合
9.ポリマーの分子量の制御
9.1 イオン重合におけるポリマーの分子量の制御
9.2 ラジカル重合におけるポリマーの分子量の制御
9.3 金属錯体によるリビングラジカル重合
9.4 縮合重合における分子量の制御
10.ブロック共重合体とグラフト共重合体
10.1 ブロック・グラフト共重合体の特徴
10.2 ブロック共重合体の合成
10.3 グラフト共重合体の合成
11.網目構造の高分子
11.1 線状でない高分子の特徴
11.2 縮合重合における網目状高分子の生成
11.3 付加縮合
11.4 付加重合における網目状高分子の生成
12.高分子の化学反応
12.1 高分子も反応する
12.2 官能基の変換
12.3 高分子と高分子の反応
12.4 橋かけ
12.5 高分子の分解
12.5.1 熱分解
12.5.2 酸化分解
12.5.3 光分解
12.5.4 高分子の安定化
12.5.5 生分解性
12.6 高分子の反応性の特徴
12.7 高分子触媒
12.8 橋かけ高分子の化学反応の応用
参考書
演習問題
問題解答
索引
|
|
井上 祥平
いのうえ しょうへい
1933年 京都府生まれ。京都大学工学部卒業、京都大学大学院博士課程修了。京都大学助手、東京大学講師・助教授・教授、東京理科大学教授などを歴任。主な著書に『高分子材料の化学』(丸善)、『はじめての高分子化学』『はじめての化学』『生体高分子』(以上 化学同人)などがある。
(情報は初版刊行時のものから一部修正しています)
有機工業化学
高分子化学
入門 新高分子科学
高分子化学
|