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基礎化学選書 21
新工業化学概論（改訂版）
Dynamic Industrial Chemistry

群馬大学名誉教授　工博　大谷杉郎 著

Ａ５判／280頁／定価3850円（本体3500円＋税10％）／1996年3月発行
ISBN 978-4-7853-3132-0　（旧ISBN 4-7853-3132-1）　 C3043

　「有機」「無機」といった区別にこだわらず，工業化学の原動力の理解を目標に，科学史的な視点を重視して記述された教科書．
　環境問題と工業化学との関係を明らかにするとともに，豊富なデータを収録した特色ある一書．

サポート情報

◎ 改訂版の執筆にあたって／はじめに （pdfファイル）　　

目次 （章タイトル）　　→ 詳細目次

1．総論
2．近代化学工業と工業化学の誕生
3．現代化学工業の特徴と工業化学の変貌
4．工業化の過程

詳細目次　→

改訂版の執筆にあたって／はじめに （pdfファイル）

1．総論
　1.1　工業化学とは何か
　1.2　天然資源と環境
　1.3　社会的要求の分類
　1.4　研究の社会的分業
　1.5　工業化学の役割

2．近代化学工業と工業化学の誕生
　2.1　背景と発展の順序
　2.2　硫酸とその役割
　2.3　ソーダ工業の展開
　2.4　電気化学と電熱化学
　2.5　窒素工業
　2.6　タールとアセチレンの工業化学
　2.7　高分子と合成繊維
　2.8　工業化学の五つの原則

3．現代化学工業の特徴と工業化学の変貌
　3.1　1970年代の時代的背景と工業生産品
　3.2　石油，石炭，鉄とC₁化学
　3.3　航空機，自動車にみる素材開発
　3.4　電子.光電子工業と素材
　3.5　バイオテクノロジーの台頭
　3.6　新技術の傾向
　3.7　1980年代以降の社会的要求
　3.8　環境調和型生産技術
　3.9　工業化学の役割

4．工業化の過程
　4.1　化学者と化学工学者
　4.2　単位操作と装置
　4.3　プロセスフローシートの作成
　4.4　フローシート作成の具体例
　4.5　総合計画

付録
索引

大谷 杉郎
おおたに すぎお
1947年 桐生工業専門学校工業化学科卒業．群馬大学講師・助教授・教授，東海大学教授，炭素材料学会会長などを歴任．主な著書に『驚異の炭素』（ダイヤモンド社），『炭素化工学の基礎』（共著，オーム社）などがある．

（情報は初版刊行時のものから修正しています）

つくる立場からみた
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