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『軌道エレベータ』 カバー
 
『軌道エレベータ』 内容見本


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ポピュラー・サイエンス 165 
軌道エレベータ −宇宙へ架ける橋−

在庫マーク

元玉川大学教授 工博 石原藤夫・
サイエンスライター  金子隆一 共著

四六判/168頁/定価1650円(本体1500円+税10%)/1997年7月発行
ISBN 978-4-7853-8665-8 (旧ISBN 4-7853-8665-7) C0044

 軌道エレベータ(宇宙エレベーター)とは,一方の端が地表に届いてしまうような極度に縦長の静止衛星のこと.衛星から地上まで伸ばしたケーブルを利用すれば,クリーンで効率のよい宇宙への往復移動が可能になります.
 このロケットに代る近未来の宇宙輸送システムについて,その原理や種類,建設のテクノロジー,また月・火星や赤道以外での建設,そしてORSなどを描き出した,世界初の解説書です.


『軌道エレベータ』 カバー ※品切れとなっておりましたが,2009年7月に早川書房よりハヤカワ文庫NFの1冊として復刊されました.
 (宇宙エレベーター協会会長・大野氏と金子氏の対談が追加されています)
  → 早川書房版『軌道エレベーター』の紹介ページ


サポート情報

「軌道エレベータ」ギャラリーイラスト:長谷川正治さんのサイト

目次 (章タイトル)  → 詳細目次

1.軌道エレベータ登場す!
2.軌道エレベータのテクノロジー
3.軌道エレベータの新展開

詳細目次

はじめに(石原藤夫)

1.軌道エレベータ登場す!
 1.1 ロケットには限界がある
 1.2 それは極端に細長い人工衛星だ!
 1.3 軌道エレベータの起源とSF界への進出

2.軌道エレベータのテクノロジー
 2.1 どんな材料が必要か?
 2.2 どんな方法で建造するのか?
 2.3 どうやって安定させるのか?

3.軌道エレベータの新展開
 3.1 地球以外の惑星ではどうなるのか?
 3.2 月と地球を結ぶ方法がある!
 3.3 静止軌道をもちいないアイディア

おわりに(金子隆一)
参考文献
付録:「軌道エレベータ」SF作品リスト(リスト作成:河野准志)
索引

著作者紹介

石原 藤夫
いしはら ふじお 
1933年 東京都に生まれる。早稲田大学第一理工学部卒業。日本電信電話公社(現NTT)導波管研究室長・電波研究室長、玉川大学教授などを歴任。NTT研究所において光通信、衛星通信、ミリ波マイクロ波通信などの研究開発に従事する傍ら、SF小説や科学解説の執筆を続けてきた。第12回日本SF大賞特別賞受賞。主な著書に『銀河旅行(四部作)』(講談社)、『国際通信の日本史』(東海大学出版会)、『光世紀パトロール』『ハイウェイ惑星』(以上 徳間書店)、『SFロボット学入門』『ニュートンとアインシュタイ』(以上 早川書房)などがある。

金子 隆一
かねこ りゅういち 
1956年 兵庫県に生まれる。中央大学商学部卒業。主な著書に『大量絶滅がもたらす進化』(SBクリエイティブ)、『最新恐竜学レポート』(洋泉社)、『新世紀未来科学』(八幡書房)、『テラフォーミング』(NTT出版)、『ファースト・コンタクト』(文藝春秋)、『スペース・ツアー』(講談社)などがある。

(情報は初版刊行時のものから一部修正しています)


この著作者の本
『《光世紀世界》への招待』
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『《光世紀世界》の歩き方』
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『恐竜学のすすめ』
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