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生命工学シリーズ V
生命増殖工学
Bioengineering Science
東京大学名誉教授 農博 山口彦之 編
A5判/268頁/定価4400円(本体4000円+税10%)/1991年5月発行
ISBN 978-4-7853-5910-2 (旧ISBN 4-7853-5910-2)
C3045
組織培養の技術は多くの研究成果が蓄積され、ライフサイエンスの優れた実験系としてだけでなく、有用物質の生産など医薬、農業、食品工業などの分野で実際に利用されるまでに至った。本書は、第一線で活躍している研究者が組織培養の技術の将来を展望する。
I.はじめに
1.生命科学と細胞工学
2.生命科学と圧力
II.バイオプロセッシング
3.バイオリアクター
4.固定化生体触媒
III.細胞の増殖
5.植物のクローン増殖
6.動物細胞の大量培養
IV.有用物質の生産
7.植物細胞による有用物質生産
8.動物細胞による有用物質生産
V.細胞融合
9.植物の細胞融合
編集趣旨/まえがき
I.はじめに
1.生命科学と細胞工学
1.1 原核細胞と真核細胞
1.2 細胞学から細胞生物学へ
1.3 組織培養と細胞工学
1.4 細胞の微細構造
1.5 細胞膜の透過性
1.6 細胞内のエネルギー転換
1.7 細胞の増殖
1.8 細胞の大量培養
参考文献
2.生命科学と圧力
2.1 圧力依存性の理論
2.2 タンパク質の圧力変性
2.3 タンパク質の圧縮率
2.4 圧力と酵素活性
2.5 基質濃度の影響
2.6 基質特異性と圧力効果
2.7 タンパク質および酵素の圧力変性
2.8 変性に対する圧力の反転作用
2.9 温度,圧力,尿素によるタンパク質変性の特徴
2.10 微生物の耐圧特性
2.11 酵母の耐圧特性と糖,NaCl,エタノールなどの関係
2.12 酵素の基質特異性に及ぼす圧力特性
2.13 酵素の熱失活と圧力
2.14 脂質膜に対する圧力効果
2.15 麻酔作用と圧力
まとめ
参考文献
II.バイオプロセッシング
3.バイオリアクター
3.1 細胞培養法の種類
3.2 バイオリアクターの種類と特性
3.3 バイオリアクターの管理法
3.4 バイオリアクターの応用
おわりに
参考文献
4.固定化生体触媒
4.1 酵素固定化法
4.2 液滴包括型固定化法の応用
4.3 微生物菌体の固定化
4.4 バイオセンサ技術
参考文献
III.細胞の増殖
5.植物のクローン増殖
5.1 クローン植物の作出
5.2 大量増殖のための特殊技術
5.3 クローン増殖技術のシステム化
5.4 育種への利用
参考文献
6.動物細胞の大量培養
6.1 細胞株の入手
6.2 細胞の保存と継代
6.3 大量培養用培地
6.4 大量培養条件の設定
6.5 大量培養の基本設計と基本操作
6.6 大量培養法の種類と装置
おわりに
参考文献
IV.有用物質の生産
7.植物細胞による有用物質生産
7.1 培養生産にいたるまでの戦略
7.2 シコニンの培養生産
7.3 ニシキジソ培養細胞によるロズマリン酸の生産
7.4 ベルベリンの生産
7.5 物質変換
7.6 培養生産の今後の問題
おわりに
参考文献
8.動物細胞による有用物質生産
8.1 動物細胞の潜在能力
8.2 動物培養細胞利用の有用性
8.3 動物培養細胞を用いた遺伝子組換え技術
8.4 遺伝子の高度発現に関する要因
8.5 動物培養細胞による有用物質生産例
おわりに
参考文献
V.細胞融合
9.植物の細胞融合
9.1 細胞融合の技術
9.2 細胞融合の種類
9.3 細胞融合によって得られた雑種細胞および雑種植物の特性
9.4 体細胞雑種におけるオルガネラゲノムの再編成
9.5 細胞融合の育種への応用
9.6 細胞融合の問題点と将来
参考文献
索引
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山口 彦之
やまぐち ひこゆき
1929年 山形県に生まれる。東京大学農学部卒業、東京大学大学院農学研究科博士課程修了。東京大学助手・助教授・教授、駒沢大学教授・短期大学部長などを歴任。主な著書・訳書に『細胞質雄性不稔と育種技術』(監修、シーエムシー出版)、『植物バイオテクノロジー入門』(オーム社)、『作物改良に挑む』(岩波書店)、『遺伝子組換え食品』(翻訳、青土社)などがある。
(情報は初版刊行時のものから一部修正しています)
→ 執筆者一覧 (pdfファイル)
(所属などは初版刊行時のものです)
DNAの遺伝学 (全訂版)
大学の生物学 遺伝学(改訂版)
分子生物学と バイオテクノロジー
バイオテクノロジー ・ノート
放射線生物学
人と病気の科学史
形態形成と突然変異
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