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『バイオテクノロジー・ノート』 カバー


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バイオテクノロジー・ノート
Biotechnology Notess

在庫マーク

東京大学名誉教授 農博 山口彦之 著

A5判/194頁/定価2860円(本体2600円+税10%)/1997年5月発行
ISBN 978-4-7853-5831-0(旧ISBN 4-7853-5831-9)  C3045
(オンデマンド方式による印刷・製本)

 本書では、基礎となる分子生物学を解説した後、バイオテクノロジーが産業や医療で実用化されている話題を多数紹介する。


目次 (章タイトル)  → 詳細目次

1.バイオテクノロジーと生命科学
2.DNAからタンパク質へ
3.遺伝情報の発現調節
4.遺伝子のクローニングと同定
5.遺伝子操作とゲノム解析
6.農業の遺伝子工学
7.医療の遺伝子工学
8.培養技術による増殖
9.培養技術による生産と環境浄化
10.細胞バイオテクノロジー
11.生体高分子と受容体
12.免疫バイオテクノロジー
13.バイオマテリアル
14.バイオエレクトロニクス
15.バイオエンジニアリング
16.情報処理バイオテクノロジー
17.知的所有権とバイオ安全性

詳細目次

まえがき

1.バイオテクノロジーと生命科学
 1.1 バイオテクノロジーの発達
 1.2 酵素の発見
 1.3 遺伝子と酵素との結びつき
 1.4 遺伝子ってどんな物質?
 1.5 DNAの分子モデル
 1.6 生命の起源に関する分子生物学

2.DNAからタンパク質へ
 2.1 DNAからタンパク質へ
 2.2 DNAと遺伝暗号
 2.3 DNAの塩基配列を決定する
 2.4 化学発光と生物発光による分析
 2.5 無細胞のタンパク質合成系

3.遺伝情報の発現調節
 3.1 遺伝子作用を調節する仕組み
 3.2 真核細胞における転写の仕組み
 3.3 タンパク質のリン酸化
 3.4 タンパク質によるDNA配列の認識
 3.5 DNA損傷と修復

4.遺伝子のクローニングと同定
 4.1 プラスミド
 4.2 遺伝子のクローニング
 4.3 クローン化DNAマーカー
 4.4 DNA多型
 4.5 DNAフィンガープリント法
 4.6 FISHとFACSによる遺伝子座指定
 4.7 計量形質の遺伝子地図

5.遺伝子操作とゲノム解析
 5.1 遺伝子の加工
 5.2 遺伝子ターゲッティング
 5.3 ヒトの進化
 5.4 イネゲノムの祖先
 5.5 開花期の決定

6.農業の遺伝子工学
 6.1 夢のパルプ材
 6.2 日もちのよいトマトの商品化
 6.3 組換えタンパク質による殺虫剤
 6.4 植物の分子病理学

7.医療の遺伝子工学
 7.1 DNAによる癌の診断と治療
 7.2 ヒトの遺伝的疾病素質
 7.3 糖尿病の遺伝素因
 7.4 ノックアウトマウス
 7.5 リガーゼ連鎖反応による感染症検査
 7.6 ヘモグロビンの遺伝子工学

 
8.培養技術による増殖
 8.1 微生物による発酵
 8.2 糸状菌の培養
 8.3 動物細胞の培養
 8.4 植物細胞を培養する
 8.5 植物体を大量に増殖する

9.培養技術による生産と環境浄化
 9.1 人工種子を合成する
 9.2 細胞そのものをバイオリアクターにする
 9.3 生物による燃料生産
 9.4 有機廃棄物の生分解
 9.5 バイオレメディエーションとは何か

10.細胞バイオテクノロジー
 10.1 一卵性四つ子の誕生
 10.2 クローン動物の作成
 10.3 キメラ動物の作出
 10.4 不妊で大型魚をつくる
 10.5 性をコントロールする
 10.6 センダイウイルスと細胞融合
 10.7 細胞融合による雑種植物

11.生体高分子と受容体
 11.1 コンホーメーション限定ペプチドの設計
 11.2 ホルモンとその受容体
 11.3 バソプレッシンとその受容体
 11.4 血漿リポタンパク質
 11.5 発生分化とホメオティック遺伝子
 11.6 核酸系薬品としてのアプタマー
 11.7 サイトカイン

12.免疫バイオテクノロジー
 12.1 抗体タンパク質の働き
 12.2 自己抗体と自己免疫
 12.3 単クローン性抗体とは何か
 12.4 単クローン性抗体の利用
 12.5 ヒトの抗体をつくるマウス
 12.6 スーパー抗原とは何か
 12.7 組換え生ワクチン
 12.8 医薬品を分泌する家畜

13.バイオマテリアル
 13.1 器官再生用の生体材料
 13.2 生分解性プラスチック
 13.3 生体を模倣した機能性材料

14.バイオエレクトロニクス
 14.1 生体分子エレクトロニクス
 14.2 バクテリオロドプシンによる受光素子
 14.3 バイオセンサーとは何か

15.バイオエンジニアリング
 15.1 バイオプロセス工学技術
 15.2 酵素エンジニアリング
 15.3 バイオテクノロジー産物の単離精製
 15.4 薬剤送達法とは何か

16.情報処理バイオテクノロジー
 16.1 記憶と学習の分子的基礎
 16.2 人工ニューロンネットワーク
 16.3 遺伝的アルゴリズムとは何か

17.知的所有権とバイオ安全性
 17.1 バイオテクノロジーと特許法
 17.2 バイオ安全性と規制

参考書
索引

著作者紹介

山口 彦之
やまぐち ひこゆき 
1929年 山形県に生まれる。東京大学農学部卒業、東京大学大学院農学研究科博士課程修了。東京大学助手・助教授・教授、駒沢大学教授・短期大学部長などを歴任。主な著書・訳書に『細胞質雄性不稔と育種技術』(監修、シーエムシー出版)、『植物バイオテクノロジー入門』(オーム社)、『作物改良に挑む』(岩波書店)、『遺伝子組換え食品』(翻訳、青土社)などがある。

(情報は初版刊行時のものから一部修正しております)


この著作者の本
『DNAの遺伝学(全訂版)』
DNAの遺伝学
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『大学の生物学 遺伝学(改訂版)』
大学の生物学
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『分子生物学とバイオテクノロジー』
分子生物学と
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