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科学論文の書き方（増補第32版）
九州大学名誉教授 理博・農博 田中義麿・
鳥取大学名誉教授 医博 田中 潔 共著
Ａ５判／424頁／定価5280円（本体4800円＋税10％）／1987年4月発行
ISBN 978-4-7853-0001-2 （旧ISBN 4-7853-0001-9）
C3040
1929年10月の初版刊行以来、永年にわたり好評の実用書で、論文と研究発表に関する必要事項はほとんどもれなく取り入れられている。
※「裳華房の“古書”探訪（7）」にて本書を紹介しています※
1．論文の本質
2．論文の内容
3．原稿の作成
4．当用漢字と現代かなづかい
5．表と図
6．文献
7．外国語論文
8．印刷
9．講演による研究発表
10．参考文献
増補32版 序（pdfファイル）
1．論文の本質（pdfファイル）
1.1 論文の備えるべき条件
1.2 論文の種類
1.3 卒業論文と学位論文
1.4 論文の構想
2．論文の内容
2.1 内容の区分と配列
2.2 論題（題目，表題，標題）
2.3 著者名
2.4 目次（内容，内容目次）
2.5 緒言（緒論，まえがき，まえおき，はしがく，はじめに）
2.6 材料および方法（研究材料，研究方法）
2.7 研究結果（研究実績，実験成績）
2.8 考察（論議，考按）
2.9 結論（結語，むすび，おわりに）
2.10 総括（摘要，まとめ）
2.11 謝辞（挨拶）
2.12 文献（引用文献，参考文献，引用書目）
3．原稿の作成
3.1 原稿用紙とその書き方
3.2 文字と用語
3.3 文章
3.4 冗文と冗語
3.5 引用
3.6 註と括弧
3.7 原稿の改訂
4．当用漢字と現代かなづかい
4.1 当用漢字
4.2 現代かなづかい
4.3 送りがなのつけ方
5．表と図
5.1 概説
5.2 数表
5.3 図表（グラフ）
5.4 図画
5.5 写真
6．文献
6.1 文献の重要性
6.2 文献の探索
6.3 文献の入手
6.4 文献の整理
6.5 別刷
6.6 文献の配列
6.7 邦文雑誌名の略し方
6.8 欧文雑誌名の略し方
7．外国語論文
7.1 欧語論文の意義
7.2 欧文上達法
7.3 外国語論文の内容
7.4 欧文原稿の作成
7.5 常用略字
7.6 ローマ字のつづり方
7.7 ギリシャ文字
7.8 英文書き方心覚え
8．印刷
8.1 発表機関の選定
8.2 編集者の仕事
8.3 印刷の順序
8.4 活字
8.5 印刷用語
8.6 特殊植字
8.7 図画の製版
8.8 印刷用紙
8.9 単行本
8.10 校正
9．講演による研究発表
9.1 学会の企画
9.2 学会開催の準備
9.3 学会出演者の準備
9.4 学術講演の仕方
9.5 座長と進行係
9.6 抄読会
10．参考文献
第29版増補
1．人名用漢字追加
2．常用略字補遺
3．文献の機械的検索
4．ドクメンテーションの標準化
5．参考文献補遺
第30版増補
1．新漢字私案と学術用語
2．和文雑誌名の略し方に関する新しい基準案
3．定期刊行物表題省略のための国際規則
第31版増補
1．常用漢字表案
2．文献のコンピュータによるオンライン探索
第32判増補
1．図の文字入れ（レタリング）機械
2．学術用語集の追加発行
3．文献の機械的探索取扱機関
4．印刷法の進歩（コンピュータ印刷）
索引
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田中 義麿
たなか よしまろ
1884年 長野県生まれ。東北帝国大学農科大学卒業。東北帝国大学農科大学助手・助教授、九州帝国大学助教授・教授、福岡農業専門学校長、国立遺伝学研究所第一研究部長などを歴任。国立遺伝学研究所名誉所員。日本遺伝学会の創立者。1972年逝去。主な著書に『遺傅學』『科学論文の書き方』『家蚕遺伝学』（以上 裳華房）、『蚕糸学教科書』（興文社）、『動物の遺伝と育種』（養賢堂）などがある。
田中 潔
たなか きよし
1936年 九州帝国大学医学部卒業。鳥取大学教授、九州大学教授などを歴任。日本薬理学会名誉会員。主な著書に『現代の薬理学』（金原出版）、『医学論文の書き方』（医学書院）、『手ぎわよい科学論文の仕上げ方』（共立出版）などがある。
（情報は初版刊行時のものから一部修正しております）
実用的な
科学論文の書き方
基礎遺伝学（改訂版）
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