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電気通信大学名誉教授 有山正孝 著
A5判/300頁/定価3630円(本体3300円+税10%)/1970年8月発行
ISBN 978-4-7853-2109-3 (旧ISBN 4-7853-2109-1)
C3042
物理学の基礎あるいは電気工学,機械工学などの初歩を学ぶとき,振動・波動はいろいろな形で現れるが,多くの場合それらは学生諸君の頭の中でまったく別々の場所にしまいこまれてしまう.本書はその混乱を整理し,一般的な性質を論じたものである.
サポート情報
◎ 正誤表 (pdfファイル)
1.単振動
2.減衰振動 強制振動
3.非線形振動
4.連成振動
5.連続体の振動
6.波動
7.波の反射・透過・屈折
8.波の重ね合せと干渉
9.波の回折
はしがき (pdfファイル)
1.単振動
1.1 振動
1.2 単振動
1.3 単振動の運動方程式
1.4 調和振動子のエネルギー
1.5 単振動の例
1.6 同一直線上の単振動の合成
1.7 多くの単振動の合成,Fourier級数
1.8 互いに直角な方向の単振動の合成
2.減衰振動 強制振動
2.1 減衰振動
2.2 減衰振動子のエネルギー
2.3 強制振動
2.4 速さに比例する抵抗を受ける場合の強制振動
2.5 強制振動子の場合のエネルギーと仕事の関係
2.6 変位による強制振動
2.7 一般の形をした外力による強制振動
3.非線形振動
3.1 非線形振動
3.2 単振り子
3.3 復元力が変位の3乗に比例する項を含む場合の振動
3.4 抵抗が速さの2乗に比例する場合の振動
3.5 一定の摩擦力が作用する場合の振動
3.6 自励振動
3.7 非線形強制振動
3.8 パラメーター励振
4.連成振動
4.1 連成振動
4.2 二重振り子
4.3 基準座標と基準振動
4.4 弦に取りつけた多数の質点の振動
4.5 LC 共振回路の結合
4.6 連成振動子の減衰振動と強制振動
5.連続体の振動
5.1 弦の振動
5.2 棒の縦振動
5.3 管の中の気体の振動
5.4 棒のねじれ振動
5.5 棒の横振動
5.6 膜の振動
6.波動
6.1 波動
6.2 波動の数学的表現
6.3 波動方程式
6.4 3次元の空間の波
6.5 水の波
6.6 梯子形回路・伝送線
6.7 弾性波
6.8 音波
6.9 電磁波
6.10 波動とエネルギー
6.11 Doppler効果
7.波の反射・透過・屈折
7.1 弦を伝わる横波の反射と透過
7.2 特性インピーダンス
7.3 複素反射率
7.4 平面波の反射と屈折
7.5 Huygensの原理
7.6 幾何光学とFermatの原理
8.波の重ね合せと干渉
8.1 波の干渉
8.2 2つの波源から発生する波の干渉
8.3 定常波
8.4 2次元・3次元の定常波
8.5 導波管
8.6 群速度
8.7 信号の伝達
8.8 偏りの方向の異なる波の重ね合せ
9.波の回折
9.1 波の回折
9.2 Huygens - Fresnelの原理
9.3 Kirchhoffの積分定理
9.4 回折の近似理論
9.5 Fraunhoferの回折
9.6 Fresnelの回折
参考書
索引
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有山 正孝
ありやま まさたか
1929年 東京都に生まれる.東京大学理学部卒業.東京大学助手,電気通信大学講師・助教授・教授・学長などを歴任.主な著書・訳書に『パイエルス 固体の量子論』(共訳,吉岡書店),『現代システムプログラムの基礎』(共著,オーム社)などがある.
(情報は初版刊行時のものから一部修正しています)
振動・波動演習
振動・波動
振動・波動
振動と波
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