Amazon
楽天ブックス
セブンネットショッピング
honto
Knowledge Worker
紀伊國屋書店
ヨドバシ・ドット・コム
TSUTAYA
ローチケHMV
e-hon
Honya Club
丸善,ジュンク堂書店,文教堂
紀伊國屋書店(新宿本店)
三省堂書店
有隣堂
TSUTAYA
くまざわ書店
コーチャンフォー
|
|
裳華房フィジックスライブラリー
フラクタルの物理(I) −基礎編−
Physics of Fractals (I) −An Introduction−
中央大学名誉教授 理博 松下 貢 著
A5判/200頁/定価2640円(本体2400円+税10%)/2002年8月発行
ISBN 978-4-7853-2208-3
C3042
フラクタルは凝集,破壊,放電や結晶成長など,身近で馴染みのあるランダムなパターンを伴う現象には必ずといっていいほど顔を出す.この“フラクタルの物理”という,伝統的な物理にはなかったこの新しい分野の魅力・面白さを読者にわかりやすく解説することを目的に,基礎の基礎から順を追って丁寧に説明するように書かれた.本書によって,きっと身の周りの自然を見る目が変わることだろう.
姉妹書『フラクタルの物理(II)−応用編−』も好評発売中.
読者対象:大学3年生くらい 〜
1.はじめに
2.自己相似性と自己相似フラクタル
3.スケーリングとフラクタル次元
4.フラクタル次元の求め方
5.自然界に見られる自己相似フラクタル
6.簡単なランダム・フラクタルのモデル化
7.成長するランダム・パターンのモデル化とフラクタル性
8.CCAに関連した実験
まえがき (pdfファイル)
1.はじめに
1.1 自然界に見られるランダム・パターン
1.2 自己相似性
参考書
2.自己相似性と自己相似フラクタル
2.1 フラクタルとは何か −自己相似フラクタル−
2.2 規則的な自己相似フラクタル
2.3 統計的自己相似性
参考書
3.スケーリングとフラクタル次元
3.1 スケーリングと次元
3.2 フラクタル次元
4.フラクタル次元の求め方
4.1 スケール変換法
4.2 カバー法
4.3 ボックスカウント法
4.4 視野拡大法
4.5 回転半径法
4.6 密度相関関数法
4.7 フラクタル次元に関する有用な経験則
5.自然界に見られる自己相似フラクタル
5.1 ブラウン粒子の軌跡
5.2 海岸線
5.3 雲の輪郭
6.簡単なランダム・フラクタルのモデル化
6.1 ランダム・ウォーク
6.2 パーコレーション
参考書
7.成長するランダム・パターンのモデル化とフラクタル性
7.1 成長するランダム・パターンを伴う現象とそのモデル化
7.2 イーデン・モデル
7.3 バリスティック凝集(BA)モデル
7.4 侵入型パーコレーション(IP)モデル
7.5 DLAモデル
7.6 クラスター凝集(CCA)モデル
7.7 まとめ
参考書
8.CCAに関連した実験
8.1 クラスター凝集現象
8.2 コロイドの塩析と急速・緩慢凝集
8.3 簡単な実験
参考書
付録
A アインシュタインのブラウン運動の理論
B フラクタル・クラスターからの光散乱
C 光散乱の散乱強度と密度相関関数
問題解答
あとがき
索引
|
|
松下 貢
まつした みつぐ
1943年 富山県生まれ.東京大学工学部卒業,東京大学大学院理学系研究科博士課程修了.日本電子株式会社開発部,東北大学助手,中央大学助教授,同 教授等を歴任.主な著訳書に『医学・生物学におけるフラクタル』(編著,朝倉書店),『カオス力学入門』(翻訳,啓学出版),『生物にみられるパターンとその起源』(編著,東京大学出版会),『キリンの斑論争と寺田寅彦』(編著,岩波書店)などがある.
(情報は初版刊行時のものから一部修正しています)
フラクタルの 物理(II)
物理学講義 力学
物理学講義 電磁気学
物理学講義 熱力学
力学・電磁気学・ 熱力学のための 基礎数学
物理数学(増補修訂版)
非線形物理学
|