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基礎無機化学(新版)
津田 栄 著
A5判/292頁/定価2530円(本体2300円+税10%)/1960年2月発行
ISBN 978-4-7853-3006-4 (旧ISBN4-7853-3006-6)
C3043
無機化学は、化学の基礎を学ぶ上できわめて大切で、とくに日常生活にありふれた物質についての知識が必要である。ところが多くの無機化学の教科書では、そのことを考えないで、不必要と思われる知識を授けようとする記述が見受けられる。そのため著したのが『基礎無機化学』(1940年発行)である。
初版刊行から20年が経っていることから全体的に記述を見直して改訂を行い、「新版」として刊行するものである。
1.まえがき
2.水素
3.不活性ガス
4.塩素
5.ハロゲン元素
6.酸素
7.イオウ族元素
8.窒素
9.リンとヒ素
10.炭素
11.ケイ素とホウ素
12.アルカリ金属
13.ベリリウム・マグネシウム・アルカリ土類金属
14.第III族から第VII族までの遷移元素
15.第VIII族
16.銅・銀・金
17.亜鉛・カドミウム・水銀
18.アルミニウム族
19.第IV族以後の典型金属
20.むすび
はしがき
1.まえがき
1.1a 化学
1.1b 無機化学
1.2 元素・単体・化合物・混合物
1.3 原子・分子・イオン
1.4 元素の周期律
2.水素
2.1 水素の原子
2.2 水素の製法
2.3 水素の物理的性質
2.4 水素の化学的性質
2.5 活性水素
2.6 オルト水素とパラ水素
2.7 水素化物
2.8 水素イオン
2.9 水素結合
問題
3.不活性ガス
3.1 不活性ガスの発見の歴史
3.2 不活性ガスの所在および性質
3.3 不活性ガスの原子
3.4 包接化合物
問題
4.塩素
4.1 塩素原子
4.2a 塩素の製法
4.2b 塩素の製法と酸化・還元
4.3 塩素の性質
4.4 塩素の酸素酸
4.5a 塩化水素と塩酸の製法
4.5b 塩化水素と塩酸の性質
4.5c 塩化水素の分子と共鳴
4.6 塩素イオン
4.7 不溶性塩化物
問題
5.ハロゲン元素
5.1 ハロゲンの元素と原子
5.2 ハロゲン単体の製法
5.3a ハロゲン単体の物理的性質
5.3b ハロゲン単体の化学的性質
5.4 ハロゲン化水素
5.5 ハロゲンイオン
5.6 ヨウ素滴定法
問題
6.酸素
6.1 酸素原子
6.2a 酸素の製法
6.2b 酸素の物理的性質
6.2c 酸素の化学的性質
6.3 オゾン
6.4a 水の精製
6.4b 水の一般物理的性質
6.4c 水の水蒸気圧
6.4d 水と相律
6.4e 水と電離
6.4f 中和および塩の加水分解
6.5 重水
6.6 過酸化水素
問題
7.イオウ族元素
7.1 イオウ族の元素と原子
7.2a イオウの物理的性質
7.2b イオウの化学的性質
7.2c イオウとコロイド
7.3a 硫化水素の所在と製法
7.3b 硫化水素の性質
7.3c 金属の硫化物の溶解度と溶解度積
7.4a 二酸化イオウの製法
7.4b 二酸化イオウの性質
7.4c 亜硫酸から得られる物質
7.5a 硫酸の製造
7.5b 三酸化イオウとルシャトリエの法則
7.5c 硫酸の性質
7.5d 硫酸イオン
問題
8.窒素
8.1 窒素の元素と原子
8.2 窒素の単体
8.3 窒素の水素化合物
8.4 金属の窒化物と窒素のハロゲン化物
8.5 窒素の酸化物
8.6a 硝酸の製造
8.6b 硝酸の性質
8.6c 硝酸イオン
8.7 亜硝酸と亜硝酸塩
問題
9.リンとヒ素
9.1 リンとヒ素の元素の原子
9.2 リンの単体
9.3 リンの酸化物
9.4a リン酸
9.4b リン酸塩
9.4c リン酸イオン
9.5 リンの塩化物
9.6 リンの水素化物
9.7 ヒ素の単体とその化合物
問題
10.炭素
10.1 炭素の元素と原子
10.2 炭素の単体
10.3 二酸化炭素と四塩化炭素
10.4a 二酸化炭素
10.4b 炭酸と炭酸塩
10.5a 一酸化炭素
10.5b 気体燃料
10.5c 一酸化炭素と付加化合物
10.6 シアンとシアン化合物
問題
11.ケイ素とホウ素
11.1 ケイ素の元素とホウ素の元素
11.2a ケイ素の単体とその酸化物
11.2b 水ガラスとケイ酸
11.3 ガラス
11.4 陶磁器
11.5 セメント
11.6 ケイ素樹脂
11.7 ホウ素の単体とホウ素の化合物
問題
12.アルカリ金属
12.1 アルカリ金属の元素と原子
12.2a アルカリ金属単体の製法
12.2b アルカリ金属単体の性質
12.3a アルカリ金属の酸化物と過酸化物
12.3b アルカリ金属の水酸化物
12.4a アルカリ金属の強酸塩
12.4b アルカリ金属の強酸塩と塩類の溶解度
12.4c アルカリ金属の強酸塩と相律の二成分系
12.5a アルカリ金属の炭酸塩の製法
12.5b アルカリ金属の炭酸塩の性質
12.6 第六類陽イオン($\rm{Mg^{2+}}$,$\rm{Na^+}$,$\rm{K^+}$,$\rm{{NH_4}^+}$)
問題
13.ベリリウム・マグネシウム・アルカリ土類金属
13.1 べリリウム・マグネシウム・アルカリ土類金属の元素と原子
13.2 べリリウム・マグネシウム・アルカリ土類金属の単体
13.3 マグネシウムの化合物
13.4a アルカリ土類金属の炭酸塩
13.4b アルカリ土類金属の酸化物
13.4c アルカリ土類金属の水酸化物
13.4d アルカリ土類金属の塩類
13.4e アルカリ土類(第五類)陽イオンの分析
13.5 硬水と軟水
問題
14.第III族から第VII族までの遷移元素
14.1 遷移元素と典型元素の原子
14.2 希土類元素
14.3 アクチニド
14.4 チタン族
14.5 土酸金属
14.6a クロム族の元素と単体
14.6b クロムの化合物
14.6c モリブデンとタングステン
14.6d マンガン族の元素と単体
14.6e マンガンの化合物
問題
15.第VIII族
15.1 第VIII族の元素と原子
15.2 第VIII族の単体
15.3a 鉄の鉱石と製鉄
15.3b 鋼
15.3c 鉄と炭素鋼の内部構造
15.3d 特殊鋼
15.3e イン石と地球の組成
15.4a 鉄の酸化物
15.4b 可溶性鉄塩
15.4c 鉄の錯塩
15.4d 鉄イオンの反応
15.5 コバルトの化合物
15.6 ニッケルの化合物
問題
16.銅・銀・金
16.1 銅・銀・金の元素
16.2a 銅・銀・金の単体の性質
16.2b 銅・銀・金の単体の製法
16.2c 銅・銀・金の合金
16.3a 銅の化合物
16.3b 第二銅イオンの反応
16.4a 銀の化合物
16.4b 写真の反応
16.5 金の化合物
16.6 金属のイオン化傾向
問題
17.亜鉛・カドミウム・水銀
17.1 亜鉛・カドミウム・水銀の元素
17.2a 亜鉛・カドミウム・水銀の単体の性質
17.2b 亜鉛・カドミウム・水銀の単体の製法
17.3 亜鉛の化合物
17.4 カドミウムの化合物
17.5 水銀の化合物
17.6 亜鉛を電極とする電池
問題
18.アルミニウム族
18.1 アルミニウム族の元素
18.2a アルミニウム族の単体の性質
18.2b アルミニウムの単体の製法
18.2c アルミニウムの合金
18.3a アルミニウムの化合物
18.3b アルミニウムイオンの反応
18.4 金属の水酸化物の性質(第三類陽イオンの分析)
問題
19.第IV族以後の典型金属
19.1 第IV族以後の典型金属の元素
19.2a 第IV族以後の典型金属の単体の性質
19.2b スズ・鉛・アンチモン・ビスマスの単体の製法
19.2c スズ・鉛・アンチモン・ビスマスの合金
19.3 スズ・アンチモンの化合物
19.4 鉛・ビスマスの化合物
19.5 金属硫化物の分類
問題
20.むすび
付録
問題略解
索引
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津田 栄
つだ さかえ
1895年 生まれ。主な著書に『化学の傾向と対策 昭和37年版』(旺文社)、『化学通論 改訂新版』(朝倉書店)、『理論化学計算問題』(山海堂)、『高等化学問題と解義 訂再版』(共著、岩波書店)などがある。
(情報は初版刊行時のものから一部修正しています)
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