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化学新シリーズ
基礎物理化学
Fundamentals of Physical Chemistry
東京大学名誉教授 理博 渡辺 啓・
東京大学名誉教授 理博 岩澤康裕 共著
A5判/300頁/定価3080円(本体2800円+税10%)/1995年11月発行
ISBN 978-4-7853-3201-3 (旧ISBN 4-7853-3201-8)
C3043
(オンデマンド方式による印刷・製本)
化学系のみならず、広く理工系を対象とした大学初年級向けテキスト。原理的、基礎的な事項を重点に、わかりやすく解説されている。
学習内容・分量の最適化のために、熱力学的諸概念の導入を付録とし、本文ではその諸現象への応用を述べるにとどめるなど、構成にも多くの教育的工夫が凝らされている。
1.気体
2.エネルギー保存則と内部エネルギー
3.原子
4.化学結合と分子構造
5.種々の化学結合と分子構造
6.固体の構造と性質
7.液体の性質と相平衡
8.溶液の性質と2成分系の相平衡
9.化学平衡
10.反応速度
11.反応機構
12.反応速度理論
13.電解質溶液と電池
序文 (pdfファイル)
1.気体
1.1 序論
1.2 単位と記号
1.3 理想気体と絶対温度
1.4 理想混合気体と分圧
1.5 気体分子運動論
1.6 平均速度と速度分布
1.7 実在気体
1.8 気体の液化と臨界現象
演習問題
2.エネルギー保存則と内部エネルギー
2.1 熱と仕事とエネルギー
2.2 エネルギーの単位
2.3 体積変化の仕事
2.4 理想気体の内部エネルギーと温度
2.5 エンタルピー
2.6 定積熱容量と定圧熱容量
2.7 理想気体のモル熱容量
2.8 反応熱と生成熱
2.9 原子化熱と結合エネルギー
2.10 反応熱の温度依存性
演習問題
3.原子
3.1 原子核
3.2 放射能と放射性元素
3.3 水素原子のスペクトルとエネルギー量子
3.4 原子構造−Bohr模型
3.5 物質の波動性とSchrödingerの波動方程式
3.6 水素原子
3.7 電子配置と周期律
3.8 Moseleyの法則と原子番号
演習問題
4.化学結合と分子構造
4.1 化学結合についての考え方
4.2 水素分子イオンH2+
4.3 水素分子H2
4.4 Pauliの原理と波動関数の反対称性
4.5 分子軌道法による2原子分子の結合
4.6 異核2原子分子の結合と結合の極性
演習問題
5.種々の化学結合と分子構造
5.1 共有結合と分子の立体構造
5.2 π結合を持つ分子
5.3 配位結合
5.4 錯塩
5.5 水素結合
5.6 電子過剰結合と電子不足結合
5.7 分子スペクトル
演習問題
6.固体の構造と性質
6.1 結晶構造
6.2 X線回折
6.3 イオン結晶
6.4 共有結合結晶
6.5 分子結晶
6.6 金属
演習問題
7.液体の性質と相平衡
7.1 液体の構造と性質
7.2 平衡条件
7.3 純物質の液体と蒸気の平衡
7.4 固体の融解と昇華 状態図(相図)
演習問題
8.溶液の性質と2成分系の相平衡
8.1 理想気体
8.2 化学ポテンシャル
8.3 Gibbsの相律
8.4 希薄溶液の性質
8.5 実在溶液と活量係数
8.6 2成分系の液相-気相平衡
8.7 2成分系の固相-液相平衡
8.8 2成分系の液相-液相平衡
演習問題
9.化学平衡
9.1 化学反応と反応進行度
9.2 化学平衡の法則(質量作用の法則)
9.3 気相化学平衡
9.4 液相化学平衡
9.5 不均一系の平衡
9.6 平衡定数と自由エネルギー
9.7 標準生成Gibbsエネルギー
9.8 平衡定数の温度依存性
演習問題
10.反応速度
10.1 反応の速度
10.2 速度式の積分形
10.3 反応次数の決定法
10.4 可逆反応
10.5 複合反応
10.6 定常状態の近似
10.7 律速段階と部分平衡
10.8 反応速度の測定法
10.9 高速反応
10.10 速度定数の温度依存性
演習問題
11.反応機構
11.1 反応機構の決定法
11.2 連鎖機構
11.3 重合反応
11.4 液相酸-塩基触媒作用
11.5 Michaelis-Menten機構
演習問題
12.反応速度理論
12.1 衝突理論
12.2 ポテンシャルエネルギー曲面
12.3 遷移状態理論
12.4 単分子反応理論
12.5 液相反応における遷移状態理論
演習問題
13.電解質溶液と電池
13.1 電解質
13.2 電解質溶液の電気伝導度とイオンの移動度
13.3 弱酸・弱塩基の水溶液とpH
13.4 溶解度積
13.5 電解質の活量
13.6 電池
13.7 標準電極電位
13.8 起電力と平衡定数
13.9 pHの測定
演習問題
演習問題解答
付録1 Schrödinger波動方程式の誘導
付録2 一次元井戸の中の粒子
付録3 水素類似原子のSchrödinger波動方程式の解法
付録4 変分原理
付録5 エントロピーと自由エネルギー
索引
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渡辺 啓
わたなべ ひろし
1931年 福岡県に生まれる。東京大学理学部卒業。東京大学助手・助教授・教授、伊都国自由大学学長などを歴任。著書・訳書に『現代の化学』『化学熱力学(新訂版)』(以上 サイエンス社)、Metz著『量子物理化学』(オーム社)などがある。
岩澤 康裕
いわさわ やすひろ
1946年 埼玉県に生まれる。東京大学理学部卒業、東京大学大学院化学専攻課程中退。横浜国立大学助教授、東京大学助教授・教授、電気通信大学教授などを歴任。主な著訳書に『ベーシック 表面化学』(共著、化学同人)、『生命科学系のための 物理化学』(共訳、東京化学同人)などがある。
(情報は初版刊行時のものから一部修正しています)
触媒化学
化学平衡の考え方
エントロピーから 化学ポテンシャルまで
ステップアップ 大学の物理化学
大学生のための 物理化学
標準 基礎化学
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