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ベーシック生物学(増補改訂版)
Basic Biology −revised edition−
東京理科大学教授 博士(医学) 武村政春 著
B5判/224頁/2色刷/定価3080円(本体2800円+税10%)/2021年4月発行
ISBN 978-4-7853-5243-1
C3045
大学の教養課程の学生を対象に、文科系から理工系、医薬看護系、農学・栄養系まで幅広く利用できるように執筆された教科書・参考書。
高等学校で生物学を履修してこなかった学生にも適するように高校生物の内容を一通り網羅しながら、既習者や大学の生物学への接続を意識して(高校の教科書よりも)難易度を少し高くするように記述するとともに、生命科学が発展する現代に必要と思われる(とくに人間自身に関する)内容をプラスして解説した。
また、生物学の発展に寄与した研究者の業績をできるだけ取り上げ、とりわけ日本人研究者の貢献も数多く紹介した。
増補改訂版では、ゲノム編集やオートファジー、新型コロナウイルスなどの話題をはじめ、全編にわたってきめ細かく用語や解説などを増補・修正して、よりわかりやすく使いやすくなるように改訂を施した。
生物学を改めて一通りかつきちんと学びたい人の復習用のテキストとしてもお薦め。
サポート情報
◎ 本書の元版『ベーシック生物学』(2014年4月発行)の紹介ページ
◎ はじめに
◎ 人名索引/生物名索引
◎ 事項索引
(以上pdfファイル)
1.生物と生物学
2.細胞・生体構成物質とエネルギー
3.遺伝子とそのはたらき
4.動物の生殖と発生
5.ヒト(動物)の器官とそのはたらき
6.植物のしくみ
7.老化・寿命とヒトの病気
8.進化の歴史としくみ
9.生物の系統と分類
10.生物多様性と生態系
はじめに (pdfファイル)
1.生物と生物学
1-1 生物とは何か
1-2 生物の階層性
1-3 生物学の成り立ちと分野
1-4 生物学と科学的手法
1-5 生物学の歴史
1-5-1 古代ギリシャ・古代ローマの生物学
1-5-2 近代生物学の発展
1-5-3 発生学の発展
1-5-4 遺伝学の発展
1-5-5 進化論の変遷
1-5-6 生化学・分子生物学の発展
1-5-7 生命を操作する時代
コラム 江戸時代の生物学
2.細胞・生体構成物質とエネルギー
2-1 細胞と核
2-2 細胞小器官と生体膜
2-2-1 細胞小器官
2-2-2 生体膜
2-3 細胞骨格と細胞分裂
2-3-1 細胞骨格と細胞運動
2-3-2 細胞分裂
2-4 細胞の特殊なしくみ
2-5 生体構成物質
2-6 エネルギーと代謝
2-7 糖質と脂質
2-7-1 糖質
2-7-2 脂質
2-8 タンパク質
2-8-1 酵素
2-8-2 構造
2-8-3 種類
2-8-4 必須アミノ酸
2-9 ヒトの消化と吸収
2-9-1 口から胃まで
2-9-2 小腸から肛門まで
2-10 ATPと呼吸
2-10-1 ATP
2-10-2 呼吸
2-11 光合成
2-12 化学合成
2-13 窒素同化
コラム 食物繊維
3.遺伝子とそのはたらき
3-1 遺伝のしくみ
3-2 核酸の構造
3-3 DNA・遺伝子・ゲノム・染色体
3-4 DNA複製
3-5 RNA
3-6 遺伝情報の流れ
3-6-1 セントラルドグマ
3-6-2 転写
3-6-3 翻訳
3-7 タンパク質のフォールディングと輸送
3-8 遺伝情報の変化
3-8-1 突然変異
3-8-2 DNA多型
3-9 細胞応答と遺伝子発現の調節
3-9-1 細胞内情報伝達
3-9-2 遺伝子発現の調節
コラム 遺伝子組換え作物
4.動物の生殖と発生
4-1 生殖と遺伝的多様性
4-1-1 無性生殖と有性生殖
4-1-2 減数分裂による多様性の創出
4-2 性の決定
4-2-1 性決定の方法
4-2-2 配偶子形成
4-3 生殖行動と受精
4-3-1 動物の生殖行動
4-3-2 ヒトの性と生殖
4-3-3 受精
4-3-4 ゲノム・インプリンティング
4-4 動物の発生
4-4-1 ウニの発生
4-4-2 ヒトの発生と誕生
4-4-3 動物の発生と胚葉
4-4-4 発生に必要な遺伝子群
4-5 子の世話
4-5-1 動物の社会と子育て
4-5-2 哺乳類の授乳
コラム iPS細胞のよりよい応用に向けて
5.ヒト(動物)の器官とそのはたらき
5-1 皮膚と外皮系
5-2 心臓と循環器系
5-3 肺と呼吸器系
5-4 腎臓と泌尿器系
5-5 肝臓
5-6 膵臓と脾臓
5-7 免疫系
5-7-1 免疫のしくみ
5-7-2 免疫に関わる病気
5-7-3 免疫器官
5-8 骨格系
5-9 神経系
5-9-1 動物の神経系
5-9-2 脳
5-9-3 脊髄
5-9-4 自律神経系
5-10 内分泌系
5-11 感覚受容器
5-12 筋系
コラム モノクローナル抗体
6.植物のしくみ
6-1 植物の体の成り立ち
6-2 植物の配偶子形成と受精
6-3 植物の初期発生
6-4 植物の器官分化
6-5 植物ホルモンと植物の環境応答
コラム ラフレシアとスマトラオオコンニャク
7.老化・寿命とヒトの病気
7-1 老化の原因に関する五つの仮説
7-2 テロメアと細胞分裂限界
7-3 寿命に関わる遺伝的要素
7-4 ヒトの病気
7-4-1 感染症
7-4-2 生活習慣病
7-4-3 遺伝病
7-4-4 がん
コラム 死の生物学的意味
8.進化の歴史としくみ
8-1 進化と種
8-2 生命の起源
8-3 進化の道筋
8-3-1 真核生物の進化
8-3-2 多細胞生物の進化
8-3-3 陸上植物の進化と繁栄
8-3-4 陸上動物の進化と繁栄
8-3-5 哺乳類とヒトの進化
8-4 進化のしくみ
8-4-1 突然変異
8-4-2 自然選択と中立進化
8-4-3 種分化のしくみと共進化
8-4-4 擬態
8-4-5 動物行動と進化
コラム シーラカンスとダイオウイカ
9.生物の系統と分類
9-1 五界説と新しい生物の分類
9-2 バクテリア
9-3 アーキア
9-4 原生生物
9-5 菌
9-6 植物
9-7 動物
9-7-1 側生動物・放射相称動物・旧口動物
9-7-2 新口動物(哺乳類以外)
9-7-3 哺乳類とヒト
9-8 ウイルス
コラム ツチノコはヘビ類?トカゲ類?
10.生物多様性と生態系
10-1 生態系と植生の移り変わり
10-1-1 生態学と生態系
10-1-2 植生と遷移
10-2 バイオーム
10-3 物質循環とエネルギー量
10-3-1 炭素循環・窒素循環・硫黄循環
10-3-2 生態的ピラミッド
10-4 生物間相互作用
10-4-1 個体群と生物群集
10-4-2 個体間相互作用と行動
10-4-3 種間相互作用
10-5 生態系の保全
10-5-1 ヒトの活動と環境
10-5-2 ヒトの活動の生物多様性への影響
10-6 絶滅
10-7 家畜とヒト
コラム ヒトとカワウは共存できるか
参考文献・引用文献一覧
各種索引
人名索引(pdfファイル)
生物名索引(pdfファイル)
事項索引(pdfファイル)
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武村 政春
たけむら まさはる
1969年 三重県生まれ。三重大学生物資源学部卒業、名古屋大学大学院医学研究科博士課程修了。名古屋大学助手、三重大学助手、東京理科大学講師・准教授を経て現職。巨大ウイルスに関する研究、真核生物の起源に関する研究、中等教育における新しい生物教育教材などの開発研究に従事。また一般書等を通じて、分子生物学や生命科学をわかりやすく社会に伝える活動も行っている。主な著書に『生物はウイルスが進化させた』(講談社)、『レプリカ』(工作社)、『DNAの複製と変容』(新思索社)などがある。
(情報は初版刊行時のものから一部修正しています)
人間のための 一般生物学
コア講義 生物学 (改訂版)
新版 生物学と人間
理工系のための生物学 (改訂版)
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