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『メディカルスタッフのための生物学』 カバー

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献本へ メディカルスタッフのための 生物学
Biology for Health Professions

在庫マーク

東京大学教授・国際生物学オリンピック日本委員会委員長 博士(理学) 道上達男 著

B5判/202頁/4色刷/定価3190円(本体2900円+税10%)/2024年10月20日発行
ISBN 978-4-7853-5247-9  C3045

 本書は、『メディカルスタッフのための生物学』というタイトルのとおり、医療・看護系の学生が基本的な生物学の知識を効率的に学ぶことができるように配慮した。内容も、ヒトのからだの構造の基本と、それを理解するための、大学・専門学校での教養課程で履修するレベルの基礎知識を記載した。またコラムを随所に配置し、本文に関連する病気などの紹介も多く含めた。
 医療・看護系の学生には、医師が診断するというほどではないにしろ、「こういうときは○○すべき」といったことを理解し、それを患者に伝えることができるような人になってほしい。現在、インターネットやスマートフォンの普及によって世の中に情報があふれる中、結局大事なのは、それぞれの人が情報という名の素材をいかにうまく料理するかであり、そしてそれはメディカルスタッフに より強く求められるだろう。そのことをスキルとして身につける上で、ぜひ本書を役立てていただければ幸いである。


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まえがき −医療従事者にとっての生物学とは− (pdfファイル)   索引 (pdfファイル)

目次 (章タイトル)  → 詳細目次

第I部 「人間を知る」ための基礎知識
 1.細胞とその機能
 2.遺伝子とDNA
 3.タンパク質と代謝
第II部 人間を知る
 4.体の構造と機能の基礎
 5.消化器系
 6.呼吸器系・循環器系
 7.泌尿器系
 8.筋肉・骨格系
 9.免疫系
 10.内分泌系
 11.神経と感覚器
 12.生殖と発生
第III部 人間と社会
 13.バイオテクノロジー
 14.薬学・医学
 15.生物多様性と生態学 −自然と人間の関わり−

詳細目次  →『メディカルスタッフのための生物学』 目次

まえがき −医療従事者にとっての生物学とは− (pdfファイル)

第I部 「人間を知る」ための基礎知識

1.細胞とその機能
 1・1 細胞の基本構造
 1・2 細胞をとりまく構造
  1・2・1 細胞骨格
  1・2・2 モータータンパク質
  1・2・3 細胞外マトリックス
  1・2・4 細胞接着
 1・3 細胞分裂と増殖
  1・3・1 細胞周期
  1・3・2 細胞周期のコントロール
 1章のまとめ

2.遺伝子とDNA
 2・1 遺伝情報の階層
 2・2 DNA と複製
 2・3 DNA とタンパク質
 2・4 ヒストンとクロマチン
 2・5 遺伝子の発現制御
 2章のまとめ

3.タンパク質と代謝
 3・1 タンパク質の構造
 3・2 タンパク質の機能に関する基本知識
  3・2・1 タンパク質の「ドメイン」
  3・2・2 タンパク質が機能する場所による分類
  3・2・3 タンパク質の修飾
 3・3 タンパク質の実例(1):酵素
 3・4 タンパク質の実例(2):細胞内シグナル伝達に関わるタンパク質
 3・5 代謝(1):細胞呼吸によるATP の合成
 3・6 代謝(2):脂質・タンパク質の代謝
 3・7 代謝(3):光合成による炭水化物の合成
 3章のまとめ

第II部 人間を知る

4.体の構造と機能の基礎
 4・1 体の構築と階層性
 4・2 組織
  4・2・1 上皮組織
  4・2・2 結合組織(1):疎性結合組織・密性結合組織・脂肪組織
  4・2・3 結合組織(2):硬骨・軟骨
  4・2・4 結合組織(3):血液
 4・3 ホメオスタシスの概要
 4・4 体の形とサイズについて
 4章のまとめ

5.消化器系
 5・1 取り入れるべき栄養
 5・2 口と食道:食物の破砕と運搬
  5・2・1 歯と舌
  5・2・2 唾液
  5・2・3 食道と声門
 5・3 胃と十二指腸:食物の消化
  5・3・1 胃の構造
  5・3・2 胃液:胃酸と消化酵素ペプシン
  5・3・3 胃の運動
  5・3・4 ヒト以外の胃
 5・4 膵臓・胆嚢・十二指腸:知られざる消化の主役
  5・4・1 十二指腸
  5・4・2 膵臓
  5・4・3 胆嚢、胆汁
  5・4・4 ホルモンによる消化の制御
 5・5 小腸:栄養の吸収
  5・5・1 小腸の構造
  5・5・2 糖、アミノ酸、脂肪の吸収メカニズム
 5・6 大腸:水分の再吸収と腸内細菌
 5・7 肝臓:栄養の貯蔵
  5・7・1 肝臓の構造
  5・7・2 肝臓の機能
 5章のまとめ

6.呼吸器系・循環器系
 6・1 ガスの交換
 6・2 肺の構造と機能
 6・3 血管と循環系
  6・3・1 循環系の意義
  6・3・2 血管の構造
  6・3・3 血管ネットワーク
 6・4 心臓
  6・4・1 心臓の構造
  6・4・2 心臓の拍動
  6・4・3 血圧
 6・5 血液
  6・5・1 呼吸色素
  6・5・2 ヘモグロビンと酸素運搬
  6・5・3 血液による二酸化炭素の運搬
  6・5・4 血液凝固
 6章のまとめ

7.泌尿器系
 7・1 体内の水分量・塩分コントロール
 7・2 尿の成分
 7・3 さまざまな動物の泌尿器系
 7・4 ヒトの腎臓
 7章のまとめ

8.筋肉・骨格系
 8・1 筋肉組織の分類
 8・2 骨格筋
  8・2・1 骨格筋の構造
  8・2・2 骨格筋の収縮の仕組み
 8・3 心筋
 8・4 平滑筋
 8・5 骨格筋の働き
 8・6 関節と靱帯
 8・7 骨格系
 8章のまとめ

9.免疫系
 9・1 生体防御の三つの段階
 9・2 物理的・化学的な生体防御
 9・3 自然免疫
 9・4 獲得免疫(1) 細胞性免疫
  9・4・1 獲得免疫の概要
  9・4・2 細胞性免疫
 9・5 獲得免疫(2) 体液性免疫
 9・6 免疫記憶
 9・7 アレルギー
 9・8 免疫の応用と問題点
  9・8・1 ワクチン
  9・8・2 免疫のデメリット:自己免疫疾患と移植の免疫拒絶
 9章のまとめ

10.内分泌系
 10・1 ホルモンの必要性
 10・2 ホルモンの種類
 10・3 下垂体
 10・4 副腎
 10・5 生殖腺
 10・6 そのほかのホルモン
  10・6・1 膵臓から分泌されるホルモン
  10・6・2 消化器から分泌されるホルモン
 10章のまとめ

11.神経と感覚器
 11・1 神経
  11・1・1 神経組織の構成
  11・1・2 神経の情報伝達
 11・2 中枢神経と末梢神経
  11・2・1 中枢神経
  11・2・2 末梢神経
 11・3 感覚器
  11・3・1 感覚器の概要
  11・3・2 皮膚感覚
  11・3・3 嗅覚
  11・3・4 味覚
  11・3・5 聴覚
  11・3・6 体性感覚
  11・3・7 視覚
 11章のまとめ

12.生殖と発生
 12・1 生殖の様式
 12・2 配偶子形成
  12・2・1 卵形成
  12・2・2 精子形成
 12・3 受精
 12・4 胚発生
  12・4・1 卵割と初期発生
  12・4・2 細胞運動と形態形成
  12・4・3 細胞分化
 12章のまとめ

第III部 人間と社会

13.バイオテクノロジー
 13・1 DNAの操作
  13・1・1 DNAの調製と可視化
  13・1・2 DNAの切り貼り
  13・1・3 塩基配列を調べる
 13・2 遺伝子の人為的な発現と可視化
  13・2・1 遺伝子の人為的な発現
  13・2・2 遺伝子発現の可視化
 13・3 ゲノムの改変技術
 13・4 タンパク質を研究する
  13・4・1 タンパク質の精製
  13・4・2 タンパク質の可視化と抗体
  13・4・3 タンパク質の活性測定
 13章のまとめ

14.薬学・医学
 14・1 創薬と生命科学
 14・2 さまざまな疾患とその治療
 14・3 細菌・ウイルスがもたらす感染症
 14・4 がん
 14・5 幹細胞と再生医療
  14・5・1 移植治療
  14・5・2 幹細胞と再生医療
 14章のまとめ

15.生物多様性と生態学 −自然と人間の関わり−
 15・1 生物の多様性
  15・1・1 生物の分類
  15・1・2 動物の分類(1):無脊椎動物の分類
  15・1・3 動物の分類(2):哺乳類を除く脊椎動物の分類
  15・1・4 動物の分類(3):哺乳類の分類
 15・2 種の多様性の維持
 15・3 人間生活と生態系への影響
 15・4 生態系の保全
 15章のまとめ

参考書
索引 (pdfファイル)

著作者紹介

道上 達男
みちうえ たつお 
1967年 和歌山県に生まれる。東京大学理学部卒業、東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。東京大学助手、科学技術振興機構研究員、産業技術総合研究所主任研究員、東京大学准教授などを経て現職。専門は分子発生生物学。主な著書・訳書に『生物学入門 第3版』(共編、東京化学同人)、『キャンベル生物学 原書11版』(共同監修・翻訳、丸善出版)などがある。

(情報は初版刊行時のものから一部修正しております)


この著作者の本
『基礎からスタート 大学の生物学』
基礎からスタート
大学の生物学


『発生生物学』
発生生物学


関連書籍
『ヒトを理解するための 生物学(改訂版)』
ヒトを理解するための
生物学(改訂版)


『医療・看護系のための 生物学(改訂版)』
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生物学(改訂版)



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