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『基礎からスタート 大学の生物学』 カバー
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『基礎からスタート 大学の生物学』 内容見本


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献本へ 基礎からスタート 大学の生物学
Biology for College Students

在庫マーク

東京大学教授 博士(理学)・国際生物学オリンピック日本委員会 委員長 道上達男 著

B5判/180頁/3色刷/定価2640円(本体2400円+税10%)/2019年11月発行
ISBN 978-4-7853-5241-7  C3045

電子書籍

 高校生物の教科書の執筆や大学入試の関連業務に長年、携わってきた著者による生物学の入門的教科書。
 高等学校で「生物基礎」(2単位)は履修したが「生物」(4単位)は学習してこなかった学生が、大学で受講する生物学の講義をなるべくストレスなく学べるようにとの思いから、さまざまな工夫を施した。
 具体的には、章のはじめに「高校「生物基礎」で学んだこと」を設け、その章の内容がスムースに学習できるようした。また学習の敷居(壁)を低くするため、説明にあたっては難しい言い回しを避けて、できる限りやさしく表現するように努めた。さらに、練習問題を各章末に配して、その章で学んだことの理解が深められるようにした(巻末に解答を掲載)。


サポート情報

教科書採用の先生方に講義用の図表ファイルをご用意しました.
  ファイルのご利用は講義のみに限らせていただきます.
まえがき (pdfファイル)   索引 (pdfファイル)
正誤表 (pdfファイル)

目次 (章タイトル)  → 詳細目次

1.生物とはなにか
2.細胞 −生物をつくる単位−
3.タンパク質 −生物をつくる材料−
4.DNAとゲノム −生物を生みだす情報−
5.代謝 −生きるためのエネルギー獲得−
6.細胞骨格・細胞接着・細胞運動 −からだを支え,動かす仕組み−
7.シグナル応答と細胞内シグナル伝達 −細胞が情報を得る方法−
8.細胞分裂と細胞周期 −細胞はどうやって増え,個体は子孫を残す?−
9.細胞内輸送 −つくられたタンパク質はその後どうなる?−
10.遺伝子の発現制御 −生物は設計図をどのように使うのか−
11.生体の構造と機能 −生物のからだの仕組み−
12.内部環境の維持機構 −生物は環境の変化にどう対応するか−
13.動物・植物の生殖と発生 −生物はどのようにつくられるか−
14.生物の系統と分類 −生物はいろいろいる−
15.生物の生態系と多様性 −地球と生物の関係を考える−

詳細目次  →『基礎からスタート 大学の生物学』 目次

まえがき (pdfファイル)

1.生物とはなにか
 1・1 生物の共通性
 1・2 生物の多様性
 1・3 生物をつくるための材料:細胞,タンパク質,核酸
 1・4 代謝:生物が生きていくための栄養獲得手段
 1・5 細胞外の刺激応答,遺伝子の発現,タンパク質輸送
 1・6 自己増殖と個体構築(細胞分裂,発生,細胞運動)
 1・7 個体のダイナミズム(ホメオスタシス,植物生理,神経)
 1・8 自然環境(生態)
 1章の練習問題

2.細胞 −生物をつくる単位−
 2・1 細胞膜
 2・2 細胞内に存在する構造:細胞小器官
  2・2・1 細胞質基質
  2・2・2 核
  2・2・3 小胞体とゴルジ体
  2・2・4 ミトコンドリア
  2・2・5 葉緑体
  2・2・6 その他
 2章の練習問題

3.タンパク質 −生物をつくる材料−
 3・1 アミノ酸が連なってタンパク質ができる
 3・2 タンパク質は立体構造をもっている
 3・3 タンパク質の機能
  3・3・1 構造タンパク質
  3・3・2 酵素タンパク質
  3・3・3 調節タンパク質
 3・4 タンパク質と酵素反応
 3・5 酵素活性の調節
 3章の練習問題

4.DNAとゲノム −生物を生みだす情報−
 4・1 DNAの構造
 4・2 DNAの複製
 4・3 DNAからmRNAへの転写
  4・3・1 原核生物の転写
  4・3・2 真核生物の転写
 4・4 翻訳
 4・5 ゲノム
 4章の練習問題

5.代謝 −生きるためのエネルギー獲得−
 5・1 エネルギー「通貨」,ATP
 5・2 呼吸
  5・2・1 解糖系
  5・2・2 クエン酸回路
  5・2・3 電子伝達系
 5・3 発酵
 5・4 脂肪やタンパク質の利用
 5・5 光合成
 5章の練習問題

6.細胞骨格・細胞接着・細胞運動 −からだを支え,動かす仕組み−
 6・1 細胞を「支える」仕組み
 6・2 細胞を中から支える:細胞骨格
  6・2・1 アクチン繊維
  6・2・2 微小管
  6・2・3 中間径フィラメント
 6・3 細胞を外から支える:細胞外マトリックス
 6・4 細胞接着:細胞を「つなぐ」道具
 6・5 モータータンパク質:細胞を「動かす」道具
  6・5・1 ミオシン
  6・5・2 キネシンとダイニン
 6・6 骨格筋の収縮:筋肉の細胞のこと,そしてミオシンの結合と形の変化
 6・7 細胞運動:細胞の動かし方
 6章の練習問題

7.シグナル応答と細胞内シグナル伝達 −細胞が情報を得る方法−
 7・1 シグナル応答の概要
 7・2 シグナル伝達をつかさどる細胞内タンパク質の変化
  7・2・1 リン酸化
  7・2・2 Gタンパク質
 7・3 シグナル伝達の例1:アドレナリンを起点とする細胞内シグナル伝達経路
 7・4 シグナル伝達の例2:シグナル分子FGFを起点とする細胞内シグナル伝達経路
 7・5 シグナル伝達の多様性と存在の意味
 7・6 シグナル伝達と「制御された」タンパク質分解
 7章の練習問題

8.細胞分裂と細胞周期 −細胞はどうやって増え,個体は子孫を残す?−
 8・1 細胞分裂
  8・1・1 体細胞分裂と減数分裂
  8・1・2 体細胞分裂
  8・1・3 減数分裂
 8・2 細胞周期の分子機構(1):サイクリンとCDK
 8・3 細胞周期の分子機構(2):細胞周期のチェックポイント機構
 8・4 がんと細胞周期
 8章の練習問題

9.細胞内輸送 −つくられたタンパク質はその後どうなる?−
 9・1 タンパク質につけられた「目印」
 9・2 核へのタンパク質輸送
 9・3 他の細胞小器官へのタンパク質輸送
 9・4 細胞膜・細胞外へのタンパク質輸送
 9・5 細胞外からのタンパク質の取り込み
 9・6 細胞内でのタンパク質の分解
 9章の練習問題

10.遺伝子の発現制御 −生物は設計図をどのように使うのか−
 10・1 転写制御の基本
 10・2 原核生物の転写制御
 10・3 真核生物の転写制御
 10・4 転写後の調節
 10・5 エピジェネティクス
 10章の練習問題

11.生体の構造と機能 −生物のからだの仕組み−
 11・1 からだのなりたちと組織
  11・1・1 上皮組織
  11・1・2 結合組織
  11・1・3 神経組織
  11・1・4 筋肉組織
 11・2 動物の構造:神経系
 11・3 動物の構造:感覚器官
  11・3・1 皮膚感覚(体性感覚)
  11・3・2 嗅覚
  11・3・3 味覚
  11・3・4 聴覚
  11・3・5 平衡感覚
  11・3・6 視覚
 11・4 動物の構造:神経伝達と筋収縮
 11・5 動物の構造:消化器系
  11・5・1 口〜胃
  11・5・2 十二指腸〜大腸
  11・5・3 肝臓・膵臓・胆嚢
 11・6 動物の構造:循環器系と呼吸器系
 11章の練習問題

12.内部環境の維持機構 −生物は環境の変化にどう対応するか−
 12・1 自律神経と交感・副交感神経
 12・2 内分泌
 12・3 体温調節
 12・4 血糖値調節
 12・5 水分調節
 12・6 免疫と生体防御
  12・6・1 抗原提示によるT細胞の活性化
  12・6・2 自己と非自己の認識
  12・6・3 細胞傷害性T 細胞が標的を壊す仕組み
  12・6・4 抗体(免疫グロブリン)の多様性
  12・6・5 B細胞が標的を壊す仕組み
  12・6・6 アレルギー
 12章の練習問題

13.動物・植物の生殖と発生 −生物はどのようにつくられるか−
 13・1 動物の生殖
  13・1・1 無性生殖と卵・精子形成
  13・1・2 受精
 13・2 動物の初期発生
  13・2・1 発生の概要
  13・2・2 卵割
  13・2・3 体軸形成と三胚葉形成
  13・2・4 形態形成
  13・2・5 細胞分化
  13・2・6 からだの大きなパーツの形成と変態
 13・3 植物の発生
  13・3・1 植物のかたち
  13・3・2 ホルモンが織りなすさまざまな環境応答
  13・3・3 花成・開花,受精,発芽
 13章の練習問題

14.生物の系統と分類 −生物はいろいろいる−
 14・1 生物の分類法
 14・2 真正細菌ドメイン・古細菌ドメイン
 14・3 原生生物(4界の集合)
 14・4 菌類(界)
 14・5 植物(界)
 14・6 動物(1):脊「索」動物以外の動物
 14・7 動物(2):脊索動物
 14章の練習問題

15.生物の生態系と多様性 −地球と生物の関係を考える−
 15・1 生物群集と個体の相互関係
 15・2 生物群集の維持
 15・3 生物群集の遷移
 15・4 物質の循環
 15・5 生態系の維持と保全
 15・6 終わりに:生物学と社会
 15章の練習問題

章末問題の解答
参考書
索引 (pdfファイル)

著作者紹介

道上 達男
みちうえ たつお 
1967年 和歌山県に生まれる。東京大学理学部卒業、東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。東京大学助手、科学技術振興機構研究員、産業技術総合研究所主任研究員、東京大学准教授などを経て現職。専門は分子発生生物学。主な著書・訳書に『生物学入門 第3版』(共編、東京化学同人)、『キャンベル生物学 原書11版』(共同監修・翻訳、丸善出版)などがある。

(情報は初版刊行時のものから一部修正しております)


この著作者の本
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