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『多様性からみた 生物学』 内容見本


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多様性からみた 生物学
Biology −on the Basis of Biodiversity−

在庫マーク

東京大学名誉教授 理博 岩槻邦男 著

B5判/148頁/定価2530円(本体2300円+税10%)/2002年2月発行
ISBN 978-4-7853-5046-8 (旧ISBN 4-7853-5046-6)  C3045

 生物は何故こんなにもたくさんの種類がいるのか、それぞれの生物群の特徴はどのようなものか、また多様な生物を生むメカニズムは何か等、“生物の多様性”に焦点を当ててわかりやすく解説した、大学学部初年級向き生物学の教科書。
 本書の姉妹書に、分子のレベルに立って解説した『分子からみた 生物学〔改訂版〕』(石川 統 著)、生物の多様性の視点から解説した『多様性からみた 生物学』(岩槻邦男 著)がある。また、同一著者による、生命の普遍性に焦点をあてた教科書として『生物講義 −大学生のための生命理学入門−』がある。


サポート情報

まえがき (pdfファイル)
正誤表 (pdfファイル)

目次 (章タイトル)  → 詳細目次

1.地球上にどれだけ多様な生物が生きているか
2.生物多様性はどのように認識されてきたか
3.生命の起源と原核生物
4.真核生物の起源
5.原生生物にみる多様性
6.陸上生物相の出現
7.陸上の植物の多様化
8.菌界にみる多様性
9.動物の起源と多様化
10.生物の多様性をつくる原理
11.多様化にみる生物の進化
12.生命系を生きる

詳細目次  →『多様性からみた 生物学』 目次

まえがき (pdfファイル)

1.地球上にどれだけ多様な生物が生きているか
 1.1 生命現象に見る普遍性と生物の多様性
 1.2 生物多様性の三つの側面
  1.2.1 遺伝子多様性
  1.2.2 種多様性
  1.2.3 生態的多様度
 1.3 地球上には何種の生物が生きているか
  1.3.1 種の定義
  1.3.2 種の数
 1.4 地球上の生物の分類体系
  1.4.1 分類群の階級
  1.4.2 生物の大分類(上界と界)
 コラム(1) 地球上に生きる生物の種数の推定

2.生物多様性はどのように認識されてきたか
 2.1 自然史
 2.2 リンネの分類体系
 2.3 進化論
 2.4 メンデルの法則と生物科学
 2.5 歴史はどこまで実証可能か
 コラム(2) 博物学,自然史学,ナチュラルヒストリー

3.生命の起源と原核生物
 3.1 生命体が完成されたのはいつか
  3.1.1 原始地球と化学進化
  3.1.2 最古の化石
 3.2 生物と無生物
  3.2.1 細胞構造の確立
  3.2.2 生体高分子の生成
 3.3 原核生物の進化と多様性
  3.3.1 原核生物の多様性
  3.3.2 ウイルス
 コラム(3) 古細菌

4.真核生物の起源
 4.1 核の形成
 4.2 細胞内共生
 4.3 ミトコンドリア
 4.4 葉緑体
 4.5 鞭毛などの細胞器官
 コラム(4) 共 生

5.原生生物にみる多様性
 5.1 藻 類
  5.1.1 藻類とは
  5.1.2 藻類の系統関係
  5.1.3 藻類の生活史
  5.1.4 藻類の体制と進化の研究
 5.2 真菌類以外の菌類(偽菌類)
  5.2.1 粘菌類
  5.2.2 ストラメノパイル類など
 5.3 原生動物
  5.3.1 繊毛虫類
  5.3.2 鞭毛虫類
  5.3.3 根足虫類
  5.3.4 胞子虫類
 コラム(5) 海 藻

6.陸上生物相の出現
 6.1 陸上植物の祖先
 6.2 植物はいつごろ陸上へ進出したか
 6.3 陸上に生きる要件
  6.3.1 水の需給の安定的な確保
  6.3.2 空気中における生物体の支持
  6.3.3 乾燥に耐える生殖過程の維持
 コラム(6) コ ケ

7.陸上の植物の多様化
 7.1 コケ植物
  7.1.1 生活環
  7.1.2 化石種
 7.2 シダ植物
  7.2.1 生活環
  7.2.2 維管束
  7.2.3 根・茎・葉など器官の分化
  7.2.4 化石種
  7.2.5 シダ植物の分類
 7.3 裸子植物
  7.3.1 種 子
  7.3.2 種子植物の起源
 7.4 被子植物
  7.4.1 花の形成
  7.4.2 多様化の要因
 コラム(7) イチョウとソテツの精子

8.菌界にみる多様性
 8.1 菌界と菌類
  8.1.1 菌界の成立
  8.1.2 菌類の系統関係
  8.1.3 真菌類の特徴
 8.2 ツボカビ類と接合菌類
  8.2.1 ツボカビ類
  8.2.2 接合菌類
 8.3 子嚢菌類
 8.4 担子菌類
 8.5 不完全菌類
 8.6 地衣類
 8.7 菌類の系統と進化
 コラム(8) カビとキノコ

9.動物の起源と多様化
 9.1 動物の起源
 9.2 無脊椎動物
  9.2.1 無胚葉動物・二胚葉性動物
  9.2.2 無体腔の旧口動物
  9.2.3 偽体腔の旧口動物
  9.2.4 真体腔の旧口動物
  9.2.5 後口動物
 9.3 脊索動物
  9.3.1 魚 類
  9.3.2 両生類
  9.3.3 爬虫類
  9.3.4 鳥 類
  9.3.5 哺乳類
 9.4 動物の系統
 コラム(9) ヘッケルの生物発生原則(反覆説)

10.生物の多様性をつくる原理
 10.1 生命の普遍性と多様性
  10.1.1 DNAの性質と細胞
  10.1.2 DNAの自己複製
  10.1.3 コドンとタンパク質の産生
  10.1.4 変異の起源と生物多様性
 10.2 DNAの二面性
 10.3 有性生殖集団
 10.4 遺伝子突然変異
 コラム(10) 有性生殖

11.多様化にみる生物の進化
 11.1 遺伝子の多様化と種多様性
 11.2 細胞分裂と染色体突然変異
 11.3 染色体突然変異と種の進化
 11.4 無性生殖集団における種分化
 11.5 共進化
 コラム(11) 網状進化

12.生命系を生きる
 12.1 細胞,個体,生命系
 12.2 生命系の生を知る
 12.3 “人”としての生
 コラム(12) 個体の生と生命系の生

参考書
索 引

著作者紹介

岩槻 邦男
いわつき くにお 
1934年 兵庫県生まれ。京都大学理学部卒業、京都大学大学院理学研究科博士課程修了。京都大学助教授・教授、東京大学教授、立教大学教授、放送大学教授、兵庫県立人と自然の博物館館長などを歴任。兵庫県立人と自然の博物館名誉館長。主な著書に『新・植物とつきあう本』(研成社)、『桜がなくなる日』(平凡社)、『日本の植物園』『シダ植物の自然史』(以上 東京大学出版会)、『多様性の生物学』(岩波書店)などがある。

(情報は初版刊行時のものから一部修正しております)


姉妹書
『分子からみた 生物学(改訂版)』
分子からみた 生物学
(改訂版)


『細胞からみた 生物学(改訂版)』
細胞からみた 生物学
(改訂版)


この著作者の本
『生物講義』
生物講義


『生物の種多様性』
生物の種多様性
(共編)


関連書籍
『植物の系統と進化』
植物の系統と進化


『動物の系統分類と進化』
動物の系統分類と進化



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