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基礎電磁気学
Basic Course of Electromagnetism
九州大学名誉教授 理博 中山正敏 著
Ａ５判／248頁／定価2750円（本体2500円＋税10％）／1997年10月発行
ISBN 978-4-7853-2078-2 （旧ISBN 4-7853-2078-8）
C3042
本書は、定評ある同著者による『電磁気学』の内容を精選し、まとめ直したものである。
本書の基本的な立場は、電場や磁場をできるだけ“もの”のように扱い、その法則を調べていくことで電磁気の基本法則のイメージをよく理解することを最大の目標とし、新しい試みとして、電流から話を始めた。
1．定常電流
2．静電場
3．静電場の法則
4．導体と静電場
5．誘電体
6．磁石と磁場
7．電流と磁場
8．電磁誘導
9．準定常電流，交流回路
10．マクスウェルの方程式，電磁波
はしがき （pdfファイル）
1．定常電流
1.1 電荷の保存則
1.2 電流密度の場
1.3 オームの法則
1.4 直流回路
演習問題
2．静電場
2.1 電荷と電気力：クーロンの法則
2.2 電場
2.3 電位
2.4 電位から電場へ
演習問題
3．静電場の法則
3.1 電気力線とその法則
3.2 電場のガウスの法則
3.3 ガウスの法則の応用
演習問題
4．導体と静電場
4.1 静電誘導と電場
4.2 静電誘導の例
4.3 電気容量
4.4 電場のエネルギー，マクスウェル応力
演習問題
5．誘電体
5.1 誘電体の電気分極
5.2 分極電荷と電場
5.3 誘電体のガウスの法則，電束密度
5.4 誘電体の静電場の例
演習問題
6．磁石と磁場
6.1 磁石と磁場
6.2 スピン磁気双極子
6.3 磁性体の磁気分極
6.4 磁性体の磁場の法則
6.5 磁性体の静磁場の例
演習問題
7．電流と磁場
7.1 電流にはたらく磁気力
7.2 電流の作る磁場
7.3 閉じた電流と磁気モーメント
7.4 磁場のアンペールの法則
7.5 磁性体の電流磁場の法則
演習問題
8．電磁誘導
8.1 電磁誘導のファラデーの法則
8.2 ローレンツ磁気力と電磁誘導
8.3 電磁誘導電場
8.4 ベクトルポテンシャル
演習問題
9．準定常電流，交流回路
9.1 相互誘導と自己誘導
9.2 過渡電流−$LR$ 回路
9.3 電流系，磁場のエネルギー
9.4 超伝導体と磁場
9.5 交流回路
演習問題
10．マクスウェルの方程式，電磁波
10.1 アンペール‐マクスウェルの法則
10.2 マクスウェルの方程式
10.3 電磁波
10.4 電磁波の性質
10.5 電磁波のエネルギーと運動量
10.6 電磁波の放射
10.7 電磁場の相対性
演習問題
付録：微分表示による理論
A.1 電荷の保存則の微分表示：ガウスの定理
A.2 電位の存在：ストークスの定理
A.3 電場のガウスの法則
A.4 静電誘導の電位
A.5 誘電体の電場
A.6 磁石と磁場
A.7 電流磁場のアンベールの法則
A.8 電磁誘導とベクトルポテンシャル
A.9 準定常電流
A.10 マクスウェルの方程式と電磁波
演習問題略解
索引
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中山 正敏
なかやま まさとし
1936年 福岡県に生まれる。東京大学理学部卒業、東京大学大学院数物系研究科博士課程修了。東京大学助手、九州大学助教授、米国ブラウン大学客員教授、九州大学教授、放送大学教授などを歴任。主な著書に『ひとりで学べる電磁気学』（講談社）、『物質の電磁気学』（岩波書店）、『環境理解のための熱物理学』（共著、朝倉書店）などがある。
（情報は初版刊行時のものから一部修正しています）
電磁気学
基礎演習シリーズ 電磁気学
基礎力学
半導体物理学
電磁気学（増補修訂版）
電磁気学
電磁気学（I）
電磁気学（II）
マクスウェル方程式
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電磁気学
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