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環境生物科学 −人の生活を中心とした−
Biological Science of Environment
京都府立大学名誉教授 農博 松原 聰 著
A5判/232頁/定価2750円(本体2500円+税10%)/1997年2月発行
ISBN 978-4-7853-5033-8 (旧ISBN 4-7853-5033-4)
C3045
※2006年9月に改訂版を刊行しました※
河川や湖沼などの身近な環境汚染から、温暖化や酸性雨などの地球環境問題まで、主に生物との関わりや人の生活の観点から簡潔にまとめた環境科学の入門的な教科書。都市環境や人口問題などについても章をさいて解説する。
サポート情報
◎ まえがき (pdfファイル)
◎ あとがき (pdfファイル)
◎ 改訂版の書籍紹介ページへ
1.日本の自然環境
2.河川の汚濁・汚染
3.湖沼の汚濁・汚染
4.海域環境の破壊
5.殺虫剤散布による汚染と混乱
6.日常生活を汚染する有害物質
7.都市環境と生物
8.人口問題
9.大気汚染
10.酸性雨
11.オゾン層を破壊するフロン
12.二酸化炭素の排出による地球の温暖化
13.破壊される熱帯林
14.急ピッチで進む砂漠化
まえがき
1.日本の自然環境
1.1 日本の自然環境
1.2 経済成長と自然破壊
1.3 全国の自然度
2.河川の汚濁・汚染
2.1 河川環境の破壊
2.2 汚濁の程度を示す腐水性
2.3 生物種による水質の判定
2.4 合成洗剤による汚染
2.5 殺虫剤による汚染
2.6 重金属による汚染
2.7 河川の自浄作用
2.8 河川環境の保全 −多自然型河川工法−
3.湖沼の汚濁・汚染
3.1 自然環境の破壊
3.2 貧栄養湖と富栄養湖
3.3 琵琶湖の汚濁
3.4 アオコに含まれる毒性物質
3.5 湿原の自然破壊
3.6 湖沼の環境保全
4.海域環境の破壊
4.1 自然環境の破壊
4.2 海水の汚濁と生物への影響
4.3 赤潮
4.4 有害物質による海水の汚染
4.5 石化ゴミによる自然破壊
4.6 漁業資源の枯渇
4.7 磯焼けと海中林造成
5.殺虫剤散布による汚染と混乱
5.1 有機塩素系殺虫剤による汚染
5.2 有機リン系殺虫剤
5.3 農業生態系の混乱
6.日常生活を汚染する有害物質
6.1 PCB(ポリ塩化ビフェニール)
6.2 ダイオキシン
6.3 発がん物質
7.都市環境と生物
7.1 都市化
7.2 都市の環境
7.3 都市生活とストレス
7.4 都市の生物
8.人口問題
8.1 日本の人口問題
8.2 世界の人口問題
9.大気汚染
9.1 大気汚染による被害
9.2 汚染物質とその影響
9.3 植物における障害と防御の生化学
9.4 大気汚染の防止
10.酸性雨
10.1 酸性雨とは
10.2 酸性雨の原因
10.3 酸性雨による影響
10.4 酸性雨への対策
11.オゾン層を破壊するフロン
11.1 オゾン層とは
11.2 フロンガスによるオゾン層の破壊
11.3 フロンガスとは
11.4 オゾン層破壊による影響
11.5 オゾン層破壊の防止対策
12.二酸化炭素の排出による地球の温暖化
12.1 自然界における炭素の循環
12.2 大気中の二酸化炭素の増加
12.3 温室効果と地球の温暖化
12.4 二酸化炭素増加の影響
12.5 気温上昇の影響
12.6 二酸化炭素増加の阻止
13.破壊される熱帯林
13.1 熱帯林と生物種の多様性
13.2 熱帯林破壊の現状
13.3 熱帯林破壊の原因
13.4 熱帯林破壊の影響
13.5 熱帯林保護の取り組み
14.急ピッチで進む砂漠化
14.1 砂漠化
14.2 砂漠化の進行
14.3 砂漠化の原因
14.4 砂漠化の防止
あとがき
主な参考文献
図表出典一覧
生物名索引
事項索引
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松原 聰
まつばら さとし
1935年 大阪府生まれ。京都大学農学部卒業、京都大学大学院博士課程修了。京都府立大学助手・助教授・教授などを歴任。
(情報は初版刊行時のものから一部修正しております)
環境生物科学 (改訂版)
がんの生物学
生物の目でみる 自然環境の保全
人間環境学
化学の目でみる 地球の環境 (改訂版)[POD版]
現代の化学環境学
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