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コア講義 分子遺伝学
Essentials of Molecular Genetics
元 千葉大学教授 医博 田村隆明 著
A5判/176頁/2色刷/定価2640円(本体2400円+税10%)/2014年11月発行
ISBN 978-4-7853-5230-1
C3045
既刊『コア講義 分子生物学』より,遺伝子の構造-挙動-発現といった分子遺伝学領域に焦点を絞って作成された教科書.
遺伝の基本的事項,遺伝子の複製,DNAの変異・損傷・修復,そして転写と翻訳からなる遺伝子発現,さらには細菌や真核生物に特有な遺伝的要素やその駆動システム,そして分子遺伝学を支えた技術とその成果などを系統的に扱う.関連するノーベル賞受賞研究についても紹介する.
「コア講義」シリーズにはほかに,生物学の教科書として『コア講義 生物学(改訂版)』,生化学の教科書として『コア講義 生化学』がある.
サポート情報
◎ 教科書採用の先生方に講義用の図表ファイルをご用意しました.(2020/6/2更新) ファイルのご利用は講義のみに限らせていただきます.
◎ まえがき (pdfファイル)
◎ 索引 (pdfファイル)
◎ 正誤表 (pdfファイル)
1.生物の特徴と細胞
2.分子と代謝
3.遺伝と遺伝子
4.核酸の構造
5.DNAの合成・分解にかかわる酵素とその利用
6.複製のしくみ
7.DNAの組換え,損傷,修復
8.RNAの合成と加工
9.転写の制御
10.RNAの多様性とその働き
11.タンパク質の合成
12.真核細胞のゲノムとクロマチン
13.細菌の遺伝要素
14.分子遺伝学に基づく生命工学
まえがき (pdfファイル)
1.生物の特徴と細胞
1・1 生物は細胞を単位として増える
1・1・1 生物は遺伝現象を示して自己増殖する
1・1・2 生物は細胞をもつ
1・2 生物を分類する
1・2・1 五界説による古典的生物分類
1・2・2 真核生物と細菌類
1・2・3 古細菌の生物学的位置
1・3 大腸菌
1・3・1 細菌とは
1・3・2 大腸菌:分子遺伝学研究のモデル生物
1・3・3 大腸菌を培養する
1・4 真核細胞
1・4・1 原核細胞とはここが違う
1・4・2 酵母の有用性
1・4・3 動植物細胞を培養する
2.分子と代謝
2・1 元素と原子
2・2 分子
2・2・1 分子とは
2・2・2 分子に存在する弱い力
2・2・3 分子の物理化学的性質
2・2・4 主要生体分子
2・3 代謝
2・3・1 代謝と酵素
2・3・2 代謝とエネルギー
2・3・3 エネルギー代謝
2・3・4 ヌクレオチド代謝
3.遺伝と遺伝子
3・1 遺伝を科学したメンデル
3・1・1 メンデルによる遺伝の法則の発見
3・1・2 メンデル遺伝のバリエーション
3・2 非メンデル遺伝
3・2・1 細胞質遺伝
3・2・2 DNAの撹乱によって起こる遺伝現象
3・3 細菌の遺伝
3・4 遺伝物質の探究;その歴史的経緯
3・4・1 遺伝子の条件
3・4・2 "遺伝子は物質(DNA)"の証明
3・5 遺伝子の挙動
3・5・1 連鎖と組換え
3・5・2 遺伝子の相補
3・5・3 突然変異とそのタイプ
3・6 遺伝子とは何かについて考える
3・6・1 DNA・ゲノム・遺伝子
3・6・2 遺伝子の概念
3・6・3 遺伝発現とセントラルドグマ
4.核酸の構造
4・1 ヌクレオチドの構造
4・1・1 塩基の名称と構造
4・1・2 ヌクレオシドとヌクレオチド
4・2 DNA鎖の形成:リン酸ジエステル結合
4・3 DNAは二重らせん構造をとる
4・3・1 二重らせん構造発見の下地
4・3・2 二重らせん構造仮説
4・4 RNAの構造
4・5 塩基の化学修飾
4・6 二本鎖形成状態を変化させる
4・6・1 二本鎖形成反応
4・6・2 ハイブリダイゼーション進行の目安
4・7 DNAの超らせん構造とトポイソメラーゼ
4・7・1 DNAは負の超らせん構造をとる
4・7・2 DNAのよじれを変える酵素
5.DNAの合成・分解にかかわる酵素とその利用
5・1 複製に関与するDNAポリメラーゼ
5・1・1 DNA合成反応の原則
5・1・2 複製にかかわる酵素の種類
5・1・3 複製の間違いを正す校正機能
5・1・4 DNA polTのユニークな性質
5・2 複製以外で働くDNA合成酵素
5・2・1 種々のDNA依存DNAポリメラーゼ
5・2・2 RNA依存DNA合成酵素:逆転写酵素
5・3 DNAを分解する酵素
5・4 制限エンドヌクレアーゼ「制限酵素」
5・4・1 細菌にみられる制限−修飾系
5・4・2 制限酵素の性質
5・5 試験管内DNA合成反応
5・5・1 DNA合成反応の実際
5・5・2 標識DNAをつくる
5・5・3 PCRでDNAを増幅する
5・6 DNAシークエンシングとDNA断片分析
5・6・1 DNAの化学分解に基づく方法
5・6・2 酵素反応を使ったサンガーの方法
6.複製のしくみ
6・1 複製の概観
6・1・1 複製は半保存的に進む
6・1・2 複製の単位と両方向複製
6・1・3 環状DNA複製パターン
6・2 細菌における複製の開始
6・2・1 分子機構
6・2・2 複製のライセンス化
6・3 複製の進行
6・3・1 複製のフォークと2本の新生鎖
6・3・2 ラギング鎖での不連続複製と岡崎断片
6・3・3 複製のフォークでのイベント:(1)細菌
6・3・4 複製のフォークでのイベント:(2)真核細胞
6・3・5 フォーク付近の全体像
6・4 線状DNA複製の末端問題
6・4・1 DNA末端は複製のたびに短くなる
6・4・2 ファージやウイルスでみられる工夫
6・5 真核生物染色体の末端:テロメア
6・5・1 テロメアの構造の機能
6・5・2 テロメアの複製
6・6 真核細胞での複製とその調節
6・6・1 細胞分裂の周期性と複製のタイミング
6・6・2 複製開始機構
6・6・3 ライセンス化機構
7.DNAの組換え,損傷,修復
7・1 DNAの組換え
7・1・1 DNA組換えとは
7・1・2 相同組換え
7・1・3 相同組換えの開始
7・1・4 組換え反応の進行
7・1・5 非相同組換え
7・1・6 ファージにみられる部位特異的組換え
7・2 DNAの損傷
7・2・1 損傷の種類とその効果
7・2・2 DNAの紫外線吸収とその影響
7・2・3 紫外線と生物との関係
7・2・4 損傷の要因
7・2・5 損傷DNAのその後の運命
7・3 損傷DNAの修復
7・3・1 損傷は修復される
7・3・2 直接修復
7・3・3 除去修復
7・3・4 組換え修復
7・3・5 複製時修復
7・3・6 大腸菌における紫外線損傷DNAの修復
8.RNAの合成と加工
8・1 RNAを合成する:転写
8・1・1 転写とは
8・1・2 転写の酵素学
8・1・3 転写の意義
8・2 転写の開始機構
8・2・1 大腸菌の場合
8・2・2 真核生物のRNAポリメラーゼ
8・2・3 RNA polUのCTDとそのリン酸化
8・2・4 基本転写因子
8・3 転写伸長と終結
8・3・1 細菌での機構
8・3・2 真核生物の場合
8・4 RNAの加工
8・4・1 RNAは合成後に加工されて成熟する
8・4・2 真核生物のmRNAの成熟
8・4・3 スプライシング
8・4・4 mRNA成熟にかかわるスプライシング
8・4・5 mRNAスプライシングの意義
8・5 RNAの移送や消長
8・6 RNA関連酵素
9.転写の制御
9・1 転写はさまざまな様式で制御される
9・1・1 転写は制御される
9・1・2 転写制御の基本はDNAとタンパク質の結合
9・2 細菌の主要転写制御システム:オペロン
9・2・1 オペロンとは
9・2・2 ラクトースオペロン
9・2・3 アラビノースオペロン
9・2・4 トリプトファンオペロン
9・3 細菌がもつオペロン以外の制御系
9・3・1 カタボライト抑制とCAP
9・3・2 レギュロン
9・4 真核生物の転写制御因子
9・4・1 転写活性化配列:エンハンサー
9・4・2 転写制御因子の構造と働き
9・4・3 転写制御因子の活性調節
9・4・4 よく知られている転写制御因子
9・5 転写制御因子の作用機構
9・5・1 なぜ転写効率を上げられるのか
9・5・2 転写制御因子の補助因子:コファクター
9・5・3 メディエーター
9・5・4 転写の抑制
9・6 クロマチンを基盤とする転写制御
9・6・1 DNAレベルのクロマチン修飾
9・6・2 ヒストンの化学修飾
9・6・3 クロマチンリモデリング
10.RNAの多様性とその働き
10・1 RNAの種類と働き
10・1・1 細胞内のRNAの分画
10・1・2 非コードRNAの全体像
10・2 小分子RNAとRNA抑制
10・2・1 遺伝子抑制技術から発見されたRNA干渉
10・2・2 RNAiの機構
10・2・3 内在性小分子RNAによるRNAサイレンシング
10・3 タンパク質のように振る舞うRNA
10・3・1 リボザイム
10・3・2 アプタマーRNAとリボスイッチ
10・4 RNAワールド仮説
11.タンパク質の合成
11・1 mRNAがもつアミノ酸コードとtRNA
11・1・1 メッセンジャー仮説
11・1・2 遺伝暗号の解明
11・1・3 コドンの内容
11・1・4 tRNAの機能
11・2 翻訳によってペプチド鎖がつくられる
11・2・1 翻訳のアウトラインとtRNAアダプター
11・2・2 リボソームのmRNA結合
11・2・3 読み枠の決定
11・2・4 翻訳の開始,伸長,集結
11・3 翻訳の制御と異常事態への対応
11・3・1 翻訳リコーディング
11・3・2 異常mRNAへの対処
11・4 真核生物でのタンパク質の成熟と分解
11・4・1 タンパク質成熟の一般機構
11・4・2 膜結合性リボソームでつくられるタンパク質
11・4・3 遊離リボソームでつくられるタンパク質
11・4・4 細胞内でのタンパク質分解
12.真核細胞のゲノムとクロマチン
12・1 ゲノムの構成
12・1・1 ゲノムサイズと遺伝子数
12・1・2 機能からみたゲノム構成成分
12・1・3 構造からみたゲノム構成成分
12・1・4 遺伝子重複
12・2 真核生物のトランスポゾン
12・2・1 トランスポゾンは動くDNA
12・2・2 トランスポゾンの特徴
12・2・3 真核生物のDNAトランスポゾン
12・2・4 レトロトランスポゾン
12・3 ゲノミクス
12・4 クロマチン
12・4・1 染色体の成分:クロマチン
12・4・2 クロマチン構造の階層性
12・4・3 クロマチン構造の形成と再構成
12・5 クロマチンの化学修飾
12・6 クロマチン制御の生物学的効果
13.細菌の遺伝要素
13・1 大腸菌のゲノム
13・2 プラスミド
13・2・1 プラスミドとは
13・2・2 プラスミドの増幅
13・2・3 ColE 1
13・2・4 R因子
13・2・5 F因子
13・3 ファージ
13・3・1 ファージとは
13・3・2 λファージ
13・3・3 溶原化
13・3・4 一本鎖環状繊維状ファージ
13・3・5 形質導入:ファージによる遺伝子運搬
13・4 細菌のトランスポゾン
13・4・1 トランスポゾンの構造と薬剤耐性遺伝子
13・4・2 トランスポゾン以外の転移性DNA
13・4・3 転移の分子機構
14.分子遺伝学に基づく生命工学
14・1 DNAの抽出,分離,検出
14・1・1 DNA抽出の原理
14・1・2 電気泳動によるDNAの分離
14・1・3 DNAの存在を知るには
14・2 ハイブリダイゼーションによる核酸の解析
14・2・1 ブロッティング
14・2・2 DNAマイクロアレイ/DNAチップ
14・3 タンパク質を扱う
14・3・1 抗体によるタンパク質検出
14・3・2 プロテオーム解析
14・4 遺伝子組換え実験
14・4・1 遺伝子組換え実験とは
14・4・2 組換えDNA作成技術とベクター
14・4・3 細胞にDNAを入れる
14・4・4 DNAライブラリーとDNAクローニング
14・4・5 cDNAを使う遺伝子組換え実験
14・5 多細胞生物の遺伝子改変
14・5・1 遺伝子導入生物
14・5・2 遺伝子の破壊
14・6 遺伝子組換え実験の安全性
演習問題の解説,解答例
参考書
索引 (pdfファイル)
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田村 隆明
たむら たかあき
1952年 秋田県に生まれる。北里大学衛生学部卒業、香川大学大学院農学研究科修士課程修了。慶應義塾大学助手、岡崎国立共同研究機構基礎生物学研究所助手、埼玉医科大学助教授、千葉大学教授などを歴任。主な著書・訳書に『わかる!身につく!生物・生化学・分子生物学(改訂2版)』(南山堂)、『遺伝子発現制御機構』(共編、東京化学同人)、『基礎から学ぶ遺伝子工学(第2版)』(羊土社)、Zlatanova&van Holde共著『分子生物学』(監訳、東京化学同人)などがある。
(情報は初版刊行時のものです)
コア講義 分子生物学
コア講義 生物学 (改訂版)
コア講義 生化学
しくみからわかる 生命工学
医療・看護系のための 生物学(改訂版)
基礎分子遺伝学・ ゲノム科学
分子遺伝学入門
分子遺伝学
ゲノムサイエンスのための 遺伝子科学入門
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