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『カロテノイド(増補版)[POD版]』 カバー
 
内容見本タイトル
『カロテノイド(増補版)[POD版]』 内容見本
(増補版分より抜粋)


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カロテノイド(増補版)[POD版]
−その多様性と生理活性−
Carotenoids −Biological Functions and Diversity−

在庫マーク 元 東京農業大学教授 理博 高市真一 編集/
 初版執筆 :三室 守・高市真一・富田純史 
 増補版執筆:高市真一

A5判/406頁/定価6930円(本体6300円+税10%)/増補版 2026年10月15日発行
ISBN 978-4-7853-0653-3 C3043
(初版ISBN 978-4-7853-5840-2,旧ISBN 4-7853-5840-8)

 自然界を彩る色素の中で、カロテノイドが占める割合は多く、多種多様である。植物の光合成や動物の視覚に必要不可欠であるほか、抗酸化、抗腫瘍、免疫の賦活化など、さまざまな機能が注目されており、現在まで、天然から850 種以上のカロテノイドが見つかっている。
 本書は、動物、植物、微生物等におけるカロテノイドのさまざまな機能と生理活性を中心に、生合成経路とその遺伝子・酵素、存在状態、基礎的な反応機構、天然での分布、分離・分析方法まで、カロテノイド全般をわかりやすく紹介する入門書である。
 本書に出てくるカロテノイドにはすべて統一番号を記し、巻末にその名称と構造式を一覧にすることで読者が使いやすいように配慮した。また、半体系的命名法やおもなカロテノイドの吸収スペクトル、参考書籍など、付録も充実させた。
 増補版では、初版刊行以降の研究の進展などを約100 ページにまとめて巻末に掲載して増補し、目次や各種の索引なども全面的に作りかえた。

オンデマンド出版書籍(POD版;オンデマンド版)は出版物をデジタルデータ化して,1冊から印刷・製本・販売を行う書籍です.


サポート情報

カロテノイドについての最新情報 (2026/9/15現在 未掲載)
増補版におけるカラー図版一覧 (作成中)

増補版まえがき  初版まえがき   (以上 pdfファイル) 
本書を読むにあたって(増補版による追加・修正)  (pdfファイル) 

初版正誤表(pdfファイル)
初版(2006年3月日発行)の紹介ページ

目次 (章タイトル)  → 詳細目次

1.カロテノイド
2.植物における機能と生理活性
3.動物における機能と生理活性
4.生合成経路とその遺伝子
5.分離・分析方法

詳細目次  →『カロテノイド(増補版)[POD版]』 目次

【口絵】
 I 動植物に分布するカロテノイドの例
 II クラスタシアニンの構造、吸収スペクトル、存在状態
 III カロテノイド生産大腸菌
 IV シリカゲルTLCによるカロテノイドの分離例
 V カロテノイドの色と吸収スペクトル
 VI 光合成アンテナ複合体、反応中心複合体の結晶構造とそれらに含まれるカロテノイド

増補版まえがき(pdfファイル)
初版まえがき(pdfファイル)
本書を読むにあたって(増補版による追加・修正)(pdfファイル)
目次(増補分を組込み)(pdfファイル)
初版正誤表(pdfファイル)
  増補版における初版図表からの改変一覧

【初版分】

1.カロテノイド
 1-1 研究の歴史
 1-2 日本における研究の歴史
 1-3 研究の現状
 1-4 カロテノイドの種類
 1-5 生物界における分布
  1-5-1 陸上植物
  1-5-2 藻 類
  1-5-3 脊椎動物
  1-5-4 無脊椎動物
  1-5-5 細 菌
  1-5-6 菌 類
 第1章の参考文献

2.植物における機能と生理活性
 2-1 光合成系における生理機能
  2-1-1 光合成系の概要
  2-1-2 アンテナ色素タンパク質複合体の形成と結晶構造
  2-1-3 カロテノイドの吸収スペクトル(励起過程)
  2-1-4 励起緩和過程
  2-1-5 エネルギー移動過程
  2-1-6 カロテノイドからの励起エネルギー移動過程の理論的考察
  2-1-7 光化学反応中心複合体における機能
 2-2 保護作用
  2-2-1 活性酸素種
  2-2-2 一重項酸素の発生機構とカロテノイドによる消去
  2-2-3 キサントフィルサイクル
  2-2-4 フリーラジカル消去
 2-3 二次代謝
  2-3-1 特異なカロテノイドの生合成と蓄積
  2-3-2 カロテノイド結合タンパク質
 2-4 植物ホルモン代謝との連関
 2-5 まとめ
 第2章の参考文献

3.動物における機能と生理活性
 3-1 生理作用
  3-1-1 進化的意義
  3-1-2 プロビタミンA作用
  3-1-3 視物質
  3-1-4 抗酸化、ラジカル消去
  3-1-5 生体防御(免疫)
  3-1-6 生 殖
  3-1-7 疾 病
 3-2 吸収と代謝
  3-2-1 吸 収
  3-2-2 体内移動
  3-2-3 代謝反応
  3-2-4 β-カロテン・ジオキシゲナーゼ
  3-2-5 脊椎動物
  3-2-6 無脊椎動物
  3-2-7 クラスタシアニンの構造
 第3章の参考文献

4.生合成経路とその遺伝子
 4-1 生合成の初期段階
  4-1-1 イソプレン生合成:メバロン酸経路と非メバロン酸経路
  4-1-2 フィトエンの生合成
  4-1-3 フィトエンの不飽和化
  4-1-4 リコペン・シクラーゼの共通性と多様性
 4-2 原核光合成生物の生合成経路とその遺伝子
  4-2-1 紅色細菌のスピリロキサンチン経路
  4-2-2 紅色細菌のオケノン経路
  4-2-3 緑色硫黄細菌のイソレニエラテン経路
  4-2-4 緑色糸状細菌のγ-カロテン経路、β-カロテン経路
  4-2-5 ヘリオバクテリアのジアポカロテン経路
  4-2-6 好気性光合成細菌
  4-2-7 シアノバクテリア
 4-3 真正細菌の生合成経路とその遺伝子
  4-3-1 パントエアのゼアキサンチン・グルコシド生合成と遺伝子
  4-3-2 アスタキサンチンとイソレニエラテンなどの生合成と遺伝子
  4-3-3 他の細菌の生合成経路
 4-4 藻類の生合成経路とその遺伝子
 4-5 陸上植物の生合成経路とその遺伝子
 4-6 菌類における生合成
 4-7 動物における代謝経路
 4-8 代謝工学
  4-8-1 代謝工学的手法による生合成酵素の性質の研究
  4-8-2 新規カロテノイドの生産、カロテノイドの大量生産
  4-8-3 商業利用
 4-9 まとめ
 第4章の参考文献

5.分離・分析方法
 5-1 抽出・精製方法
  5-1-1 抽出方法
  5-1-2 精製方法
 5-2 同定方法
 5-3 クロマトグラフィーによる分離方法
  5-3-1 吸着剤
  5-3-2 カラムクロマトグラフィー
  5-3-3 薄層クロマトグラフィー
  5-3-4 高速液体クロマトグラフィー
 5-4 吸収スペクトル、分子吸光係数
 5-5 極性基の化学的な検出方法
 5-6 質量分析
 5-7 核磁気共鳴
 5-8 円偏光二色性
 5-9 赤外吸収
 5-10 分析例
  5-10-1 全トランスβ-カロテンの精製
  5-10-2 カロテンの分離同定
  5-10-3 紅色光合成細菌
  5-10-4 緑色植物の葉
  5-10-5 ヒト血液
  5-10-6 動物の臓器・組織
 第5章の参考文献

付録A:IUPAC-IUBによる半体系的命名法(補足を含む)
付録B:おもなカロテノイドの吸収スペクトル
付録C:参考書籍、雑誌の総説集
  増補版での追加
付録D:WWWサイトの紹介

カロテノイドの名称と構造式
  増補版での追加

【増補版】

 増1-1 カロテノイド
  増1-1-1 研究の歴史、現状
  増1-1-2 生物界における分布
  増1-1-3 立体構造と異性体
  増1-1-4 存在状態
  増1-1-5 生合成の経済学
  増1-1-6 慣用名と半体系的命名、生合成酵素や遺伝子の名称と略称
  第1章(増補版)の参考文献

 増2-1 植物における機能と生理活性
  増2-1-1 光合成系における色素タンパク質複合体
  増2-1-2 励起緩和過程における新しい励起状態の提唱
  増2-1-3 キサントフィルサイクル
  増2-1-4 カロテノイド結合タンパク質
  増2-1-5 植物ホルモン
  増2-1-6 微生物型ロドプシンと集光アンテナ
  第2章(増補版)の参考文献

 増3-1 動物における機能と生理活性
  増3-1-1 生理作用
  増3-1-2 カロテノイド代謝
  増3-1-3 カロテノイド結合タンパク質
  第3章(増補版)の参考文献

 増4-1 生合成経路とその遺伝子
  増4-1-1 イソプレン生合成
  増4-1-2 フィトエンの不飽和化
  増4-1-3 リコペン・シクラーゼ
  増4-1-4 光合成細菌
  増4-1-5 シアノバクテリア
  増4-1-6 藻 類
  増4-1-7 C30-、C50-カロテノイド合成
  増4-1-8 菌 類
  増4-1-9 生合成の制御
  増4-1-10 遺伝子から代謝経路や生産物の推定
  第4章(増補版)の参考文献

 増5-1 分離・分析方法
  増5-1-1 抽出・精製方法
  増5-1-2 同定方法と注意点
  増5-1-3 大腸菌によるカロテノイドの合成遺伝子の研究
  増5-1-4 共鳴ラマン分光
  増5-1-5 色素タンパク質の三次元構造解析
  増5-1-6 量子化学計算
  第5章(増補版)の参考文献

カロテノイド名索引
カロテノイド生合成酵素名(遺伝子名)索引
生物名索引(学名付)
事項索引
  ※各索引は初版分に増補版分を組込んでいる。
執筆者紹介(pdfファイル)

著作者紹介

高市 真一
たかいち しんいち 
1951年 神奈川県に生まれる。東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。日本医科大学准教授、東京農業大学生命科学部教授などを歴任。理学博士。主な著書に『カロテノイドの科学』(監修、シーエムシー出版)、『光合成事典(Web 版)』(分担執筆、日本光合成学会)、“Pigments from Microalgae Handbook”(分担執筆、Springer)、“Anoxygenic Phototrophic Bacteria”(共同編集・執筆、Academic Press)、“Natural Products”(分担執筆、Springer)、“The Purple Photosynthetic Bacteria”( 分担執筆、Springer)などがある。

三室 守
みむろ まもる 
1949年 福岡県に生まれる。東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。基礎生物学研究所助手・助教授、山口大学理学部教授、京都大学大学院地球環境学堂教授、同 人間・環境学研究科教授などを歴任。理学博士。2011年逝去。主な著書に『光がもたらす生命と地球の共進化』(共編、中部経済新聞社)、『電子と生命』(共編、共立出版)、雑誌『Newton』(監修、ニュートンプレス)、“Photobiology in Asia,34th Meeting of the American Society for Photobiology”(共編)、“Recent Progress of Bio/Chemiluminescence and Fluorescence Analysis in Photosynthesis”(共編、Transworld Research Network)などがある。

富田 純史
とみた よしふみ 
1948年 福岡県に生まれる。九州大学大学院農学研究科博士課程修了。久留米大学大学院助教授、宮崎大学大学院助教授、鹿児島大学連合大学院助教授、南フロリダ大学客員教授、九州共立大学大学院教授などを歴任。医学博士・農学博士。主な著書・訳書に『新医科学体系第5巻 癌』(分担執筆、中山書店)、『栄養のヒト免疫能に及ぼす影響』(監修・完訳、日本国際生命科学協会)、『医療従事者のための【完全版】機能性食品(サプリメント)ガイド』(分担執筆、講談社)などがある。

(情報は初版刊行時のものから一部修正しております)


この著作者の本
『光合成細菌』
光合成細菌


『クロロフィル』
クロロフィル


『藻類の多様性と系統』
藻類の多様性と系統

(三室:分担執筆)

関連書籍
『ビタミンの生物学』
ビタミンの生物学

(品切れ中)


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